表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/22

断続的不明瞭映像書き起こし

 全体的に薄い緑のフィルターが掛かった映像が始まる。画質は荒く、時折ノイズが走る。一定のテンポでドラムを叩く音が繰り返されて、平凡な男が立っている。背後には湖。


暗転


 色調がモノクロに変化。一匹の猫が駆け寄っては頭をぶつけて消える映像が繰り返される。リアルな感触と寒さに鳥肌が立つのを感じる。


暗転


 ドラムにシンセサイザーの電子音が混じり、サイケデリックな雰囲気。極彩色が入り乱れ、誰かに呼ばれた気がして中途覚醒を繰り返す。恐らく、眠りの浅い時間帯。


暗転


 再びモノクロへ。脳内の寄生虫の説明を医師から受ける。レントゲンと思しき画像を見つめ、強い不快感を覚える。


暗転


 モノクロ俯瞰映像へ変わる。病室で一人の男が死にかけており、すぐそばに女が一人座っている。男の眼から涙が溢れ、女が手を取った。男が息を引き取る。


 複数の夢を短期間に立て続けで見たので、思い出せる限りを日記として残す。 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ