多極化というゼロ年代の世界に戻った
多くの人がグダグダの何の進展もないイベントだったとみるだろう。私はそう見ない。歴史的なイベントだったと思う。裏?そういう単純なものじゃない。大国同士のやり取りが奇妙奇天烈な背景によってこんな形収まったとみてる。今一体何が起きてるのか?そんな難しくない。昔ずっと言われていたこれ多極化の時代だ。
思えば中国の前にアメリカの衰退はずっと言われてきた。そもそも中国の覇権なんて誰も言ってなかった。BRICSの台頭によって、多極化が言われたのがスタートになる。これが当然中国がアメリカを抜くとか覇権とか話が変わった。実際は多極化の流れが一本化されただけなんだ。
それが崩れたのでまた多極化に戻ってる。その象徴的な出来事だとみてる。もう中国とアメリカの覇権争い何て終わってる。じゃ何故奇妙奇天烈なの?それはアメリカンファースト=覇権からの離脱なのに、強いアメリカをMAGAが掲げたからだ。矛盾なのか?と言うと矛盾と言うより現状に合ってない変な理想主義。
理想とは決して言いたくはない。なんというかな妄想…。理想ってのはまだ理性的だと感じるまあこれ現実逃避による妄想だよな。その結果があの外交と言う事だろう。多極化という現実の中繰り広げられる表面的な覇権争いのような外交のせい。
これトランプにしてはアメリカと言う国家の代表者すぎる。これは奇妙すぎる。1つは中国と争うリスクを考えればそこは敏感なトランプが間違えるわけがない。ただもう1つある奇妙な時代の協力と敵対、この関係を体現するにしてはトランプは単純すぎる。それゆえ協力このワードだけどうも紐解けない。
ただ解く気は無い、理由は実際のアメリカと中国と言う国家間の関係は把握してるからだ。特異な国家を体現しない奇妙な大統領トランプの内心なんて分かるはずもない。長期的には特に重要だと思ってない。ただ間違えないでほしいのは、トランプは弾劾されてもそれが決定されることはないだろう。
この点で中間選挙は未来の約束にしかならない。あと2,3年はトランプに世界は振り回されることは間違いない。それでも難易度が高すぎて、この複雑なトランプの態度を読み解くことは出来ない。はっきりわかる態度は簡単、トランプは一貫して中国とは普段と違う態度。
対中強硬は間違いない、その割にMAGAで一番中国に慎重に対応する。普通の政治家なら、アメリカ国家としては敵対しつつ依存関係って態度をそのまま出してだけとなる。でもトランプは普通じゃない。いやむしろ普通の人、本来いるはずがない普通の人が大統領やってるからさっぱりいつもの国家の代表としての心理が読めない。
通常アメリカの大統領はアメリカはこう考えてると必ず言われる。トランプだけはそうじゃないから奇妙なのだ。ただしトランプは中国依存に手は打ってる、ようはこれがどこまでやれるか?で他の人間なら極端なカロリーゼロのように中国ゼロという経済体制を構築するのは無理だ考えた行動をとる。
トランプだけはそう考えるのか?分からない。敵対はリスクで読みやすいが協力は全く読めない。トランプはちょいちょい協力を重視する。ただ実際その為の前準備が無いから現実的にそれが実現したのを見た事が無い。それゆえまったく協力って点のトランプの心理は読めない。
弾劾されないから長い付き合いになるから仕方なくやってるが、正直一過性のイレギュラーな大統領の心理何てかなりどうでもいいのだが…。
歴史と全く違う時代を迎えるのはそう難しくはない。3つ移動時間と情報の伝達、最後にそれなりに平和。この最後今言う?言うそれを崩す新しい時代の象徴プーチンやトランプがコテンパンにやられてるので、多分この流れ止まるんじゃないか?と見てる。台湾?うーん、無いとは言えないが国家戦略じゃない多分きんぺーの不満そらし以外ない。
合理では一切ない。それぐらいこの二人が起こした戦争はインパクトが強かった。ついに長い平和な時代が終わるのか?と思ったらどっちも泥沼化した。トランプは戦争としては全く問題がないが、大統領声明が怪しくなってる。これはトランプも困惑だろう。時代が変わったなと思う。
太平洋戦争みたいなものじゃない。かなりの規模の国家だが、圧勝してる。ただ国家体制が崩壊するような終戦しない。もうアメリカ国民がこれに耐えられなくなってる。トランプも気の毒な面があるだろう。オバマの流れでやった戦争なので、なんで俺だけ?となる。時代が違う。
イラク戦争で流れが変わった。しかもトランプはここで自分はこんな戦争をしないと言ってしまったんだ。トランプがその場しのぎの発言が多いのは間違いない。その後コストがかかるのがよくないと説明してるのだが、それをあまり真面目にとらえられてない。
どのみちコストの掛からない戦争も約束破りしてる。プーチンがやってるような国家体制が揺らぐような戦争は全くしてない。なのにトランプはノーを突き付けられた。如何にアメリカが世界の紛争を引き受けていたか?よくわかる事態。もうそういった古い戦争は国民が認めない時代になってる。
考えてみるとトランプの候補者としての時代が長すぎる。彼の感覚がどうも古臭いと感じてしまう部分がある。確かにイラク前ならそこまで致命的になったか?と言うとそうじゃないし、トランプ自身もあれに否定的だった。それが重なってそりゃノーと突き付けられる。
変な形でそれなりに平和時代になるかもしれない。世界の紛争の中心だったアメリカが大人しくなる可能性が出来たのだから。
グローバル化から揺り戻しのような時代が今。コロナのせいか?なら違うとは思うが一因ではある。しかしこのグローバル化が単純には崩壊しない。こういった新しい秩序の中の普通じゃない大国の立ち位置がこれまでの歴史からは読み解けない変な時代になってる。
グローバル化が中途半端に組み込まれて、覇権国のような国家が無い多極化。この2つが奇妙奇天烈な時代を迎えてる。完全にプレーンな多極化なら群雄割拠なのだが、多極化は僧じゃない軸が複数生まれると言う、中国の黄河文明中心主義から脱却した多元文明論と同じ。
中心はあるが、それが複数あり互いに交易などで関係がある。これに前の時代で染みついたグローバル化が深く入り込んでる。これを徹底的に排除すればまた違う話になるが、多分そうならない。その象徴があのなんの進展もないどんよりとした米中イベントだったと思う。
何も起こらなかった事に意味があったと私は見ている。




