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【皇帝】の《ブレイカー》

あの目に見覚えがあった

でもその目はこちらを睨んでいる

その声を忘れる訳がない

でもその声でこちらを威嚇してくる


『彼』はアシュラだ。間違いなく。

でも、

『彼』は誰だ?


《試合開始です!》

はっ

そうだ試合だった

動揺してしまった

決勝に進んでいるということは、

アシュラも恐らく『魔法使い』

再会と豹変に驚いている場合ではない!

うっかりしていると命を落とす!

だが、アシュラは恐らく洗脳されている!


「グルルルルルルルルルルルルルル…シャアッ‼︎」

「!」

「【ブレイカー】…」

「なにか…やばい‼︎」

「【アシュラ拳】‼︎‼︎‼︎‼︎‼︎」

「⁉︎閃光弾⁉︎まずい‼︎避け…」

ドグオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ


「ぐわああ⁉︎なんだこの威力は⁉︎」

地中に潜らなくて良かった‼︎

地面ごとえぐり取られている!


「グルルルルルル…」

「おい、アシュラ!目を覚ませ!」

「シャア!!!!」


ドグオオオオオオオオオオオオオオオオオー!!!!


「…ぐ…」

「と、とてつもない……」

「こんなの…」

「ドミニオン・ゼロじゃ太刀打ちできない…」

「くそ…なんでこんなこと!」

「おいアシュラー!」

「はっ」


もう目の前に閃光が…


ドグオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!


「うっ…ぐああああああああああああああ!!!!」


「グルルルルルル…」


「こ、これじゃあまるで殺戮人形…」

「止めなければ!どもどうやって…」


あたりを見回す…しかし、何も見当たらない!

何故ならここは闘技場!


「まずい…まずいぞ!この状況はー‼︎」


「グルルルルルル…潰す…」


「…待てよ」

「地上には何も無い…でも…」


「グルルルルルル…」


「…空には?」

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