表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

200文字小説集

この手は誰の手?(200文字小説)

作者: 日下部良介

今は使われてない廃屋。


仲間と肝試しに来た。

二組のカップルに分かれ建物に入った。


暗闇の中、懐中電灯を照らしながら進んで行く。


彼女はしっかり僕の手を握っている。


地下室へ下りる階段。

僕は躓いて転げ落ちてしまった。

一瞬、彼女の手が離れた。

でもすぐに彼女が手を引いて起こしてくれた。


やっとの思いで外に出ると月明かりが照らしてくれた。


「わっ!」

僕が握っていたのは彼女の手ではなく、誰のか分からない手首だけだった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
[一言]  えええ! 彼女は?  ホラーなんでしょうけど…。でも、どうして、この『手首』をその場所から連れ出してくれたんでしょう? やはり、それは『彼女』だったのでしょうか? とりこまれてしまった彼…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ