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быть в связи

 毎日が退屈で何か面白いことはないかとは真実思っていたが、こんな日が訪れるとはわたしこと、湯川愛や、従姉の優衣を含めても誰も思っていなかったし希望もしていなかったし、最終的な結果もある意味最悪だと言えた。

 話を始めるにしてもほかの人たちの話を含め長くなるが、関係ないし退屈な話から始めることになるが、華族、と言う言葉を聞いたことがあると言う人間は少ないと思うからそこから始めます。

 華族は普通の家族ではなく、難しい華に家族の族で、華族と書きます。

時代をさかのぼること150年以上前、江戸時代が終わる上で日本人の各個体の情報、言わば戸籍を再製作することとなり誕生した仕組みで間接的身分制度と言えました。

 元農民や商人の平民、元武士の士族、加えて元貴族の華族などと分類され、新体制下で政治や軍事など、公共機関での一部の身分の就職や身分が憂慮され、間接的なと言うよりも生まれは非常に人の一生を左右すると言えました。

 第二次大戦後身分制度に相当するとして廃止になりながらも大戦前後を含め、あってないような物とも言えるが、この信用や肩書きは魅力とも考える人間が多いのだ。

 何が言いたいかと言えば、わたしは元華族の血を引いているのだ。

 総資産50億円以上を誇る湯川グループ会長湯川総一郎で、次期会長候補にしてフランス支社長にして息子純一の娘、言わば会長の孫娘がわたしだ。

 母親は荒巻玲と言う現在はEU圏を主に現役で活動している女優だ。

 年齢はと言えば35にもなるが総一郎に溺愛され、スイスにも留学経歴を持ち、現在はグループを離れ一人暮らしをして援助もなしに自立しているが、少し大きい会社、正確にはアサルトトレーディングと言う外資系産業を経営している。

 大学時代ミスキャンパスにも輝き、現在でも少々年齢不相応な若々しい美貌も持ち、結婚もしておらず興味もなしと言う、男の気配はないが、誰が見ても聞いても嫉妬するような順風満帆な人生を歩んでいる。

 一般の人間から言えば女として金も美貌もそろえ、不平不満もないように思えるが、逆に言えばなんでもそろうような人生に退屈していた。

 後で聞く話だが、幸福と年収は比例せず、どこへ消えようともこれまで気づき上げた地位と、身に着けた才覚は消そうとしても消えず、証明するように会社も大きくなり始めていた。

 特に楽しみと言えることもなく、人付き合いも人相応で適当に人に合わしながら生活し、生まれ持ったものかこれも順風満帆で、何にしても本当に楽しいと言えることもなく、退屈な人生を送っていた。

 楽しみはと言うと、これから話すことに関係するが、長い自己紹介にもなるが、あまりいい話でもなく精神的な問題にもなるが、一時的な性的快楽を楽しむことだ。

「―――――」

 場所はラブホテルで、言わば一時的に性的行為を中心に入り込む場所とも言え、わたしは適当な場所で適当に見つけた顔と身体だけはいい男と行為を終えた後シャワーを浴び、満足してベッドで眠っている男を遠くから見ていたが、服を着て帰路につくことにした。

 後ろめたいなどの意志がないと言えばうそになるが、避妊もしているしさせたし男でなくても性欲はあるものだし、現実に戻ると決して変わり栄えしない退屈な日常を一時的にとは言え考えることを忘れられる無の時間への侵入手段として活用していた。

 大きな声では言えないが自慰行為では物足りず、できるうちにやれるだけやっておきたいし、少し強い方な上に、最初と言い同性との経験も全然ないわけでもなく、時期も早いうちに人並み以上の経験は十二分にしていた。

 話している話は交代式で話しているが、先の話にも眼を通しているが、山中一輝の話した殺人ほどではないが、ほかの人がしないようなことをしていると言う優越感もあったと言えます。

「―――――?」

 たいしてよくもなく外れを引き満足もできなかったと思いながら夜風に吹かれて人気の無い道を歩いていると不意に電話が鳴った。

 間違いなくメールではなく電話で、時間は夜の10時近く、鳴るにしてもある意味失礼だと思うも、何にしても携帯電話を取り出した。

『湯川優衣』

「もしもし、お姉さま?」

 湯川優衣、わたしの従姉でグループで働いている女性です。

幼い時からの癖か誰かが見れば何の冗談だと言うような物言いだが、わたしは電話に出ると電話相手の優衣に対して確かにお姉さまと呼んで答えた。

『愛? お前どこにいる? 聖歌が連絡が取れないと言ってきたぞ?』

「ああ、少し飲んで帰ったんです。」

 事実を知っている人間ならばすぐに異論を唱えるようなうそを電話越しの優衣に言った。

 仕事柄持たないと行けないが電話が嫌いで、電話の設定はサイレントマナーモードに設定していることが多く、優衣は設定上着信音が鳴っているために出ることができたと言う状態でした。

『それならいいが、早く聖歌に連絡しろ、何年か前の書類が足りないとか言ってたぞ? それとたまには家に帰って来てくれ、おじい、祖父の面倒を見て欲しいんだ。』

「解りました。だけどプロジェクトカグヤも順調なんでしょう? 荒木さんとも仲良くしてくださいよ? 大事なスポンサーなんですから。」

『―――』

 電話を調べれば嫌になるほどの着信とメールが来ているなと思いながら電話をしていると電話越しの優衣がため息を吐き出した。

「?」

『―――いや、お前が一番成功したと思ってな。』

 嫌と言う訳ではないが、話すとなるといつもこの話だ。

『末っ子で一番甘やかされて育ったお前が、独立して1人暮らし、会社まで経営するとは。』

 成功の裏には地位も関係し、失敗する可能性も低く、成功はある程度約束されて、前に勢い良く出たもの先手勝ちしただけだと思っている

 祖父こと総一郎の子供は純一を含め計4人で残り3人は全員女性、優衣は4女の娘に相当し、残り2人も1人ずつ娘を産んでいるが、現在は海外生活主導であまり会わないが、意外にもわたしは孫全員の中で一番年下なのである。

 祖父が後継は個人の意思を尊重し、ほかの人間に任せることも考えているなど、家系の存続に一切こだわらない主義で結婚を強制されることもなく、純一は一番最後にだが結婚し、末っ子とも言えるわたしが生まれた。

 家計的なものか一緒に生活していたも同然で、本当の姉妹の様に育ち、優衣が一番年上で、本当の姉のように育ち、祖父や父、姉たちに全員で甘えられて育ったわたしを心配するのは無理もない話も言えるが、わたしも子供ではないのだ。

「そうですね? フフ?」

 祖父の秘書と言えば家族企業と言う体制で言い立ち位置にいる優衣だが、悪く言うと老人の世話係であり、不平不満が出るのも無理もないと言えるが、こちらも少し遊んでいたが、忙しく変わることはできず、軽く笑って返した。

『じゃあ、何にしても、頼むぞ?』

 時間にして1分弱、会って話せば済むこの程度の会話が何時でもどこでもできて迷惑だとも言えない中で、優衣は電話を切った。

 実際ならば立場が逆で違うのではないかと言うような状況だが、何にしてもわたしこと愛は独立し、優衣はグループ内で仕事に追われていた。

「―――?」

 ある意味成功した人生を歩んでいる一時で、誰かが見れば問題も何もないと思われる一日が終わろうとしている中で、バッグに携帯を戻すと、少し先に、何か奇妙なものが地面に見えた。

「あの? 大丈夫ですか?」

 よく見ると人か何かが座っているようにも見え、先に人の足のようなものも見え、酔ったか事故か、何にしても声をかけるが返事がなく、奇妙な音も聞こえた。

「あの――――――?!」

 湿った奇妙な音が聞こえ、酔った影響で履いているのかと思ったが、足のほうを見ると、地面に血のようなものが広がっており、眼の前の人影のようなものが声に反応したのか振り返った。

「………」

 確かに退屈で、面白いことはないかと思っていたが、だれに話しても唐突で信じられない話の展開だが、振り返ったのは怪物だった。

 恐竜と言う表現が一番似ているが、眼だと思われる部位が赤く光り、瞳は間違いなくこちらの瞳と焦点が合い、機嫌が悪そうな唸り声をあげていた。

「―――――」

 見たなと怒っているのか、次の獲物かとよろこんだか、どちらにしてもこちらの都合の悪いことを考え、都合の悪いことをしようとしていることは必然で、振り返ると反射的に後ろに数歩ほど下がっていたこちらの案の定と言うように近づいてきた。

「―――――」

 よほど度胸でもすわってない限りこの事態に対して平常心など取れることなどなく、恐怖感で思わず腰を抜かしてしまった。

 見上げると身長は2mほど引き締まった身体を持ち、体色は黒く、反比例するように眼が照明のように明るく光り、その独特な眼でこちらを見つめていた。

 身長172Cmと、女性として少々背の高い部類に入るが、怪物との背比べなど意味もないものだと言えた。

「―――」

 言葉も出ず、悲鳴も出ず、たとえ来るなと叫んでも近づいてきそうで、大きい口には鋭い犬歯が大量に並び、口の周りは血まみれで、間違いなく見えた足の主と思われる人間を食い殺している証拠だった。

「危ない!」

「―――?!」

 頭がなくなった。

 突然後ろからだと思われる女性だと思われる勢いのいい声が聞こえたかと思うと、白い光の塊が頭上を高速で飛んで行き怪物の頭部に命中して破壊したのだ。

「………」

 にわとりの首の切り方が悪いと少しの間首がなくても血を吹きだし続けながら歩き続けると言う話があるが、怪物は首がなくなった部分から出血はなかったが、少しの間身体は何が起きたかわからないと言うように軽く動いたが、すぐに勢い良く眼の前で倒れた。

「―――」

 勢い良く倒れ、何事かもよくわからず、思わすと言うように後ろを振り返ってしまうと、少し遠くに女性らしい人影が見え、見ていると苦しいそうな声をあげて胸を押さえ地面に膝をついて倒れた。

「―――大丈夫?」

「ぁ? ぁあ、はい………?」

 何が起きているのか、あなたが何者か、あれは何かと、聞きたいことはたくさんあるが、女性はこちらに対してか質問し、質問に対して答えを返すことにした。

 女性は推定し二十代前後半ほどの女性だった。

「―――」

「あの、何、が―――――?」

 女性に対し、何が起きているのかと聞こうとする中で、女性の背後に音もなく何かが姿を表した。

「―――」

 女性の背後に現れたのはあの怪物だった。

 正確には目の前に倒れた怪物によく似ているが、よく見ると違う怪物で、身長も3mほどもありそうで、手だと思われる場所からだれの眼から見ても鋭利で堅く、銀色に輝く刃のような3本の爪が見られ、女性を背後から勢いよく突き刺そうとしているのか構えていた。

「危ない!?」

「―――っぅ?!」

 叫び警告する間もなく女性は怪物の爪に勢い良く突き刺されてしまった。

 3本の鋭利な爪が背中を貫通し、胸を通り抜け、爪は間違いなく地面に届きかけていた。

「―――」

 逃げた。

 見ていてどうしようもないと言う光景で、怪物は爪を引き抜くと女性は地面に大きな音を立てて力なく地面に倒れ、次はこちらかと思っていたが、怪物はまるで少し遺恨があるが、ここは引くと言うかのように逃げると言うべきか、去って行った。


 気が動転していたかもしれないし、どれくらい時間が経過したかわからないが、何にしても助けなければいけないと言う思考が頭の中に少しして浮かび、腰こそ抜けていたが、女性のほうへと進んでいきました。

「あ?! あの? 大丈夫ですか?」

 怪物の鋭利な爪に突き刺され、爪が突き抜け、大量出血して顔色も悪く大丈夫と言う言葉とは絶対に無縁だが、普通の反応などできるわけもなく、慌てて聞くが、女性は返事と言うべきか、軽く唸った。

「―――警察!? 違う? 救急車救急車!?」

 腰を抜かした状態とは言え、女性の状態を確認する中で、何にしても一番大切なこと、言わば病院に連れて行くことに気づき、電話を取り出した。

 無ければ幸いだが、こういう非常事態にこそ携帯電話は役立つ、後で心の奥底からそう思いました。

「えっと? えっと―――――!?」

 救急車用、言わば緊急用の番号へと慌てながらもかけようとする直前、女性が勢い良く肩に触れてきました。

「―――」

「お願い、わたしはもうダメ………」

「だ、大丈夫です! 絶対大丈夫です! 病院呼びます! すぐきます!」

 何かと思ったが女性は眼を開けこちらを見て、言葉を発したが、自分が間違いなく死ぬことを自覚しているようで、慌てるこちらを無視している状態だった。

「後を、おねが、い………」

「だ、だめです! 死んだらだめです! 死んだらダメです!」

「―――」

 手を伸ばし頬に触れ、言い終えると女性は勢い良く倒れ、眼を閉じ、どう見ても死んだと言えました。

 脈や脳波などの医学的な観点で言えば生きているかもしれないが、出血的にどう考えても助からない状態と言えました。

 この後無我夢中で何とか電話できたことが覚えているが、後の記憶が少々わからなくなっています。


 電話をしてから十数分後のことだった。

 愛に電話したわたしこと、優衣は愛に電話した後、仕事が残っていたので再開し、仕事が終わり、何にしても帰宅の準備を始めていると不意に電話が鳴ったのだ。

『湯川愛』

「もしもし?」

「湯川優衣、さんですか? であってますか?」

「………?」

 着信は紛れもなく愛で、迷うこともなく電話に出ると、電話に出たのは愛ではなく、落ち着いた低い声の男だった。


 事故にあったから来てほしいとのことで、言われたとおりの病院へと飛んで行き、言われたとおりの場所に行くと、治療室だと思われる場所の前の長椅子に血まみれになった愛が半場放心状態でおとなしそうに座っていた。

「愛!?」

 病院内は、加えて夜なので静かにしてくれと言われそうだが、どこの誰が妹分とも言える血まみれの従妹を見て思わず叫ばずに言われなかった。

「その怪我!? どうしたんだいったい?」

「あ、あの、コレ、わたしの血じゃなくて………?」

「何があった? いったい?」

 状況的に考えて事故か何かを見て事故に会った人間を助けようとしたようだが、愛は勢い良く質問するこちらにも動揺していた。

「失礼、湯川優衣さんですか?」

「?」

「失礼、警察の者です。」

 質問するが愛は答えずと言う状況の中で不意に後ろから電話と同じ低い男の声が聞こえると、30、40代ほどの男2人と、警察だと証明する桜大門をかたどったIDを見受けることができた。

「ぁあ、はい、いったい、ところで、全体、何があったんですか?」

「それが、解らないんです。よく。」

「?」

 文法や順序の類は間違えているかもしれないが、質問としての筋を通っているだろうし、質問すると男はあいまいな返事を返した。

「その、妹さん? が言うには、手術中なんですが、怪物に襲われたとか、助けられたとかで―――」

「まぁ、事故に遭遇した一時的なショックだと思うんですけどね? どうしていいかもわからず、携帯を借りて、履歴見て、あなたにかけたんです。」

 事故に遭遇したが、どうやら愛は混乱しているようで、ある意味奪い取ったとも言えるが、携帯を借りてこちらにかけてきたと言う状況のようで、愛のほうに目を向けると、愛は少々混乱しているが、手術室のほうに目を向けていた。

 妹ではなく従姉だと言うべきとも思ったが、細かい点は放置して、どうしようかと思っていると、手術室の扉が開き、医師と看護師らしい女性2人が出てきた。

「―――」

「だめ、いったい何があったのよ? あれ? 巨大なウルヴァリンにでも襲われたの?」

 男2人が質問を投げかける前に医師はすばやく返した。

「―――あなた。」

「はい!?」

「電話くれたけど、あれは助からなかったから、あなたは電話もしたし、最善の努力はした。恨まれないと思うから悪い夢だと思って安心して忘れなさい。」

 男に言い終え、男2人が黙っていると、医師は少々乱暴に愛に声をかけた。

「―――」

「その服捨てて、買い換えて、仕事でも休んで海外でも………ま、給料もあるし、警察に話し終えるまではお預けの話だけどね?」

 医師は少々強めの口調で言い終えると愛の返事も待たず、足早にと言うように去っていき、看護師も後に続き、少しして手術を受けたであろう患者か死体を乗せたベッドがすばやく出てきてすばやく運ばれて行った。

「―――身元が分からないぐらいに惨殺された男性の遺体も発見されてますし、運ばれた女性もだれかもわからないし、なんか、胸に刃物か何かで突き通された3つの傷もありまして、何が起きたから聞いたんですが、どうしようもなくて―――――」

 あなたにかけました。

 何が起きているかわからないが、とんでもないことに巻き込まれたのは確かで、愛は見えなくなっていたが、看護師たちが運んで行ったベッドの方向を見続けていた。

「まぁ、何にしても、もぉ無理そうなんでぇ、とりあえず帰ります。」

 どうしろとと言う状況だが、少しして男の片方が言うと軽くだが頭を下げた。

「なんかわかったらでいいんで、連絡してください。」

「これ名刺です。」

「あぁ、どうも………」

 名刺を受取ると以外にも丁寧で凝った作りの名刺が見え、とにかくと言うように受け取って服の中に入れ、同じように名刺を渡そうと服の中を探した。

「あぁ、しまった。持ってきてなかった。」

 慌ててきたようで、バッグを探せばありそうだが、名刺を見つけられなかった。

「?」

「ぁ、いや、そちらからも連絡できないと困るでしょうし、連絡携帯でいいですか?」

「ぁ、ぃや? いいですよ? 個人情報にも関わりますんで? 協力もあくまで任意何で?」

 不思議そうにしている男に対して言葉を返すと、男たちは不要だと言うように手のひらを見せ、断る動作を見せた。

「いつでもどこでもかけられたら困るでしょうし、なんか気づいたらでいいんで、とりあえず失礼します。」

「では。」

「………」

 言い終えると男二人は足早にと言うように去って行き、後には愛とわたし、優衣だけが残され、深夜と言う時間の都合上、病院内は暗く、静まり返っていた。

「―――帰ろうか?」

 残されたものとしてどうするかと聞かれることも聞くものもこの場にはいないが、何にしても愛はまともな状態ではなく、電話で呼ばれた身として、常識的な判断が求められ、少しして愛に対して常識的一言を発した。

 少しの間愛は反応がなかったが、首を軽くだが、解り難かったが何とか、縦向きに動かし、了承確認としてとらえ、肩を組み一緒に帰ることにした。

 愛は歩いてはくれるが、足取りは無意識に歩いているような状態に感じた。


 これが始まりで、わたしたちは微妙な矛盾の発生に次第に巻き込まれて行くことになる。


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