何かを作ることの大変さ その2
インタビューが面白すぎて自分の事を書くか迷い始めました紫晶です。(現在しながら執筆中)
いや濃すぎるんです皆さん。質問を考えていなかったので流れで質問していますが、インタビュー編お楽しみに。
前回、イラストについての作成方法を私流に説明しましたが。結論、凄く時間がかかります。
何を作るにしても共通して言えることですね。
今うちの子の誕生日絵を15枚一気に描こうとして逃げ出している状態で、もう気力が足りない足りない。
これが人にあげると言う事になればもっと悩みます。
ちょっと後で話しますが、これで初対面に無料で描いてくれ!っていうのは失礼極まりないのでは?って思う理由もこれにあります。
・小説 というよりは創作の物語キャラ設定など
なろうで色々投稿していたわけですが、最初はよその創作の子が主人公と一緒に出てくる物語を展開していました。物語全体の展開上、何も言わずにズバッと止めるという行為に走ったわけですが…現在はその内容も盛り込みつつ投稿させていただいております。
大体小説は文字を打つだけなので簡単に見えますが…やはりこちらも別の苦労があります。私は勢いで描いてしまっているものであまり前回のような段階はここで表せませんが、一応メモ帳にどのように進むのかと伏線を張る場所をメモしてあります。しかしそれは初期案なので、面白い方向に進めていって違う展開に…と言いう事もあります。
挿絵も入れられますし、なくても続けられますので是非。
私の創作についてはインタビュー後にしましょうか。
☆小物制作
本当に金属加工です。自分が通っていた学校は、条件が出されてその中で好きに制作できるという自由な実習の工業高校でしたから、ここでも作品の事を考えることが多々ありました。前記したあの基本工程とほぼ一緒ですが、ここでは作品例を出して紹介します。
例→龍の文鎮
1-条件の表示
まず確認することはなにが使えるのか。
金属加工機械は?→旋盤・円柱型の材料が回ってそこに刃を押し当てて切削する加工機械。→フライス盤・円柱の刃物が回り、角材を押し当てて切削する加工機械。縦と横がある。
材料は?→真鍮・重く、加工しやすい。アルミ・削りにくいが軽い。鋼・とても固く重い、切削時に摩擦で煙が出る。
2-アイデアスケッチ
龍の文鎮ということでどんな感じが良いかなと考えてみる。自分の技術力を考慮するとそこまでリアルに作ることが出来ない。ので結構デフォルメをいれてデザインをすることに。モデルはとある創作の宝石龍をイメージした。
3-モックアップ
今回は油粘土をドライヤーで片手間に温めながらこねて形を作ろうとしました。しかし分裂させてしまうとつなげるのがまた難しいので、一旦一塊に戻して長方形にしてからそこから削っていきました。ここから「フライス盤だけでできるな」とか「此処まで削ってやすり掛けで何とかしよう」とか考えます。
4-設計
省きました。基本私はこの三年間先生に説明するとき以外一切設計を描きませんでした。
実際描いたほうが良いと思います。そのほうが制作時、楽です。
5-製作
これは3か月かかりました。授業(45分)4時間分と放課後毎日1時間ほどと、夏休み学校来れるだけ毎日行って、約3か月。機械で削って、手作業で思いっきりゴリゴリ削りまくって、それをケガキ棒でこすってざらつきを無くして、紙やすりで傷を無くし、一部は鏡のようにピッカピカに手で磨きましたね。これが一番きつかった。手のひらサイズより少し大きい土台も六面鏡面磨きしたのでちょっとした運動です。Twitterに写真載せていたのでぜひ。
6-仕上げ
サンドブラストという砂を噴射する機械で鱗部分をぼかし、傷がつかない様にラッカーというスプレーを吹きます。これで完成です。
例→サークル用指輪16種類
サークル主に頼まれ版権のキャラをモデルとした指輪を作ることに。あまり触れたことのないジャンルだったので事前準備から入ります。
1-事前準備準備、検索
触ったことはありましたが、その版権をあまり知らなかった私。とりあえずキャラ16名全員やってほしいと言う事で詳しい主に頼みまとめ資料を貰いましたが、自分の欲しい情報があまり書いてなかったので自分で調べることに。その前にオンラインショップでどんな台座があるか調べます。男女使えそうな指輪を目指しましたが、どうしても女性よりになってしまうのは痛いですね…。
台座やスワロフスキーの#番号が決まればキャラクターの公式サイトに飛んで立ち絵を観察します。ただキャラを表すだけはつまらないなと思い、誕生月を調べて隣に誕生月の石を検索。この時点で5つはウインドウが開いている状態。
2-アイデアスケッチという名のメモ書き
ここまで資料がそろえば大丈夫です。まずキャラクターごとに誕生日を全て書き出し、どの石が必要なのか調べます。本物の宝石を使うとそれはもう資金が足りませんのでスワロフスキーの中で色が近いものを厳選します。宝石の名前の石もあるのでそこは即決でした。次にキャラクターの立ち絵を見ながらイメージカラーを考えていきます。主からもらったイメカラは一種類。もう一種類ぐらい入れてもいいかなと思い画面としばらくにらめっこです。まず通常型と変身型があり、迷いましたが、プレイ時出てくるのは変身型だったのでその衣装を参考にすることに。全ての必要な意思をメモし、PCにその画像を保存します。
3-設計
まず主にこれでいいのか許可を取らないといけません。と思います。まず私は色弱なので色の見える主に確認してもらう必要がありました。なので、設計、いわばイメージ図を作っていきます。
指輪を上から見た写真を置き、その上に使う石をキャラごとに置いていきます。全部設置し終わったら、キャラごとに金の台座か銀の台座かを決めて、このデザイン案を提出しました。
予想どおり、紫と青を間違えており、修正して許可が出ました。
違う話になるのですが、私最近はバイトをしているのですが、今までバイトをしていませんでした。何の話だと言いますと、お金の話です。
指輪や何かしら立体物を作る時材料が居る様に、絵を描くために画材が、紙とペンが最低限必要になる様に、ある程度お金がかかりますよね。少し覚えておいていただきたいことがあります。
指輪を例に挙げますね。この指輪は貴和製作所で税込み550円で一つ購入できる代物です。安いと思いますか?高いと思いますか?子の台座はただの金属で石をはめる場所があります。このまま売ると、ただの転売になりますね。そこに今回は#4501番5個入で大体190円ほどの石と#1028番20個入りで大体120円ほどの石がこの台座には必要になります。同じ店で買うならね。今回はこの#1028を二種類買いますから倍ですね。今後別の話でこの知識が必要になるので片隅に置いておいてください。
4-買い出し
この場合は自分で買いに行きます。学校では先生がまとめて発注してくれるので待つだけなのですが、見て選んだり、ネットで注文したりします。信頼できる店のhpに飛んだ方が安心ですね。この時点で作る個数が決定します。出来れば売り切れる量が理想ですね。これと同時に包装系の材料も買ったりします。凄い散財しますね一万は超えますね。今回は3セットと言われていますので計3万強…ヒエ…。
5-製作
まだこの段階に入ってはいませんが、材料がそろい次第制作を始めます。今回はまた石が小さいので接着に苦労しそうですね…。
商品なのでできるだけ丁寧に作りたいと思っています。
サークルはこんな感じですね。前はスペースの装飾もやったことありましたが今回はその余裕あるかな…。
さて、どうやって作るのという話は此処までです。質問があれば答えますよ。
次回はインタビューです。色々な人が登場します。