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部屋で  作者: 野田
3/4


「里菜、何かあった?」


「えっ?」


親友の成美があたしの顔を覗き込む。


「何か最近おかしい。春太とも居ないし。」


「……。」


『春太』という単語が響く。


「何があった?」


あたしは成美に春太とのことを全部打ち明けた。


成美は全く驚きもしない。


「そりゃ、あんたも悪い。」


「えっ?」


「春太が里菜のこと好きなのはずっと前からわかってたのに、里菜は答えをいつまでも出さない。」


「だって…告白冗談だと…」


「あんたって鈍すぎ。」


「だって……。」


「ま、そのうち前みたいに戻るでしょ。じゃああたし委員会あるから。」


「うん。」


成美が行ったあと、あたしは一人で日誌を書いていた。

書き終えて、職員室に持って行く途中。


静かな廊下。


「…んっぁ…ん…あんっ」


確かに聞こえた。

そこは音楽室の前。

カーテンが閉められている。


あたしは恐る恐るカーテンの隙間から覗いて見た。


すぐに目を離した。


嘘だ………………。


「だめ…ぁっ…春太くんっ」


目を疑った。

音楽室の中では、春太と彩美が…えっちしてた…。


あたしは足早に職員室へ向かった。




――――――――


「春太くんっ…あんっ」


「黙って。」


俺は彩美の唇をふさぐ。


聞きたくない。

里菜以外の女の鳴き声なんかが聞きたいんじゃない…。


「彩美……好き…」


嘘……………。


里菜が好き…。




――――――――


あたしは職員室に日誌を持っていった後、押さえきれずに泣いた。

教室で一人、泣いてた。


「里菜?」


「勇樹っ…」


あたしは急いで涙を拭き、笑顔を作ろうとした。


「何一人でやって…」


「何でも無いよ。」


笑顔…作れてるかな…。


「作り笑いするな。泣いてたろ?」


「勇樹…………。」


ダメだった。作り笑いは崩れて、涙が溢れた。


勇樹は優しくあたしの頭を撫でてくれた。

泣いてるわけも聞かずに、ただただそばに居てくれた。




――――――――


彩美とも音楽室で別れ、教室にカバンを取りに行こうとした。


ん?

教室から泣き声がする。


ゆっくり覗いてみると…


里菜…………。


勇樹が里菜を抱き締めていた…


俺は教室から引き返した。


むかつく。

そっか…里菜は勇樹が好きだったんだ…。


勇樹も前から里菜のことを想っていた。


なんだ…………そっか。






続きは書いてと言われたら書きます。言われなきゃ書きません

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