表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/63

女悪魔はズル賢い

*********************


ティアネス王国城下街『アテナス』は元々は裏の領土内にある村の作物を頼りにしている国であったが、魔王軍の侵攻により、村人達は ティアネス王国城下街『アテナス』に避難している状態でとても作物を育てられる現状ではない為に蓄えが不足し、盗みや強奪などの犯罪行為が多発する事態になってしまっていた。


今のアテナスにとって食糧難は早急に解決しなくてはならない問題であったが、聖騎士団や国の冒険者ギルドに護衛依頼を出したとしても次は財政が不足してしまう可能性が高くなるのだ。

イフリートとの契約は国から取ったら願ったり叶ったりであったが、女神・ティアが守護する国としている国王や大臣達にとっては苦渋の決断であったのだ。

イフリートはシュルガットとダエノールとの対価に多少問題はあったが、計画実行の為には2人の力必要であった。大悪魔が3人も揃っている為、団長であるアルベルトとリーフ、マーリんと腕に自信のある聖騎士団の一部と冒険者が集まっていた。その中には当然、ゴッシュの姿もあったのだ。


「そんな警戒しなくても大丈夫ですよ。イフリートとの契約だから大丈夫」


「お前、俺にはため口で生意気言うくせに他の奴らがおると敬語のキャラになるな…」


「いきなり人の根城に来て自分勝手な理由で外だそうして抵抗したらお尻叩いた変態悪魔に尽くす敬意を持ち合わせていないだけ!!/////」


「イフリート…尻フェチ?…シュルガットの小尻…リリアーヌの大尻と…私のお尻どれが…好み…? 」


本妻でも無くてもいいから愛人でも側室になりたいと申し出たダエノールがぐいぐいと来る為イフリートは急な態度の変わり様を面白がっていた。支配領土の位置がわかるように馬に乗った兵士に槍を突き刺して目印を作るように指示を出すと直ぐ様、実行に移した。

恐らく魔王軍の侵攻があると思い急いで実行してしなくてはならないと思っての人数をそろえたのだろう。

だが、その心配は皆無であることを教える義理は無いがリーフとマーリンがイフリートの元によってきたのだ。


「なんでそんな余裕なのよ? まさかだと思うけど… 魔王軍相手でも勝てる自信があるの?」


「魔界の大悪魔と地上の魔王では力の強さが違うが…俺は異世界人の知哉の丈夫な身体と尽きる事の無い魔力のお陰で地上でも魔界での本来の力を使う事が出きるからな…そもそもここに3人も大悪魔の魔力を感じ取ったら下手に手出しはしてはこない」


「イフリート様は魔界でも1、2位を争う戦闘狂と語られていましたのでその…こうやって話せることが意外すぎて…」


「だろうな。俺に契約してきた人間は大抵が敵対する国を滅ぼす事や命が尽きるまで力を貸してやる事が多い。今回みたいな「好きな人を見つけて守る」という契約は始めてだからな…」


今まで契約してきた奴らは怨みから来る復讐心から相手を消して欲しいと契約してきた。

だが、弱い相手と同じ事の繰り返しに飽き飽きしていた所でバラムにより魔界制度により、イフリートとは召喚してはならない大悪魔として語られている。

丁度、退屈していた時に知哉が落ちてきて面白い契約を持ち出した時に面白いものや興味の湧いた事に悪魔は探究心からタガが外れてしまいやり過ぎてしまうのだ。


イフリートの現状は正にその状態なのだ。まだ好きな女性な性格も顔もわかっていないのに側室でも愛人でも良いと良いというダエノールの様な意外な事が起こるから面白いのだ。

支配領土の位置を示した槍を突き刺し終えた兵士が戻ってくると、シュルガットは地面に大地に手を当てるとその範囲に外からの侵入を防ぐ、頑丈な城壁を作り出すと、そのまま城壁に上がれる階段や宿舎等を四隅に作り終えるとイフリートの元に駆け寄ってくる。


イフリートはシュルガットの頭を撫でてやると、ダエノールのムッとした表情をみせると黒いローブをイフリートに預けるとアルマに負けず劣らずのナイスバディをした身体と黒いビキニという意外なエロスを披露すると男性冒険者たちが騒ぎ始めた。


ダエノールはそんな声を無視し、シュルガットの様に地面に触れ魔力を土を込め、耕すと一気に農作物が出来上がってしまったのだ。

ダエノールもイフリートからローブを受け取り着ると撫でるように要求してした為、撫でてやると無表情キャラが嘘の様に感じる乙女の顔をしていた。

それを見ていたシュルガットはリリアーヌ主催の『女子会』にダエノールも参加するように言い始めた。

D13 (デモン・サーティーン)』で見せた記憶にマリナ達の女子会を知り、リリアーヌが興味を持って開催すると言っていたのを思い出した。


「それにリリアーヌならイフリートに玩具にされてたし、愛人としてそーいうの知っておいて損はないよ?」


「一理ある…イフリートが…リリアーヌ玩具にして…お尻叩いてる以外…知らない…から…尻フェチだと…思ったから…」


「あれはリリアーヌの性癖だ。それからクランプスとガルオンを説得してバラム様から許しが出たらの話だぞ?」


イフリートはこの時の『女子会』という言葉にバラムが含まれている事を見抜けなかった。

同じ大地悪魔同士は互いに見抜く力が通用しない為であった。

シュルガットとダエノールが女子会で先にバラムを味方につけてしまえば、クランプスもガルオンも逆らう事は出来ない。

魔界のルールは従順する者が決めた事は絶対である。

それを破れば奈落の冥界に堕ち、滞在である『囚魔』になってしまう為上の決めた事には逆らう事が出来ない。

先に女子会を開催してバラムを味方につけて認めて貰えばこちらものだと2人はわかっていたのだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ