スフィンクス
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【ラスティーナ】の街の守護者である怪物・スフィンクスへの対策の前にイフリートとリディーナは威圧感を放っているマリナも前で正座をさせられていたのだ。
結局、魔界で初体験を堪能してしまった為に実際にスフィンクスの謎掛けでリディーナが答えた体位を全て試してしまったのだが、余りにも激しすぎた為にギシギシと音を立てすぎたせいで苦情を入れられてしまったのだ。
だが、こちらは正式な対価の金を払っているので部屋で何をしようと自由ではあるが、流石に建物自体が古い為に少し激しくするだけでもかなりギシギシと鳴り響くのだ。
「…お二人がカップルなのでするなとか私もいえませんよ?ですが…出来ればもう少し控えめに…」
「えー…マリナもセリアも夜は絶対激しくされる方が好きなタイプだと思うけどなぁ~」
「うむ。それは当たっておるな。実際に2人とも彼氏に相手に求めるときは激し…」
「イフリートさん!!!」
見通す能力を利用して答えた為にマリナは手もとに持っていた分厚い本の角で脳天を叩きつけてきたのだ。
大悪魔相手にここまで出来るのは恐らく、マリナだけであろうが、明らかにこちらが悪いので2人は反省する振りをして今後の夜の活動も考えなくてはならなくなってしまったのだ。
魔界に帰って自分の城に行き来するてもあるが、リリアーヌやダエノール達が入り浸る様になると大悪魔としての仕事に影響を及ぼす可能性があるのだ。
「えー…ならどーしろっていうの?地下室で音や声が漏れないようにすればいいの?」
「【ラスティーナ】の街の様に宿屋ではなくラ◯ホでも作るか…」
「ラ◯ホって何?」
「そういった事を目的とする場所だな…まぁ、おいおい考えるとして当分は魔界でするか…」
マリナはイフリートがエデンの街にふしだらなものを作ろうとしているは理解しており、止めたいが街の利益になるという天秤を掛けている為に強く止めることが出来ないのだ。
仮にラ◯ホという場所が出来たら間違えなく自分らも利用する可能性が高いためにマリナもセリアも強めに出ることが出来ないのだ。
イフリート達は転移の魔法で「【ラスティーナ】の街へ戻り、メアリー達がいる教会にへと脚を運んだ。
すると、イフリートに気付いたメアリーは海の女神や主達に海の恵みを授かる為に必要な舞いと音楽を奏でる件について引き受けてくれるか尋ねたが、その前に確認したい事があるとイフリートがいうとメアリーは首を傾げたのだ。
あくまでも仮説の仮定であるため、ちゃんとした証拠がない為にスフィンクスの元になった女性が踊り子で弾き手である恋人の男性を探しているの可能性があるのだ。
そして、恐らくだが、海の女神や主達に海の恵みを授かる為に必要な舞いと音楽を奏でる役を託されたが何らかの事情で海の女神と主から怒りを買ってしまって事によりスフィンクスにされて、踊り子と弾き手を引き離す様になったと仮説をメアリーに尋ねると、確かに昔、海の女神や主達に海の恵みを授かる儀式の選ばれたカップルが浮気が原因で酷い音と踊り子を海の女神や主達に見せた事があったのは事実であるというのだ。
メアリーから確証を得たイフリートはメアリーのお願いを受け入れる代わりにある条件を提示したのだ。
この街の守護者であるスフィンクスを魔界に連れていくというのだ。
「そうすれば弾き手の問題は何とかなるだろう?後はそれに手を貸していた者に制裁を加えればいい…」
「それはありがたいのですが…弾き手と踊り子の件は何故…?」
「勿論、迷惑を掛けた罪滅ぼしにイフリート流の制裁を加えるのだ…逆らえば女神だろうが海の主だろうが焼き殺してくれるわ…」
「せめて穏便に済ませて頂ければ…」
イフリートははた迷惑は女神はティアだけで充分であると言い切るとスフィンクスがいるカジノ街にメアリーとリディーナを連れて向かったのであった。
カジノ街は活気に満ち溢れており、ルーレットとダーツ、カードゲームなど様々な賭け事で盛り上がっており、露出の高い服をきた踊り子やバニーガールなどが目立つようになってきたのだ。
そして中央にそびえ立つピラミッドの様な建造物の前には門番がいたがイフリートそれを無視してスフィンクスの元へ以降とするが止められてしまったのだ。
だが、イフリートは二人の門番のこめかみを掴み身体を宙に浮かせると、賑わう街に悲鳴が上がったのであった。
すると、この街の守護者であるスフィンクスが姿を表したのであった。
女性の顔と赤く美しい髪とライオンの体を持ちワシの翼を持ち、尻尾は蛇という異形の怪物が目の前に現れたのだ。
そして、何よりもリディーナと同じくチューブトップを身につけており、豊満な胸を隠しているのだ。
すると、リディーナは前にでると飛んでもない事をスフィンクスに質問したのだ。
「まる1日、エッチな事ができるとしたら、朝はバックで昼は駅弁で夜は対面立位の片足上げのエッチな体位が一番気持ちよかった?」
「り、リディーナさん!?何を聞いているのですか!?」
「謎掛けだされる前にそろそろ欲求不満かなーって思って…」
「貴様…我を愚弄する気か?」
スフィンクスはリディーナに対して殺気を放ち尻尾の蛇を近づけさせるが、既にイフリートが蛇の頭を押さえつけてスフィンクスよりも強い威圧感を放っていたのであった。




