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こまかい詩集

詩 非現実求む

作者: 仲仁へび



 たんたんと過ごす日々に嫌気がさしたんです

 だから日常から 非日常へと飛び込んだ


 自分の命と生命力を対価にして

 だって だって

 愛されたい 非現実に好かれたい


 こちらからはまるで 寄っていく方法が分からないの

 だから貴方達 私へおいで


 この胸の中に 閉じ込めてあげる

 だって だって

 何もない時間に戻りたくないもの


 永遠の牢獄の中で ずっと走り続けてね

 私はそれを愛でるわ お願い


 たんたんと続く 味気なく流される情報

 それらをただ流し込む 与えられた餌をついばむヒナの様に


 それじゃだめ 生きている意味がないじゃない

 わざわざ命と生命力を使うなら

 どうせなら面白い方へ行きたいじゃない


 もう二度と元の日常に 戻ってこれなくてもいい

 とびっきりをちょうだい

 この心の中に飛び込んでおいで

 掴んだら 絶対に話さないから



「ストーリー」


 ループ?

 繰り返し?

 地獄の時間?


 非日常を得られるなら永劫の時の牢獄なんて安いものでしょう?



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