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反転世界  作者:
34/66

朝の教室

今日は四人で登校した。俺と瑛子と愛姫と任原さんだ。任原さんはいつもメイドの仕事で遅れるが、今日は少し早く終わったらしい。

「愛姫、今日もノルマはクリアしてもらうわよ」

瑛子が言った。

「え〜、ノルマが軽ければ良いのにな〜」

愛姫は軽く愚痴を言った。だが、お前が不登校だったのが全般的に悪い。しかも理由が、学校は面白くないからとか…。絶対ダメだろ…。

「今のでも十分軽いわよ。これ以上軽くしたら、あなたが休んでた分が終わらないわ」

「む〜、わかったよ〜」

愛姫は渋々承諾した。どちらかと言えば、それ以外の道は残っていない。

「頑張ってな」

俺は他人事のように言ってみた。

「あなたも手伝うのよ」

「そーくんもやるんだよ」

瑛子と愛姫の二人に言われた。何で俺は二人に言われなきゃいけないんだよ…。瑛子ならまだしも、愛姫にまで…。

「全員で力を合わせて頑張りましょう」

任原さんが正論を言った。ごもっともだ。一人はみんなのために、みんなは一人のために。まさにその通りだった。俺たちは車から降りて、教室に向かった。


「みんなおはよ〜」

愛姫が教室に入ると同時に言った。すると伶華ちゃんがすぐに返事をした。

「おはようございます。今日は四人で登校ですね」

「おはようございます」

倉田さんは挨拶はしたが、本を読んだままだった。

「みなさん、おはようございます」

今度は瑛子がクラスのみんなに言った。瑛子は生徒会長もしているが、クラス委員長もやっている。みんなからの信頼が厚いのだろう。あちこちから挨拶が聞こえてきた。

「愛姫〜、おっはよー」

チビが愛姫に挨拶をした。愛姫はチビの頭を軽くポンポンと叩いて言った。

「ヒナ、おはよ〜」

少し何処かに居そうな姉妹に俺は見えた。顔は全然似てないが、一つ一つの行動が、とても似ている。チビと伶華ちゃん以上に、チビと愛姫の方が行動は似ていた。

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