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地上に生きるとはまさに一つの悲惨である

 この言葉はフランスかどこかの哲学者のものだった気もするし、あるいは私の夢に中に現れたものだった気もするし、存在しない気もする。アレンヴィア・バレンチーノなどという人間は存在するのか?


 実際にベンゾジアゼピンは私の脳を破壊しているのだろうか。あるいは蒙昧が過ぎるあまり、元来の愚かさ、既に壊れていたことに気付いていなかったのか、あるいは忘れていたのか。ホースの口から飛び出す水のように、全てはいずれバラバラになってしまうのか? あるいはエントロピーのように。


 過去に戻りたいと思うことはあるが、実際に戻ってしまった時、私は現在の私が未来から戻って来た私である可能性に思い当って恐慌するかもしれない。


 私は理想の小宇宙を、人造の楽園を築かなければならない。

 先生、俺死にたいんですよ。

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