表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
落下から始まる異世界浪漫  作者: KeyBow
第2章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

31/106

ダンジョン攻略開始

 ダンジョンへの道中、当夜達は馬車の中で寝ていた。これからダンジョンに入る為体力を温存する為だ。それと当夜はルナにチャージをしている。


 昼前にダンジョン近くに着き、馬車と別れた。


 ダンジョンが有るのはちょっとした丘の麓の、山肌が露になっている所の一角だ。


 人工のトンネルの入り口に見える作りで、穴がぽっかり開いていて、石で入り口に額縁が作られている感じで、それが自然の洞窟ではない事を物語っている。


当夜「さあってとそれではお嬢様方いざ参りましょうか!」


 入り口で円陣を組み、中央に手をかざした当夜の手に、皆が手を重ねて無事に帰ろうと気合いを入れてダンジョンに入っていく。


 1階はいかにもダンジョンというような洞窟で、先日は階段を見付けるまでは洞窟と思い込んでいた。

 入り口をよく見ると、ギルドで教えられた転移石が見つかった。草で隠れていたので分からなかった。それとその横にボードが貼ってある。ここに現在どの階層まで攻略されたか記載される。これがあるのが未攻略のダンジョンという。しかし1階より先はまだ誰も行っていなかったのが分かった。


 途中ゴブリンが数匹出る以外特に何もなく、階段に辿り着く。前回はここまでだった。

 階段を降りると転移石があったので各自手をかざし、登録を行う。

 ダンジョンの場合新しい階層に辿り着くと普通は転移石に触れる。そうするとその階層の到達者としてダンジョンに登録される。転移石に魔力を込めると各階から入り口に転移する。試しに当夜達が行うと入り口に転移した。そして入り口のボードを見ると2階と表示されており、機能している事が判明した。


 転移石は触った事の有る階層の転移石の前に転移ができる。触り忘れると、その階層には転移が出来きないのだ。


 当夜は転移石で2階に戻って行く。


 このフロアも洞窟だ。

 出てくるのは、ゴブリンで、数匹単位で作るグループが散発的に来る位だ。


 アモネス達が狩り、当夜はドロップの回収係りをしている。


 ルナはそんな当夜の護衛だ。


 暫くこの構成で対応していく事にしている。

 下の階に向かう程出没する魔物は強力になる筈で、切り札の当夜とルナを温存しているのだ。


 3階からはオークが混ざってきた。しかし、特に異常もなく危なげなく先に進む。


 4階からはゴブリンが消えた。オークのみとなったのだ。

 相変わらずの洞窟で、分岐すらない。


 古いダンジョンだと2階から既に迷路になっているという。


 5階からは、オークが単独から、数匹のグループ単位で現れるようになった。


 しかし、レグナス達の敵ではない。


 階段がそろそろ有るのではないかと思う所まで来たが、行き止まりに扉があった。つまり部屋が有るのだ。

 当夜は昼を食べていない事を思い出し、恐らくボス部屋だろうからこの部屋をクリアしたら昼食を!となり、5人は扉を開け入っていく。入る順番は当夜、アモネス、、レグナス、シャクラ、ルナの順番だ。


 もし分断されたりすると対処が困るから、最大の近接戦力であるルナを最後にしている。


 一応身構えたが全員が入るまで扉は閉まらなかった。所謂ボス部屋だ。丸い円形の広場で、高さは10m位。直径30m位のドームだ。

 今まで狭い所にいた為に急に広い空間に出たので、皆少し戸惑っていた。


 暫くすると薄暗かった空間が急激に明るくなり、中央が光出す。光が収まるとそこには棍棒を持った身の丈3,5m位のコアラが巨大化したような獣型がいる。但し面構えは凶暴そうだ。


 いきなりシャクラ目掛けて突進してきた。一番弱いと思う所を突いて来たのだろう。

 当夜は感心していた。強い奴に襲いかからず、弱いのを先に片付ける算段をしてきたのだ。勿論そんな事はさせない。当夜は魔物の右足を狙いファイヤーボールを強めに出す。直径1m位だ。ついでにアイスアローをしこたま生成して待機だ。

 ファイヤーボールは避けられたが、周辺にアイスアローをを撃ちまくった。避けた方向にも飛ばしたから当たったのだ。シャクラとアモネスも魔法で対処するがダメージが通らない。


 当夜が放ったアイスアローをまともに喰らい、転げてあさっての方向に逸れていく。

 それを見逃す筈のないルナとレグナスがそれぞれ腕を切り落とす。これでもうまともに戦え無いだろうと当夜は判断し、魔力を込めたウインドカッターを5刃発動しそれを一斉に繰り出し、バラバラに切り裂き倒した。倒すと煙になり、ドロップを残して消えていった。


 ドロップ品は大きさから小柄な女性用の軽量な薄い緑色のマントと魔石だ。サイズ的にシャクラに合いそうだ。

 今の市販品より格段に防御力が上がるはずだ。多分何か付加効果があるようだが、耐火と、防寒効果が高いのはなんとなく分かったし、矢も防ぐ事が可能なはずだ。

 当夜はシャクラに装備を変更させた所、シャクラは言う


シャクラ「あれ?これ…肌触り良いよ。それに私にぴったりだね。どう見ても私用に作られたとしか思えないのだけど、ねえ当夜、確認してくれないかしら?」


 当夜はシャクラのマントの着用状態を確認した。


当夜「驚いたな。ピッタリのサイズだから動きやすそうだぞ。良かったな!」


 当夜はシャクラの頭を撫でている


シャクラ「うん、確認してくれてありがとう」


 当夜は少し思案した。次のボス部屋を確認しないといけないが、このダンジョンは大当たりじゃないかと感じ始めていた。一番戦力の弱い者をカバーする装備が出たとしか思えないからだ。シャクラは市販のマントのサイズが合わず、無理に着ていた。激しく動くと踏んでしまいそうでダンジョンに入る直前まで着れなかった位だ。


 取り敢えずお腹も減ったので昼食を出して食べる事にした。ボス攻略後はセーフゾーンになる為に、安心して食事をあーんされていた。


 当夜は抗議したが敢えなく却下され、今はなすがままだ。

 今回はシャクラが当夜の後ろに座り、抱きついている形だ。

 ドール2を解除していると、当夜は自力では着座を維持できないからだ。


 当夜は恥ずかしいからと抗議するが、三人にうるうるされて、


レグナス「味を感じないなんて、そんな悲しい状態の当夜を見てられないの。私達が耐えられないの。私達のささやかな我が儘を叶えて下さりませんか?」


 仕方なく折れたが、本当に恥ずかしかった。嫌な思いは既に無いのだが、彼女達の無償の愛に涙が出てしまう。


 体が復活しても、恐らく彼女達と体の関係には、今はなれないと感じた。


 きちんとプロポーズしてから結婚してと、結婚してから初夜と段取りをしてあげようと決めていたのだ。ルナに対しても同じだ。


 昔と違い女性を、この子達を本気で愛しているから遊びで、性欲の捌け口にする為では抱けないと、遊び人にあるまじき考えに当夜は支配されていた。


 食事を終わり、次に向かう事になり、ボス部屋を出るのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ