わたしの魔法
この状況下で必要なのは!
空中でもあの飛んで来る氷を避けれる能力!
どんな状況も適応…いや、支配できる魔法!
“いいかダイヤ…お前は努力してきた”
“しかし、何かに突き動かされはしなかった”
“つまりだ、努力しても自分で報いてなかったのだ”
“お前は努力してきた”
“願いは叶う”
“努力は叶うんだ”
“何かに突き動かされた時にな”
「【ドミニオン・ゼロ】空中を支配する‼︎」
「…まさか!」
「この場所で初めて魔法を発現させるのか!」
「『支配』とはなんだと思う…?」
空中の空気を支配して固定し、
それを踏み台にして氷の攻撃を避ける!
そして
「マグマを支配して適応…触れるようにして」
「上からぶっかけてやる!氷で防げよ…」
「多分、『魔力』が殆ど無くなるだろうが…な!」
「ダイヤモンドだよな⁉︎」
ピタッ
「なぜわたしの名前を知っている?」
「俺は、バイル・アクシア!」
「この名に聞き覚えはないか?」
着地!
「…バイル・アクシア?」
「はて何処かであったかな?」
「じゃあイカロスから聞いてないのか?」
「イカロス?」
「ああ、イカロスの仲間の方か」
「悪いけど聞き覚えはなかった。すまない。」
「知ってるぜ」
「あんた双天使を討つかもしれないんだろ?」
「…?…なぜそれを…?」
「俺も同じさ、親が双天使の弟に吸収された。」
「…なんだと⁉︎」
「詳しく、教えてくれ!!!!」
「…あれは一年前のことだ」
「家に『遺体』が届いた」
「干からびた…な」
「それって…」
「ああ。天使に吸収されたあとだ」
「お前も見た…のか?あれは無惨だよな」
「…ああ」
「で、だ」
「俺はその日から調査を始めた」
「いろんな経路でな…手を汚した時もあった」
「そして…」「わかったんだ」
「天界では今、宗教戦争が起きている」
「!」
「それ、本当なのか⁉︎」
「ああ…双天使の兄弟で争っているらしい」
「つまり、そいつのどちらかが親を殺したんだ」
「恐らく、お前の方も…」
「…双天使…」
「でも、一筋縄じゃいかねぇな」
「?どうしてだ?」
「宗教戦争ということで、調査は終わったのでは?」
「それで収まるレベルじゃなかったんだ」
「…何?」
「教えてやろう」
「俺たちが倒すべき敵を」
「まだ完全に確定というわけではないがな」
…
「お前のカンが当たっていたら、大変なことだな。」
「でも多分当たっている」
「とにかく」
「俺はあんたと利害関係が一致している以上」
「協力させてもらうぜ」
「…ありがとう」
「何かあったら連絡してくれ、じゃあな」
「おう」
魔法は取り敢えず手に入った
…
双天使…そのどちらか…
…
よし、次は、
故郷の戦争を止めにいくか!




