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灰色は死の色 1話

空は青い。

それは当たり前だ。

そんな空をずっと見て

いると時間を忘れそうに

なる。いろんな形の雲が

ゆっくりと流れて行く。

高校の教室の窓から

休み時間にながめるのが

日刊になっている。


しかし、その優雅な時間

も友人の一言で打ち消さ

れてしまう。


「史久、今日も飽きずに

空を見てるのか?」

史久とは俺の名前だ。

神浜史久:かみはましく

と言う変わった名前だが

生まれたころからの

名前だから別に違和感

などは一切感じない。


「勝志は今日も授業に

いなかったがまた、

サボりか?」

「だってあいつの授業

うざいからさぁ〜」こんな風に喋っている

俺だが、実はある能力が

物心付いたころから

備わっていた。

それは人間の寿命が

分かるのだ。例えば

そこにいる友人の寿命を

知りたい場合は友人を

見れば自然に頭に入って

くる。友人の寿命は後

58年生きるようだ。

しかし、そんな能力を

持っていても殆ど意味は

ない。逆にいつ死ぬか

なんて知って辛い経験

があるし。それに自分の

寿命は分からない。

理由も分からない。

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