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ギルドメーカー  作者: ポテチ塩マシマシ
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あったこと。

始まりの時は今でも憶えている。


友人に誘われ、ヴァーチャルリアリティゲームを購入して、キャラクターメイキングを終えた後、意識が暗転し、気が付くとこのギルドの部屋に立っていた。


文字にすれば呆気ないが現実に起こるとそれはもう混乱の極致であった。

すわ、誘拐か拉致かと慌てたものだがどんどん時間が経つにつれて冷静になり、改めて自分の状況を思考する。


至った結論はここはゲームの世界、ログアウト?何それ美味しいの?である。


時代は進んでも人の進化は微々たるもので、2000代初期の頃に一部で流行った異世界トリップ物の出来の悪い小説みたいな現状に暫し頭を痛めた。

が、悩んでいても仕方が無い。

要は気の持ちようであると自分に言い聞かせるのである。


話はかなり端折るが彼はこの世界に急に出来上がったギルドという建物のオーナーである。

普通なら急に出来上がった建物に不信感を募らせるはずであるがこの世界に住む住人は誰一人として疑問に思うことなくまるで昔からこの建物があったかのように振る舞う姿に男は更に混乱する事となるのである。




因みにそんな出来事から数年経った現在、彼は【冒険者ギルド 相談窓口】で相棒である銀髪の少女と日々を過ごしているのである。

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