休日が…
「奏太、起きなさい!」
何だかうるさい。今日は学校がないから、最悪一日中寝ていても誰にも文句は言われないはずだが…。と思って目を開けると、俺の顔の前には、瑛子の顔があった。
「え、瑛子⁈何でいるんだよ⁈」
毎度ながら、何で俺の部屋には朝に俺以外が居るんだと思う。
「あなたが起きるのが遅いからです!」
朝っぱらからとてもうるさい。俺にとってはとても迷惑だ。
「今日は良いだろ?学校休みなんだし」
俺は寝起きの頭をフル回転させて、起きる理由をなくそうとした。
「生徒会の仕事をやるので、学校に行きます」
瑛子は冷静に答えた。俺が頑張って考えた答えを意図も簡単に打ち破って…。てか、何で生徒会役員でもない俺が休日にも学校で手伝わなければならないんだよ。
「俺は生徒会役員じゃないんだぞ⁈」
俺は言ってやった。約束だと言われても、今日は対抗してやる。何としても俺は起きたくなかったのだ。
「あなたは生徒会副会長です。知らなかったの?」
「はぁ⁈何だよそれ⁈」
やばい、つい言ってしまった。心の中だけで留めようと思っていたのに…。また口がスベったのだ。
「言ってなかったかしら?」
いや、初耳なんだか…。何でまた俺が選ばれないといけないんだよ。他にもいい人はいるだろうに。それに副会長はどうしたんだよ…。
「俺は今、初めて聞いたんが…。それに前副会長はどうした?」
俺はベットから起きて言った。
「そう、それはごめんなさい。あなたの前の副会長は全然役に立たなくて。だがら、あなたが副会長になったのよ。だから早く起きなさい」
何故だ⁈何で俺をそんなに面倒くさい事をさせようとするのだ?そこまでして俺をイジメたいのか?
「イヤだ!俺は寝る。そもそも、本人の許可なしでそんな事できるかよ!」
俺は瑛子に言ってやった。今日は久しぶりの休日なんだぞ?これを逃したらいつまた巡って来るかわからないのだ。
「ああそう、そういう事を言うのね…」
俺は瑛子を恐る恐る見た。顔はとても怖く、腕組みをしていた。相当怒っている。やばい、何か弁解しなければ俺がこのまま殺される…。
「いやー、忘れてたなー。今日は生徒会の仕事があったかー」
俺は瑛子が怖過ぎて、棒読みになってしまった。もとより、本心でないので実際に言ってもこんな感じにはなってるだろうと思った。
「そうよね。忘れるわけないもんね…」
瑛子は怒りの笑みを浮かべながら言った。これはガチでやばいかもしれない。
「さーて、準備でもしよーっと」
こう言ってこれは学校に行く準備をした。もちろん行きたくなかったが、瑛子に殺されてしまっては意味がない。だから俺は頑張って学校に行く事にした。




