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反転世界  作者:
32/66

失敗した無視

夕食を食べ終わり、俺は部屋で宿題をやっていた。数学の宿題だった。そういえば、今日初めて会った鶫ちゃんには驚かされた。あれは未来予知と言えばいいのだろうか…?とにかく、俺はとても凄い奴に会ってしまったということはわかる。それに、何故俺が生徒会の仕事を手伝わなければならないのかを考えた。もちろん宿題なんか全然終わってない。と言うより、一問しかやっていなかった。別に難しい問題ではないのだが、相変わらずと言っていいほど、疲れるほどのことがある。

「そーくん、宿題教えて」

愛姫か…。あいにく俺は今忙しんだ。だから、無視しておいた。

「そーくん、寝ちゃったの〜?」

その質問に答えれたら起きてることになるじゃないか。俺は静かに宿題をやり始めた。数分後…。

「そーくん、宿題〜」

しつこい奴だ。こっちはまだやってるし、いろいろと考えないといけないから忙しいと言うのに…。


それから数十分がたった。俺は宿題を全部やり終わって、ベットに横になっていた。そういえば、愛姫があれから静かだな…。一応確認で外を見ておくか。そう思ってドアを開けるとそこには愛姫が寝ていた。

「おい、愛姫!」

俺はつい慌てて、言った。

「ん〜、そーくん………」

愛姫は起きているのか寝ているかわからないくらいの返事をした。仕方ない、愛姫を部屋に運ぶか…。こうなったのは俺が無視していたせいでもあるからな…。俺は愛姫を愛姫の部屋に運んで、ベットに寝かせた。起きそうだったが、なるべく優しく運んだつもりだった。

「んっん〜」

やばい、起こしてしまった。

「ん?そーくん?」

起きちゃったか…。

「ごめんな、起こしちゃったか」

「い、いや。それより何でうちの部屋に入ってるの⁈」

「それはお前が俺の部屋の前で寝てたから…」

流石に寝起きだ。頭がボーッとしているらしい。頭が右に揺れたり、左に揺れたり。

「大丈夫か?」

「うん、大丈夫…。おや…す…み…」

そう言って、愛姫はパタンと倒れた。もちろんベットの上でだ。俺は仕方なく布団をかけて愛姫の部屋から出て行った。

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