二度目のD―13
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今宵は、年に数回ある D13 が開催されてる晩であった為、リディーナは魔界に行けることを楽しみにしていたのだ。
既に魔界の扉を開くアルマを急かす様に背後から抱きついて乳房を揺さぶっていた。
アルマは魔界に繋がる扉を開けると自分の主が棲むリリアーヌ城へと2人を案内した。
リディーナは初めて訪れた魔界の城に目を輝かせていた。
すると、この城の主にして13人の悪魔の一人であるリリアーヌがイフリート達の前に現れたのだ。
リリアーヌはイフリートが恋人に選んだリディーナをじっと見つめていたが、その前にリディーナがリリアーヌの豊満な胸に飛び込んで露出の多い格好をしているリリアーヌの身体を好き勝手に触り始めてたのだ。
「えっちょ!?いきなり!?この子、目茶苦茶いいこの子じゃんか…」
「いや~アルマや連れ込み宿のサキュバス達とは違う胸の感触にこの露出度…そして、なりよりもお尻と尻尾がエロい…」
「いや、ちょっと!?/////初対面なのに尻尾とお尻を撫でないでよ!?//////」
「アルマが尻尾先と生え際を撫でられるの好きだからね~サキュバスの性感帯なのかな~ウチ攻めるのと好きだからさ~」
リリアーヌはイフリートに助けを求めるが、仮にも大悪魔の一人でサキュバス女王ならば抗ってみろと言うが、リディーナのサキュバスタラシは本物でリリアーヌも見事に落として見せたのだ。
イフリートはリリアーヌとリディーナを魔界の大陸の浮かぶ巨大な浮き島に向かったのだ。
本来であれば、選ばれた13人の大悪魔と悪魔神・バラムが認めた者しか立ち入ることが許されない場所であるが、大悪魔であるイフリートとリリアーヌの許しを得たリディーナはD13 への参加を許されたのであった。
「イフリート、あんたいい恋人できてよかったじゃんか…」
「まぁな…それよりもダエノールとシュルガットの愛人と側室の件はお前も聞いただろ?」
「あー…そうなんだけどリディーナちゃん的には良いの?」
「いや、楽しそうだし良くない?」
リディーナの発言にリリアーヌは大笑いしてイフリートが気に入るわけだと理解する事ができたのだ。
リディーナは本来であれば女性がいやがるような制度を何の躊躇いもなく認め『楽しそうだと』言いはなったのだ。
その言葉には興味本位で楽しみたい悪魔の性質を感じていたのだ。
D13 が行われる巨大な浮き島着くと、イフリートは本来の姿に戻るとリディーナは格好いいと腕を組んできたのだ。
既に自分達以外の大悪魔達は揃っていてイフリートが連れてきたダークエルフのリディーナに皆が注目してきたのだ。
リディーナはイフリートの側に用意された椅子に座って暫く待っていると、強力な魔力を感じ取って大悪魔達は跪いたのであった。
「我の呼び掛けによく集まってくれた大悪魔達よ。表をあげよ…」
「あっ、今日はコスプレされなかったンッスか?」
「そんな毎度毎度コスプレして登場したら私、悪魔神からスケベ神になっちゃうじゃないですか!?///////」
「いや、充分レオタードでもわかるエロい身体してるから何着てもエロく見える…」
前回はティアによってバニーガールコスプレで登場した悪魔神バラムであった為にベルゼ=ブブはすこし残念そうに言うとバラムは素で返答してしまった。
だが、リディーナはバラムの身体が着きがエロい事を見抜いて何を着せてもエロく見えるというとバラムはリディーナを見つめると悪魔神らしく威圧を掛けるかと思ったが、リディーナを魔力で引き寄せてリリアーヌにも引けをとらない豊満な胸にリディーナを抱き寄せたのであった。
「あぁ~やっとこうやって抱擁する事が出来ました!!イフリートの恋人になってくれてありがとうございます!!私の事はママだと思っても良いですからねぇ~」
「…イフリート、どうしよう。悪魔の神様の母性感じるからママって呼んでいいの?」
「勿論ですよ~ダークエルフになってから苦労していたのはずっと見てましたから…なのでイフリートが恋人として連れてきてくれたことで甘やかす事ができるのです」
「バラム様、そのイフリートの恋人のリディーナというダークエルフをご存知で…?」
バラムとリディーナとの関係をルシファーが尋ねると、元々、耳長族は生まれ持って高い魔力を体内に宿して産まれるが、リディーナは自然に発生している純粋な魔力を呼吸や皮膚から蓄えられる特異体質の持ち主であった為にダークエルフになってしまったのだと語り、リディーナがダークエルフになってどんな人生を歩んできたか語ると、大方の面々が掌で口元や目頭を押さえていたのだ。
意外にもリディーナは悪魔神バラムに見守られていた為に D13 への参加を心より喜んでいたのだ。
続きは深夜更新の予定です。お楽しみに




