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部屋で  作者: 野田
1/4


俺は、里菜が好きだ。


こんな感情に気付いたのは最近だった。


幼なじみだった里菜はいつの間にか綺麗になった。




―――――――――



「里菜、付き合って。」


何度も聞く、春太のこのセリフ。


いつものようにあたしは流して宿題を進める。


「里菜??まじだから。」


「分かったから宿題しなさいよ、春太。」


「…分かった。」




しぶしぶ春太は宿題を始めた。


今あたしは幼なじみの春太と自分の部屋で宿題中。


最近、ずっと春太はあたしに付き合ってって言ってくる。


冗談なのはわかってる。

でもドキドキしちゃうよ…。

だからやめてよ。


顔が赤くなるのを見られないように下を向いてシャープペンシルを動かすあたし。


「なぁ…。」


春太の声。

あたしの大好きな声。


「なに?」


「いい加減にしろよ。」


・・・は?

なに言ってんだ春太。


「何が?あたし何かした?」


「答えろよ…」




―――――――――




我慢出来ない。

あー俺バカだ。

キレてどうすんだよ。


でも口は止まらない。


「いい加減答えろよ。」


「だから、意味わかんないじゃん?なに?」


「だからっ!付き合ってっつってんじゃん。」


「……。」




「なぁ、どうなの?」


「……は、…意味わかんない。…付き合うとかうけるよ…。」


里菜の言葉が突き刺さる。


「………だめか?」


「………無理だよ。」


「・・・・・・。」


「だ、だって、春太もてるじゃんっ。あたしなんかにそんな事言ってないで、可愛い子んとこ行きなよ〜」



冗談めかして言ってみる。……あれ?春太……怒っちゃった?


「……ふざけんな。」


「ふざけてないよ…」


「分かったよ。」




―――――――――



次に気付いたら、目の前に春太の顔があった。


「は、春太っ?」

「いいよ、我慢出来ない。」


そう言って春太はあたしに・・・・・・。


「やっ……ん…」


春太の舌が強引にあたしの唇をこじ開ける。


春太っ…やめてよ…


思いが伝わる訳もなく、春太は止めない。


春太??怖いよ…


「里菜っ!口開けろ!」


春太が怒鳴る。

春太……怖い……。

あたしは抵抗をやめてしまった。

それほど春太が怖い。


いつもとは違う。


やだよ・・・・・・。



「ん…ふぅ…」


慣れないキスに息が漏れてしまう。


やっと唇が離れたと思ったら、春太の手は、あたしのシャツの中に入っていた。


あたしは急いで春太の手を掴む。


「やめてっ春太…」


「やだ。」


一言言うと、春太はあたしのブラをはずす。


あたしの必死の抵抗もむなしく、春太はやめようとしない。



「ぁっ…やめっ…」


やだ…

こんな声出したくない。

春太…やめて…


だけどやめてくれない…

春太はあたしの胸にキスしたり触ったりする。


嫌なのに声を漏らしてしまう自分が恥ずかしい。


部屋にはいやらしい水音が小さく響く。


「はるた…やだ…っあ…ん…やだ…」


春太はやめるどころかエスカレートしていく。


ついにはあたしのスカートの中に手を入れた。


下着の上からやらしい手つきで撫でられる。


「…ぁっ」




―――――――――



里菜の両手を右手で押さえて左手で里菜の下半身をいじる。


嫌がってるけど、里菜のパンツはびしょ濡れだ。


ゆっくりと、パンツに手を潜り込ませた。


手に柔らかい感触。


ゆっくり撫でる。


「あっ…ん…ぁ…」


撫でるたびに里菜の声。

それがまた、俺を誘う。


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