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近況報告と意外な展開

**********************


年に数回あるD-13(デモン・サーティーン)への参加を魔界に君臨する悪魔神バラムによって認められた為、他の大悪魔達もそれを承認してくれていた。

リディーナは未だにバラムの谷間に挟まれている状態であったが、会議はそのまま進行する事になった。


「戦場は今の所は特に目立った動きはありません。古代の巨兵アンティーク・マシーン達も特に戦略を変えたりなどもありません」


「通信機使ってそれぞれの戦況報告をイフリートの魔力のお陰でできるようになったから情報交換が早くなったからな…」


「あぁ…しかもサキュバス達の質が上がっただけじゃなくて飯まで提供してくれる様になったから士気も高いからありがてぇよ…」


「だな…」


イフリートがルシファーの堕天使達を何人かリリアーヌ城に連れていくことを対価として配下である炎の悪魔軍を援軍と送れるようにマグニスと通じる水晶を用意したが、それを量産して古今東西の戦況報告を出来るようになった事になっていた。

そしてリリアーヌ達、サキュバスらは地上でジャンセンの店を拠点に人間の精を対価に奪い取っている為に質のいい魔力や料理を覚えて魔界に戻どり、ジャンセンに鍛えられた料理スキルを駆使して性サービスと食事による提供が各軍に好評で戦場方面は特に問題は無いらしいのだ。


「サキュバス達は知っての通りイフリートが地上で働けるようにしてくれた上に上位級のサキュバスに匹敵するレベルまで上がってるし、人間の犯罪者の男女をこっちに回してくれるから低級サキュバスもすぐに中級に進化するから助かってるわ…」


「そういえば、前に送った山賊のガンデスという大男とテキーラという悪魔の資質を持った男はどうだ?」


「あの2人は低級サキュバスなら失神させられるくらいの人間だからね…今は私や中級から上級も相手にしてるのにタフね…あの2人は…」


「そうか。元々生命力が異常強かったからな…リディーナの元は仲間というか…」


「あの2人は戦闘狂な所あるからあれなら番人とか話も掛けるのも良いかもよ?」


リディーナはバラムの膝に座り直して特等席で会議に参加してしたのだ。

ガンデスとテキーラは元は粗暴な冒険者で魔王軍を倒しまくっていた猛者であるがアテナスのやり方やギルドの方針が会わずに冒険者を辞めて山賊になった経緯があるため、ある程度の自由や戦場で好き勝手に暴れても良いと許可を出したらリリアーヌの配下に下るかもしれないというのだ。


だが、ガンデスは兎も角、テキーラは自分が最強であることを認められる事を生甲斐していた狂戦士を配下にすることが可能なのかと尋ねるとテキーラは基本的に女には手は出さないからサキュバス相手でも好き勝手にやらせてはいるが下手なサキュバスにはやり方を教えたり気持ちいい体位などを助言したりとサキュバス達からは人気であったのだ。


「こっちもサキュバス達に変に欲求不満をぶつけられるよりも質のいい魔力を溜めて送ってくれるから金や宝石はまだまだ余裕があるし、イフリートの魔力貯金もあるからね…」


「ダンジョンの方はガープさんと程度に様々な場所に作っているので当面は問題はありません」


「食糧の方もダエノールがイフリートから膨大な魔力を貰ってきてくれたお陰で魔植物や魔獣達はまだまだ増えるので不足の自体には陥る心配はありません」


「えっと…バラム様頑張ったよ?」


ダエノールの声を初めて聞いた大悪魔達は驚いた顔をしてダエノールを見たが、ダエノールは少し顔を赤めてフードを深く被ってしまったが、バラムはダエノールが勇気を出して発言したことに対して母性が働いてしまいリディーナ同様に引き寄せて抱き寄せたのであった。

大方は上手く回っているようだが、まだイフリートにはダエノールとシュルガットの愛人、側室問題が残っているのだ。


「あぁ~、ダエノールもイフリートに良くして貰って会議でも発言できるようになってくれたらあの件は認める方向でいいですか?クランプス、ガルオン?」


「儂としてはダエノールの意志を尊重したいと思っております。何せ、ずっと儂と引き合わせてくれたイフリートにお礼を言えずにいたからそういわれたときは驚きましたが…本人が決めたのであれば…」


「俺も同意見ですね。そもそも地上でのイフリートの工作が魔界にも好影響を与えているのは間違えありませんし…」


「そうそう、イフリートが地上で活躍してるから他の精霊達も下手な加護をしてたら殺されると思って良く働いているみたいだからね…」


バラムのいう『あの件』とは愛人兼側室になると宣言した事だろう。反対派であると思っていたクランプスとガルオンはダエノールの意志や地上での功績を認め、パイモンが地上でいい影響を与えてくれていると助力を促したのだ。

愛人兼側室が出来るかもしれないということは事前にリディーナには伝えてあったが、まさかの事態にイフリートは驚きの表情をみせると、

ダエノールとシュルガットの2人が側室兼愛人として認められてしまったのであった。

もう深夜に更新する報告のが色々といいのかも知れないと最近思います。R-15越えてると思うから!!

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