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エンゲブラ的連載の作法

連載作品における「鬼門エピソード」の改稿の難しさ。

作者: エンゲブラ

筆者の連載作品には「鬼門」ともいえるエピソードが存在する。「第3話」を読み終えた時点で、作品から離脱する読者が、後を絶たないのである(00話から始まるので厳密には02話目)。


原因が分かっているのなら、あとは修正するだけ。ということで、これまでにも、何度も「微調整」を加えてきた。だが「劇的な改善」までには、現在のところ、至れてはいない。


そして、今朝も、また微調整。

今しがた、その作業を終えて、はっと気づいたことが、ひとつ。


「調整だから難しいんじゃないか、これ?」


読みやすさこそが至高の小説家になろう。

なので、「読み詰まり」を起こしそうな箇所をチマチマと分解し、再構成してきた。しかし、そもそも、元の文章が持つ「思考の流れ」自体が、美しくないのではないか?と。


一発で決まるエピソードは、流れ自体も美しい。

逆に、苦心しながら書いた文章は、何度修正しようが、元の構造自体に不具合があり、結果、何度修正しようが……。


現在、連載は51話にまで、すでに話が進んでいる。エピソード02話の「大幅改稿」にチャレンジした場合、原作の根底を崩す事故も起こしかねない。そのため、ずっと「修正」に留めてきたわけだが、これが悪かったのかもしれない。とはいえ、02話で書いた内容自体は、ひとつも削る気がない ―― というか、削ってしまうと物語の前提自体も崩れてしまう ―― ので、悩みどころ。


いっそのこと、脳のメカニズムに関する考察のパートは、全部あとがき部分にでも移し変えて、「読み飛ばしてもOK」という形にした方が、読者の継続率も上がるのかもしれない。序盤から1エピソードで「2000文字」を超えるのは、やはり好ましくはないのだから。



このエッセイで言及している連載作品は――


『【ナーロッパではない中世へ】この転生には、いったいどのような<意味>があるというのか?』(n0859js)


―― という、なろうらしく、冗長なタイトルのヒューマンドラマ。この02話『現状考察①』が、問題となっているエピソードだ。万が一、奇特にも「どんなものか、いっちょ見てやるか」という方がいたら、02話の感想だけでも頂けると非常にありがたい。


そもそも、こんな序盤エピソードで離脱されている割には、そこそこポイントも入っているので、このエピソードさえ、改善されればなぁ……である。


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― 新着の感想 ―
なんか作品書くより、AIツール屋になってしまった
つ ショヒョックス(現代版)
再度、最初から読ませていただきました。 主人公のスキルの話から急に脳のメカニズムの話になるので、物語に引き込まれていたのが現実に戻された感はありました。 本文にあるように、脳のメカニズムを一旦、あとが…
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