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大悪魔としての仕事~部下にはご褒美与える系上司イフリート~

アルマ【上級サキュバス】


金髪の長い髪にサキュバス特有のボンテージを着こなし、男を誘惑する体つきと蝙蝠の翼と尻尾の先がハート型になっている。

基本的に無表情で淡々と仕事をこなすが性欲はリリアーヌよりも高い。


マティアス 【竜人魔】


イフリートと同じく体格の良い元・リザードマンで、強くなる為にイフリートに弟子入りし、竜人魔になった。赤い鱗のリザードマンの姿をしている。

基本的に荒々しく粗暴であるが女悪魔には手を上げないと決めているが、イフリートに売られた。


マグニス 【炎魔人】


元は下級の火の精霊であったが、イフリートが仕事を押し付けるために魔力を与えた事により【炎魔人】に進化した。

イフリート同様、髪が赤くなっており、口元をスカーフで隠し、黒いニッカポッカ様を履いているだけで基本的に半裸でいる。

イフリートに忠誠を誓っており、支配している土地にする悪魔に仕事をわり当てたり事務仕事等が得意。

上位種に進化したゆえに、それなりに性欲はある為、イフリートの代わりにサキュバスの相手をしながら、仕事に励んでいる。イフリートの計らいで仕事が図り、サキュバスの書類業務も引き受けてくれるようになった為、モテた。

*********************


…翌朝、仮屋の部屋で目を覚まし、ベッドから起き上がり窓をあける。昨晩女子会では見通す悪魔の力を使い、迷える女性陣達の悩みを後押しする助言や助力をし、オルガとマリナの馴れ初めを聞き出して、それなりに有益な情報を手に入れることは出来た。


恋をするには先ずは異性を好きになる必要があるが、これでも知り合いの中には女悪魔がそれなりにあり、付き合いも永いが『一緒にいたい』と思ったことは一度もない。

寧ろ、リリアーヌとの関係は身体の関係だとセリアには言われたが、最終的に行き着く先がそこならば、金で抱ける人間の女で解決出きると思った。

しかし、それは所詮、仕事での付き合いであるのと同じで依頼金で抱かれて『やっている』だけの行為であるため、愛には繋がらない。


所詮は欲の発散に金を使って満足感を得る行為では契約が成立するとは思えない。

つまりまずは好きな女性の性格や容姿を見つけるのが先決になるだろう。

マリナや女冒険者の様に何かしらの切っ掛けで惚れる。

もしくは興味を持てる女性を探し見つけなければならない。


リリアーナやソフィア等の種族的な関係で異性を探すのも一つの手ではあるが、 既にギルドを通りして「魔族が恋人探しの為に冒険者をやって活躍している」と、他の街や国でも噂になっていると聞いた。

例え、噂が広まって興味を持って近づいてくる女冒険や貴族や領主等はいるだろうが、イフリートは決して怒らせてならない悪魔の1人で魔王よりも先に世界を炎の海に変えると恐れられている。


確かに何千万年も生きていれば滅ぼした国や土地などいくらでもあるが、それは契約に対しての対価が足りず、その分を補っただけである。

大半は敵対する国の人間や種族を皆殺しにして欲しいと召喚する魔法使いはこれまでに何人もいたが、悪魔が対価として要求するのは地上で活動するために必要な肉体と強力な魔力を要求する。

だが、何千、何万の命を奪う対価としてたかが1人の高位の魔法使いの魔力や生け贄の弱い肉体ではわりにあり合わない。


だから、足りない分をその召喚者から必要な分だけ対価としていただいただけの事だ。

国を焼き払い、大切な仲間や家族を目の前で奪い最後に召喚した魔法使いに『必要な対価としてお前の大事なものは全て奪い取らせてもらった。

恨むなら己の未熟さと愚かな判断を決行した己を怨むのだな…』と絶望と恐怖、怒りと後悔の感情と魔法使いの命で契約は成立した。

この様な事が何度も起こっている為、女神は起こらせれば世界を滅ぼす悪魔として様々な世界の信者達に伝えてしまった為、イフリートは恐れられている悪魔として有名なのだ。


すると、窓を開けていると、一匹の蝙蝠が部屋に入ってくると、姿を変えると直ぐ様、跪いた。

金髪の長い髪にサキュバス特有のボンテージを着こなし、男を誘惑する体つきと蝙蝠の翼と尻尾の先がハート型になっている。


「イフリート様、お久し振りでございます。

リリアーヌ様、直下の部下・アルマです。」


「あぁ、リリアーヌ同様のド変態サキュバスか…俺の性でも奪いに来たか?」


「お望みならば今からでもお相手します。

ですが、本日は大悪魔達の会議『D13 (デモン・サーティーン)』です。

契約達成の為に尽力されているのは、承知の上ですがあります。ご参加をお願いいたします」


「…今日はD13(デモン・サーティーン)の開催の予定だったか?まだ早いと思ったのだが…」


「悪魔神・バラム様が至急、大悪魔達に伝えたいことあるそうなので急開催に…」


アルマはイフリートに誘いに断るともせず、受け入れるが表情を変える事なく、淡々と事情を説明してくる。魔界の絶対の悪魔神・バラムが緊急で大悪魔達を集める時は必ずといって問題事が着いてくる。イフリートは身仕度を整えるとアルマとともに受け付けに行くとマリナは驚いた表情をしていた。


「知り合いの女サキュバスの直下のアルマだ。危害を与える心配はない。

せいぜい男性冒険者が数日使い物にならなくなる程度の被害しかないぞ?」


「それは困りますよ!?

いざっていう時に戦える冒険者が女性冒険者だけではギルドとしても困りますよ!!!」


「大丈夫です。サキュバスは男も女もどちらもいけるので全員使い物にするくらいの自信とテクは持ち合わせてます」


「そう言う問題ではありません!!!」


受付嬢にアルマを紹介すると女性もいけると無表情で豪語するとマリナは思わず頬を染めた。イフリートは一度魔界に帰らなければならない為、今日の依頼は受けられない事を伝えると、マリナはそれを承諾した。


イフリートはアルマに魔界に通じる門を開かせるとイフリートとともに魔界へと戻っていった。門を通り抜けるとリリアーヌの城内で帰ってくるリリアーヌが詰め寄ってきて文句をいうので担ぎ、尻を叩きつけて黙らせた。


アルマは無表情だが、性欲は強い為、褒美にイフリートの使い魔である【竜人魔】のマティアスともう1人イフリートの右腕あるマグニスの性欲相手をしていいと内容証明を書き込み作り署名し渡すと、アルマは直ぐ様、受け取りイフリートの城へと飛び立っていった。

小ネタシリーズ


-イフリート城-


イフリートの使い魔であるマグニスとマティアスは各々業務にせいを出していると突如としてアルマが現れた。


マグニス「なんのようだ?」


マティアス「リリアーヌ殿からは何も聞いてないが?」


アルマ「これを見て欲しい」


アルマはイフリートに渡された書類をマグにスに渡すとマティアスもその横から覗き込んだ。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

-親愛なる部下であるマグニスくん・マティアスくんへ-


俺の勝手な行動により仕事を全て押し付けてしまい申し訳ない。

褒美として【上位サキュバス】との性行為を認める。

業務に支障のない程度に楽しんでくれ。

それからアルマがD13 (デモン・サーティーン)の緊急開催を知らせてくれたのと魔界への門を繋いでくれた報酬としてお前らの性処理担当に任命した。拒否権は無い。

アルマと仲良くヤッてくれ!

後は頼んだ。

イフリート


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


マティアス「イフリート様!?」


マグニス「よし、わかった。アルマはどっちから搾り取りたい?」


マティアス「何でお前はヤる気なんだ!?」


アルマ「安心して…業務の無いときはいつでもOK。

今は気分的にはマグニス様で…」


マグニス「りょ」


マティアス「ちょっとは抵抗しろ!!!」

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