貴方は人か キャラクターか
さぁここまで来たなら、今更引き返します、なんてことは許しません!
何が何でも創作人になって貰いますよぉ…(怖い怖い
前記した通り、キャラクターを作ってみましょうね。此処が終わってしまえば、もう後はエスカレーターを駆け上がるが如く早いですよ。
…エスカレーターを実際に駆け上がろうとするのはやめましょうね。
創作は初めてです。という方は、まず自分の価値観が反映しやすい物語が良いでしょう。無理に作るより素の方がやりやすいし、長続きしやすそうです。インタビューでもそういう人が居たはず。
キャラクターに何が必要か。というより、貴方の価値観にあったキャラクターを作るにはどのようにすればいいのか。
ズバリ。自分を研究してみましょう。
というより、貴方は既にキャラクターである!(な、ナンダッテー)(棒
は?という方はまぁちょっと私の持論を聞いてくださいよ。
創作を考えていた時です。私、通学中の電車の中でハッとなったんです。
「此処ってもしかして…誰かのものすごく素晴らしい創作世界の中で、私はその内のモブなんじゃない…!?」
当時というか現在、私の高校生活ってすごく漫画みたいな面白くって不思議な毎日だったんですよ。今までの人生が相当きつかったお陰か、凄く救われたような報われたような楽しい毎日だったんですが。
小学校の頃から強い縁があったように見受けられる何かと気の合う話すのが楽しい破天荒な相方に、運命的な出会いを果たした恋人に、奇跡的な出会いをした今のネット関係のグループ。クラスは皆々変わり者ばかりで、個性的。
いやいや現実なんだから、夢見過ぎだし、創作のし過ぎで頭でも狂ったんじゃないの?って思うでしょ?
私の創作は常識を疑ってできているので、正常です。正常なんですよこれ…。
「これは使えるのでは…??」
ということで、今の環境をモデルに創作をすることで、必要な設定が全部洗い出せてしまうんですね。この設定をちょちょっといじるだけでファンタジー、SFなどなどに様変わり。だって場所とか理をちょっとだけ変えてしまえばそうなっちゃうんだもの。
面白くない?まるで何でもありのチート神様になったような気分。
自分を分析したものは公表しなくていいので、とりあえず紙とペン、出来ればノートの紙と鉛筆とかシャーペンがいいですね。用意してください。
できました?では一緒にやってみましょう。
まず紙の真ん中に「自分」とか名前を書いて、それを〇で囲んでください。
その〇の枠から線を一本引いて、またその先に〇を大きめに書きます。中に「好きな物」とか「嫌いな物」、例えば「人混みが嫌い」とか「面倒くさがり」とかなにか思いつくモノを書き込んでみましょう。(わかりにくいかと思いますが、図を出すのが面倒なので頑張って(おい)
では私は「面倒くさがり」と書きます。
次にまたその面倒くさがりの〇から線を引っ張って、その〇に「どうして?」を出来るだけ簡潔に書きます。
そうですね~…なんで面倒かって、頭使うのが嫌。これくらいでいいんです。
これの繰り返し。なんで?、なんで?を繰り返してどんどん彫り込んでいってください。
この方法は私が論文や、作文を書くときに使うちょっと便利な整理図なんです。時間あれば図置いておきますね…()
ではちょっとやってみてください。具体的には自分の性格について中心にやってみるとあと後役に立ちますよ。
余裕があれば、「周りから言われた自分の印象」とか思い出してみると意外な面が見つかるかもしれませんね。
できましたか?
少なくても大丈夫。それがあなたというキャラクターの「内面設定」の土台になるんです。
ちなみに私もやってみました。
「出来るだけ省エネで過ごしたくて、頭を使いたくないから面倒くさがり。面倒くさがりだから食事も風呂も好きじゃない。ずっとお湯の中で浮かんで寝ていたい。いつも気怠くて、無表情の時が多いと思う。言葉使いがちょっと棘があって、キレたらまぁ面倒な性格してる。けどあまりキレたことはない。」
「周りからは姉的存在と言われて姐さんとか呼ばれる一方、愛想がいいと言われて年上から妹のような扱いを受ける時がある。自然といつも笑っている。おっちょこちょいで抜けているときがあるが、ある程度頼りになる。作業は早いが、せっかちで焦りがち、最近は落ち着いてきた。言葉は強く、そのあたりは不器用。だから何も言わずにそっと隣に居る感じで慰めたりするけど、気まずいから余計なこと言っちゃう」…文章にするとこんなもんですね。過去については後で話すので割愛していますが、過去の話が混ざっているとなおgreatです。
さぁそれが必要な情報の基礎だ、そこから広げていきましょう。
なんで?が思いつかなかった項目や、まだ埋めてないよという項目ありませんか?そこからです。
例えばそうですね。私の例で行くなら、なんでいつも笑ってるの?という点。自然に、というより無意識に笑っているというのは、訓練したか、もしくは癖か、何かしらの理由がありそうですね。
そこで、ちょっと装飾します。
「いや実は、過去に○○ってことがあってですね、笑っていることが癖になっちゃって治らなくなっちゃったんですよ~。尾の時の環境は○○って感じで、自分は○○になっちゃったんですよ」って感じで詳しく経緯を考えていくと。
これだけで簡単な過去が出来ちゃいました。
って、簡単に言ってますが、これ相当難しいので、面白くないとかなんかうまくいかないなぁとか思ったらやり直してみるのもありです。納得いくまで作っては直して作っては直してください。此処の根気が大事です。
過去が出来れば「どうしてそんなことが起こったの?」という疑問につけば上出来。次は世界観です。
世界観をいきなり地球規模で考えなくていいんです。まずは自分の手の届くところから。
ではまず、実際に立って、手を広げてください。その手の届く範囲は狭いですかね?でもその範囲は、気の置けない友人や恋人なら一人ぐらいは入ってこれますね。二人の世界に溺れる、なんて言う事もあるでしょうから、そこだけで世界が出来ちゃうんですよ。
つまり、そのキャラクターのいるその足元から順番に組み立てていけば、おのずと自分に合った大きさの世界が出来上がってしまうのです。
勘違いしない様に言いますが、この世界観やキャラクターは一分、二分で出来上がる代物ではありません。インタビューを読んだ方は分かっていると思いますが、そんなに容易く創れるものではないので。なんだよ難しいじゃん、とか作れないよこんなのと思う方は考えを改めてください。私は今の創作の世界が出来るまでに、始めてから5年かかってます。これでやっと納得したぐらいです。最初の分単位で出来たら凄いことなのでそれは誇ってください。
実際、そのキャラクターは何処にいますか?自室に居ますか?外に居ますか?外ならどんな場所に居ますか?宇宙コロニーの応接室?…などなど。
うーん自分で説明していて、全然わけわからなくなってきたぞ…。
とーにーかーく!今できたキャラが主人公でも何でもいいので、その子が存在できる生活空間を作ってください!
えっ、こんな説明で作れるのか…?作れなさそうだな~。
感覚で生きてる変人が説明したって伝わる気がしないよ~どうしよう~(
(気を取り直した)
最初は手探りですよ。「何だこの説明全く分かんねぇ」って人は、周りに創作している人が居たらどうやったの?って聞いてみると出来るかも。いない人はもう足掻いて頑張ってください。(無責任)
私の世界は参考にしないほうが良いぞ~、あれはちょっと出来方が違うから~()
グダグダ説明してても仕方ないので今回はここらあたりで。




