愛したいから知って貰いたい
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マリナ達に回復魔法である治癒を使える方法と回復薬の作り方を伝授した事により、エデンの街には冒険者向けの回復薬が販売されたり薬草採取という初心者向けの依頼も掲示されてる事になり、知哉の漫画の記憶を頼りにそれなりの態勢は整いつつあった。
何よりもイフリートが出張らなくても古代の暴君蜥蜴を討伐した期待の新星・ダグラスとソフィア、そしてスティルとリリアーナの4人パーティーはエデンの街では上位に食い込んでくるほどの強敵の魔物を討伐できるまでに成長し、街の護衛団には槍使いとして名が知れたゴッシュ護衛団長とカーラを孕ました事によりいっそう活躍して出生したアレックス護衛団長の二人が護衛団を一から鍛え治している為に、エデンの街はイフリートが支配されずとも悪魔と上手くやれている街と他国でも噂になり、冒険者や商人らが立ち寄る様になりジャンセンの連れ込み宿も連日好評で飯屋の利益も鰻登りとなっていた。
そして、何よりもリディーナとイフリートは性行為まではしていないが様々な街や国を見て回ってお互いに好きなモノや苦手モノや癖などがわかるようになってきた事により恋人らしく愛し合える関係となっていた。
ただ、1つ違う点があるとすれば、上級サキュバスと大悪魔、そしてダークエルフと異色のパーティーではあったが、イフリートを怒らせたらどうなるか知らないものはいない程恐れられている大悪魔であり魔王にも匹敵する驚異の存在であるのだ。
「そいやさ~アルマ、イフリート。サーティ○ン?っていつあるの?」
「リディーナ様、D13 ですよ?」
「次の満月の晩だな。因みにだが、それはアイスという氷菓子の店の名前らしいが…作り方は知哉の知識では持ってないな…」
「まぁ、それは興味あるけど…ウチって結局魔界にいける身体になってるの??」
サキュバスであるアルマからスキル【魔力吸収】を修得したリディーナはアルマとイフリートの高純度の魔力を定期的に吸収していった為、既に高位悪魔レベルの魔力を制御出来ているのが、それは彼女がダークエルフであり魔力制御に長けていた為にある種の才能であったのだ。
こちらとしては魔力を吸われてその気にさせてしまうリディーナの魔力吸収は誘惑的で魅力的であり悪魔的にも興味がそそられる恋人になってくれたのだ。
そして、同時に同姓のサキュバス達からモテモテでジャンセンの店に行くとはワザワザ全員とキスをしてサキュバスをその気にさせてしまうのでジャンセンにとっては客が満足してチップもはずんでくれる為に大助かりしていると大喜びするほど欲情してしまうそうだ。
そんな彼女は次に開催される D13 に参加できることを楽しみにしていたのだ。
「楽しみだなぁ~ダエノールって悪魔やリリアーヌっていうアルマと同じサキュバスの女王や可愛い顔のシュルガットや他の大悪魔や悪魔神様に会うの♪」
「普通は魔界に連れていかれることに恐怖を感じるのが当たり前なのですが…」
「それくらいの度胸というか能天気さがなければこのイフリートの恋人はつとまらんし、興味は持てんだろ?」
「…確かにイフリート様はリリアーヌ様やその他大勢の女性からの好意を全て興味がなかった悪魔として有名でしたので…ですが、リディーナ様との関係は私達サキュバス達も納得しております」
リディーナがリリアーヌ達の顔を知っているのは魔界で知哉との記憶を見せたように自分が今までにしてきたことを見せることの出来る記憶の炎を毎晩キスをしながら思出話に華を咲かせていたからである。
リディーナは奴隷として様々な國にいって売られた事をはあっても貴族の屋敷から出たことがなく、これと言って見てきたものが少なかった。
そこでイフリートは自分がどんな悪魔なのを知って貰うために魔界での行いや13人の大悪魔や魔界を納めている悪魔神・バラム様などイフリートに関わることを嘘偽りなく見せてたのだ。
勿論ではあるが、イフリートが滅ぼした土地や国などをも全て話したがリディーナは怖が気配はなかったのだ。
「なぁ、リディーナよ。こんな恐喝で粗暴な事を何万年としている俺に対して恐怖を何故抱かないのだ?」
「えっ?だって悪魔なんだしそれが『役割』で『仕事』みたいなもんでしょ?結局は誰かがやらなきゃ行けないことをやってるだけじゃん?」
「それがこんな結果でもか…?」
「まぁ~イフリートを怒らせて自業自得な所もあるし、それにこうやってウチに自分がどういう悪魔なんだって知ってほしいって事はさ~
裏を返したら、それだけウチに自分を見て知って貰いたいっていう欲なんじゃないの?」
確かにリディーナの言う通り、イフリートがやってきたことは悪魔としての役割であり仕事と割りきってしまえばそうなのだろう。
だが、多くの人や多種族を滅ぼした悪魔である自分に恐怖心を抱かずにいてくれているのだ。
それどころかリディーナに自分を見て知って貰いたいっていう欲といって後ろから抱き締めてくる彼女に自分の事を理解してほしくてこのような奇想天外な行動をしたのだと理解したのだ。
イフリートとは記憶の炎を消すとリディーナを押し倒して唇を重ねて愛を確かめあっていた。
知哉との契約で最初こそ何年、何百年と掛かるであろうと思っていたが、今はリディーナに知って貰いたいもっと知りたいもっと求めたいと思うようになった矢先、年に数回ある D13 が開催されてる日が訪れたのであった。
エッチシーンを詳しくかかなきゃセーフにしよう




