マリナへの報告が一番恐ろしい
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エデンの街の一室から出るとイフリートとリディーナは受付嬢であるマリナとセリアにD13 での結果を洗いざらい話すと驚いた顔をされたが、イフリート自身も契約がほぼ達成したといっていいが長寿であるダークエルフは殺されらない限り死ぬことは無い為、知哉はほぼ永遠に生まれ変わるために地獄にも天国にも導かれる事がなくなってしまったのだが、何故だが気持ち的に安心しているような感覚を度々感じるようになったが気のせいであろう。
「…つまり魔界の悪魔神バラム様と愛と性欲を司る女神・エロス様が天界も魔界も関係なく繋がれる場所を地上に作りたいと…?」
「うむ。それで手初めてにジャンセンの店にサキュバス達を送り込んだのだが、盛況なのは間違えない。何よりも男堕天使達も連日長蛇の列だ…」
「マリナ、頭痛くなってきたんだけど…マジでエロス様は何を考えているのか…」
「早い話が天界も色々と不便で欲求不満なエロ天使が多いのだろうな…エロス曰く女神や天使でも溜まるものは溜まるといっていたからな」
マリナとセリアはイフリートが2人の神から託された任務に頭を悩ませていたのだ。
魔界も天界も関係なく行き来して楽しめる場所をエデンの街に建設するからその費用と許可を誰に求めたらいいのかイフリートに持ち出されたのだ。
マリナはこの地の領主であるダリルに相談して近隣の国の王族達や教会の大司教からの許可などが必要になってくるといい助力できる所まではギルド側でも個人的にならんらかの手伝いをすると伝えたるとイフリートは充分であると微笑んだのだ。
「あ、イフリート。ついでにあの件いっておいた方がよくない?」
「あの件?」
「あぁ…癒しの雨だがな。今後定期的各国に降らせるとエロスがいってたのだ。欲求不満の女の子天使達に自慰行為をさせて潮吹きを定期的するといってたぞ?」
「エロス様ーーーー!!?/////////」
癒しの雨は女神や女天使が自慰行為をして出た潮吹きである事をイフリート達から聞いていたマリナはこの地の2人の女神として祀られてるエロスがとんでもない事をしようとしているのを察したからだ。
天界では神々が暮らす神殿ないでの性行為や自慰行為を禁止しているが女神であろうが天使であろうが溜まるものは溜まる為に神殿外にエロス専門の天界の庭があるそうなので欲求不満な女天使を誘惑して定期的に自慰行為を促して潮吹きをさせることにより【癒しの雨】というなの淫乱な雨を降らせると宣言したそうだ。
「色々と勘弁してくださいよ~人間側の頭じゃ理解が追い付かない状況なのですよ?そんな事を信じてくれるとお思いですか?」
「その辺はエロスがなんとかするだろう。危うく俺の愛人兼側室に加わろうとしてくるほどの変態だぞ?」
「色々と聞きたくないですけど…仕事ですもんね…ちゃんと報告は上にしておきますね?」
「ありがとうマリナさん!!後ね、やっぱりイフリート絶○だったよ!!!」
真っ昼間の冒険者ギルドには昼間は食事を提供しているためウエイターは勿論多くの冒険者がいる時間帯であった。
その為、前の約束を破った事でマリナは怒りの笑みをリディーナに向けるとエルフ特有の長い耳を引っ張って受付嬢の休憩室に連れ込んでしまったのだ。
あくまでもリディーナを守るのは大前提ではあるが、前にマリナとの約束で真っ昼間から卑猥な話やそういった男女間での報告は必要ない」と注意されていた。
それを破ってしまったリディーナはマリナに目茶苦茶怒られたのか涙目になり、イフリートに抱きついてきたのだ。
「マリナ、イフリートみたいにスパッキング上手だった…//////」
「お仕置きでお尻を叩いたのですが…イフリートさん何をしたんですか?」
「特別なにもしておらん。ただ元々知り合いのサキュバスがスパッキングが好きで慣れているだけだ…」
「マリナさん、受付嬢じゃなくてSM 嬢の格好で受付したら冒険者増えないかな?」
イフリートが試しに魔力で衣服を変えようかと尋ねるとマリナは先程よりも強い怒気を放って2人を威圧するとその場にいた冒険者達も萎縮させてしまったのだ。
腕っぷしに自身のある冒険者ギルドで受付嬢をやるならこれくらいの威圧感があっても仕方無いが…笑顔で微笑みながらの怒気は迫力があった為、M気質なリディーナはマリナにお仕置きを求めるようになるのは先の話である。
今後の方針を伝え終わるとセリアは人間や悪魔、天使が楽しめる娯楽として踊り子達とカジノの賑わう街【ラスティーナ】と魔獣と剣闘士が戦うコロシアムがあるグランディア王国を見てアイデアを探すのは良いのではないかと提案してきたのだ。
そして2人の女神を振興する大司教がいる国【ヴィーナスフォートス】を地図で紹介され、イフリートとリディーナの新しい目的の冒険の度が幕を開けるのであった。
祝・50話達成!!章の分け方がわからないので読者の皆様には迷惑を掛けてますが、今後とも応援の方宜しくお願いいたします。




