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転落転生 ~ある日、穴に落っこちた~  作者:  
第一章 「落下、そして異世界へ」
4/7

第四話 「授業と散歩と初勝負」

1つ変更があります


変更点

 地の文で「ハイスさん」と呼んでいたのが「ハイス」になります。




 名前を決めてから早くも1ヶ月が経った。

 俺――グレイブはその内の2週間のうちにこっちの世界の言語を何とかして覚えた。

 さらに、言葉の勉強に加え魔術と剣術も少しだけやっている。


 そして今はハイス先生による歴史の授業中である。


 今までも何回か授業は受けてきた。

 その中に魔術の授業もあった。その授業で分かったことをまとめるとこうだ。



―――


・魔術は生命の源となる魔力によって発生する。


・魔力量には個人差がある。


・人の総魔力量は生まれたときに決まっており、増えることは一生ない。


・魔力には人それぞれ波長がある。また、魔術にも波長がある。


・魔術の波長と自分の魔力の波長が同じ、または似ているとそれが得意魔術マイスキルとなる。


・得意魔術を複数持つ者もいることがある。


・魔術は

  基礎級→初級→中級→上級→超級→幻級→神級

と分かれている。


・魔術の発動方法は詠唱、魔方陣、術式の使用の3つがあるが最近では詠唱が主流である。尚、得意魔術と基礎級魔術は詠唱も魔方陣も術式も必要としない。


・魔術の発動方法

  詠唱:口で決められた文を唱えることで発動する。


  魔方陣:地面などに陣を描き、そこに魔力を流し込むことで発動する。何度か繰り返して使える。


  術式:単独では意味をなさないが、魔方陣と併用することで効果を発揮する。一般的には知られていない。



―――


 と、まぁ魔術について分かったことはこんなもんか。

 ちなみに、俺の得意魔術はまだ分かっていない。


「おーいグレイブ。聞いているか?」


「はい、全く聞いていませんでした」


「よーしお前、表に出ろ。叩き潰してやる」


 俺が少し話を聞いていないだけでハイスはいつもこうなる。しかも文字通り叩き潰しに来るのだ。


「ちょ、待って。それはやめて。それ痛いから。次からはちゃんと聞くから!」


「問答無用! 木刀持って庭に来い! 5分後な!」


 ハイスはそう言って木刀を持って庭に外に行ってしまった。

 仕方ない、こうなった以上覚悟を決めよう。

 まぁ、俺が聞いてなかったのが悪いんだけどね。



★★★



 ぴったり5分後、俺とハイスは庭に木刀を構えた状態で向き合っていた。


 ちなみに、こっちの世界の剣術は型が2つあるだけで技とかは特に無いため、剣術の使用者は自分で技を創っている。

 それで、その2つの型というのは、


・納刀の型

  名前の通り、納刀している状態から居合い斬りの要領で敵を切る。防御及びカウンター向き。


・抜刀の型

  名前の通り、抜刀の状態から相手に攻めかかる型。攻撃向き。


 この2つだ。

 本当は型の名前は無いのだが、説明しにくい、とハイスさんが勝手に名前を着けた。

 と言うか、納刀の型は初撃で決められなかったら後は抜刀状態で戦うから、相手が格上なら納刀の型で、格下なら抜刀の型と言った感じなんだろうな。

 ちなみに、俺は納刀の型でハイスは抜刀の型だ。当然だろう。


「いいか、ルールは簡単。相手に一撃入れた方の勝ちだ」


「はいはい、わかりましたぁっと!?」


 言い終わるか終わらないかのうちにハイスが踏み込んできた。


「ぅおらぁぁぁぁぁ!!!」


 ハイスさんの鋭い踏み込みからの横に一閃。当たれば痛いじゃ済まない攻撃である。いくらこの世界に回復魔術ヒーリングがあるからと言っても、これは止めて欲しい。

 俺は抜刀と同時にそれを左上方向に受け流す。そこから、がら空きになったハイスの左脇腹に突きを入れる。掠りはしたが、ハイスは強引に体を捻ることでかわした。掠りはノーカウントのようだ。

 初撃のカウンターで決められなかったので次からは互いに抜刀状態だ。

 再びハイスが接近してくる。

 下から斬り上げてくる木刀を1歩下がって回避し、突くと見せ掛けて蹴りを入れる。

 が、木刀で防がれ弾き飛ばされた。距離が開き、振り出しに戻る。


「らぁぁぁぁ!!」


 またもハイスさんが斬りかかってくる。上段からだ。この動きは知っている。


 この1ヶ月で俺はハイスの癖は何となくはわかっている。上段から斬りかかって来るときは3回連続で攻撃してくる。


 1発目。上段から来る。

 それを左へ動くことで回避。

 2発目。振り下ろした状態から薙ぎ払うように斜めに斬り上げる。

 木刀をで軌道をそらして回避。

 3発目。木刀を引き戻して突きを繰り出してくる。

 軌道上から半身ずらすことで避ける。


 3発全てかわした。


 と、思っていたら木刀を引き戻しながら左手を俺の胸あたりに当ててきた。


「えっ! ちょ、まさか!」


「わりぃな! 『電気ショック(エレクトロショック)』!!」


 ハイスさんが言い終えるか終えないかの内に手から電気が放出され、俺の体に伝わってくる。


 『電気ショック(エレクトロショック)』は魔術のランク的には初級だが、十分に人を感電させることができる威力である。

 それをまともに受けた俺はそのまま意識を失った。


 つか、魔術を使うとかズルいぜ。



………………

…………

……



「ふぅ……」


 危なかった。魔術を使わなかったら勝てなかったかも知れない。


「いつの間にこんなに強くなったんだよ……」


 叩きのめそうと思っていたのにあと少しで叩きのめされる所だったぜ。

 いくら転生者とはいえ、この成長速度は異常だ。

 こいつ、魔術の方もちゃんと鍛えて得意魔術も分かったらメチャクチャ強くなりそうだな。

 流石、転生者ってか。いや、俺も転生者だったな。


 とにかく、回復魔術ヒーリングかけとかねぇとな。いくら手加減したとはいえ俺の電気ショックをまともに喰らってんだ。いくらか内蔵にダメージがあるだろ。


「はぁ……そろそろ得意魔術を使えるようにさせねぇとな」


 そう思いながら俺は回復魔術をかけ、グレイブとグレイブの木刀を担いで部屋に運んで寝かせてやった後、町に買い出しに行った。



………………

…………

……



 目が覚めるともう朝だった。昨日のハイスの電気ショックを受けた後、そのまま半日近く寝ていたらしい。

 体を動かしても異常が無いところを見ると、ハイスが回復魔術をかけてくれたのだろう。


 1階に降りてリビングに行くと、ハイスが仕事に行く準備をしている所だった。

 テーブルの上には2人分の朝食が置いてあった。


「よう、グレイブ。起きたのか」


「はい、誰かさんのお陰で半日近くも寝ることになりましたよ」


「へー、そりゃーたいへんだったなー」


 最後は棒読みだったが、まぁ良いだろう。


 2人とも席に着いたところでいただきますをする。

 こっちの世界に食事前にいただきますと言う習慣は無いのだが、まぁ2人とも日本人だからやるようなもんだ。


「そう言えばハイスさん、昨日の魔術ですけどいつの間に詠唱したんですか?」


 昨日ハイスさんは、いきなり魔術をぶつけてきた。その直前を思い出しても、詠唱する時間なんて殆ど無かったはずだ。


「あぁ、あれか。名前までは教えられない(・・・・・・)が、あれは俺の得意魔術だ」


「得意魔術がまだ分からない人に得意魔術を使うって酷くないですか」


「誰も魔術禁止とは言ってねぇぞ?」


「言ってなくても使って良いとも言ってないですよ」


「まあまあ、もう終わった事だろ? っとごちそうさま」


「はいはい、そうですね。ごちそうさま」


 2人で食器を片付けた後、ハイスが仕事に行こうとしたので、


「あ、そうだハイスさん」


「ん? なんだ?」


「昼食を食べた後、夕方まで町を見て回りたいのですが……」


「あぁ、そんなことか。別にいいぞ。お前はもうこっちの言葉も喋れるしな」


「ありがとうございます!」


「そうだ、出掛けるときは真剣を持ってけ。悪い奴等がたまにいるからな。絡まれたら迷わずにぶった切れ。殺すのが嫌ならせめても相手の足を切って動けなくして逃げろ。迷ってると魔術とかを打ってくるからな」


「マジですか……」


 あぁそうだ

 と言って、ハイスさんは腰に吊ってある袋から何かを取り出して俺に渡した。


「金だ。日本円にすると、約5000円ある。何か買うときは使っていいぞ。無駄遣いはすんなよ」


「わかってますって」


 その後ハイスさんは何処かへ行ってしまった。



★★★



 昼飯を食べてから俺はビグルの町へと出掛けた。もちろん、ハイスさんの言う通り2週間ほど前に貰った真剣の刀を持ってだ。



 町はとても活気に溢れていた。

 大通りでは人が行き交い、道の両端では商人達が商品を売ろうと声をあげている。


 この光景は以前に窓から見た気がするな。


 少し場所を変えて町の出入り口の方へ行くと、乗り合い馬車の待合所があり、出発の時間までまだ時間があるのか馬が寝ている。

 門の外からは乗り合い馬車や、商人の馬車が町の中へと入ってくる。




 色んな所を見て回っていると、ある商人に声をかけられた。


「おぅ、ボウズ! ちょっと見てかねえか? 良い剣が入ったんだよ」


 どうやら武器屋のようだ。


「すいません、今は別に武器に困っていないので」


 と、笑って返すと、


「そうか! んじゃ困ったらここに来いよ! 安くしてやるぜぇ?」


「ははっ、そうさせていただきます」


 無理に引き留められると思ったが、結構いい人だったな。


 広場の方へ行くと怒鳴り声が聞こえて来た。

 喧嘩だ。


 見るからにガラの悪い連中が7人で子供をいじめている。

 いじめている方は16~17才、子供の方は今の俺と同じ位か。


 さて、どうしたもんか。


 助けに入って一緒に殴られるか、見捨てて帰るか。

 俺の今の装備は、こっちに来たときに来ていたダッフルコートとズボン。コートの中はただのTシャツを着ていて、腰には刀。あいつら(不良)は丸腰だが、得意魔術は不明。


 どうするかなー、と、考えていると後ろから誰かに頭を叩かれた。

 振り替えるとそこにはハイスが立っていた。


「何を悩んでんだよ。とっとと助けに入って来いよ」


「いや、あいつらの得意魔術が分からないから悩んでんじゃないですか」


「安心しろ。あいつらはお前よりも弱いから」


「問題はそこじゃないでしょ……」


「とにかく行ってこい。危なかったら俺も助けに入ってやるから」


「はぁ……分かりました、行ってきますよ!」


 そう言うと俺は腰の刀に手をかけて走り出した。



 50メートル程走って行くと不良の1人が俺の接近に気付いた。


「おい! てめぇ! 止まりやがれ!!」


「はっ! お断りだね!」


 わざと挑発する。間合いにさえ入れれば俺の勝ちだ。

 だが、


「この! 『火弾(ファイアボール)』!」


 攻撃魔術をうってきた。

 詠唱が無かった事からあいつ――不良Aとしよう――は火系統の得意魔術を持っていると考えられる。


 とりあえず1発目は横に跳んで回避。他の不良は俺に気づいてはいるものの、「ガキか。問題ないな」と思っているのかこっちに攻撃してこない。


 その間も不良Aは『火弾』を乱射してくる。

 こらこら、後ろの人達に当たったらどうするんだい。


「くそっ! 避けんじゃねぇ!」


「当たったら痛いじゃ無いですかっと」


 最後の1発を避けて広げて肉薄。

 そして、抜刀しながら斬る。


「がはっ……!」


 まだまだ、真っ二つとまでは行かないが、腹に一文字の切り傷が入っただろう。


「なっ!」


 他の不良達が1人殺られたことで殺気立った。


「うっ、やべ」


 流石に6人も同時に何で相手取れない。


「うらあぁぁぁ! 『岩石砲(ロックキャノン)』!」


「はっ!」


 飛んでくる岩を斬ると、左右から2人迫ってくる。


「『水爆弾(ウォーターボム)』!」


「『電気ショック(エレクトロショック)』!」


 水と電気か。

 なるほど、1人の威力は弱いけど組み合わせで強くしようってか。

 とにかく避けないとな。


 俺はしゃがんだ。

 すると、時間差での攻撃を狙っていたため水魔術が先に発動。俺の右にいた、雷魔術を出そうとしていた奴に炸裂。びしょ濡れになった。

 そして、そのまま雷魔術を発動したため、


「があぁぁぁぁぁ!」


 自分の雷が水を伝って自分に感電して自滅。


「てめぇ! 『氷槍(アイスランス)』!」


「てめぇ! ってあんたの水のせいでしょっと!」


 そう言いながら、飛んでくる氷でできた槍を両断。

 そのまま接近して3人目を切り伏せようとしたとき、横から2発目の『岩石砲』が飛んで来た。

 俺は小さく舌打ちをすると、目の前の奴を斬ることを断念して、再び『岩石砲』を斬る。


「観念しやがれぇぇぇ!」


 と、後ろから何かが襲いかかって来た。

 咄嗟に横に跳ぶと、俺がさっきまで立っていた所に別の不良が立っていた。それも、腕から真っ赤なオーラを立ち上らせて。


「好き勝手やってくれやがって。どうしてくれるんだぁ? おい?」


 凄まれると怖いなー。


「俺はフロウ! 得意魔術は『身体強化(パワーアップ)』 ! さあ、てめぇも名乗れ!」


 言い終わると全身から真っ黒いオーラが溢れ出した。授業で習った気がするが忘れた。後で聞いておこう。

 それと、この世界には戦う相手に名乗る決まりでもあるのだろうか。

 ま、名乗っとくか。


「俺はグレイブ。得意魔術はまだ不明。但し、剣を使います」


「はっ! 得意魔術も使えねぇのに俺に挑むのか! 嘗められたもんだなぁ!」


「別に、嘗めてなどいませんが」


「うるせぇな! ガキがっ!!」


 と言うと、物凄いスピードで突っ込んできた。

 このスピードも『身体強化』の影響か。


 フロウは俺の目の前まで来ると、右手でストレートパンチを繰り出してきた。

 俺はしゃがんで回避し、前に移動しながら斬る。


 斬った。

 手に斬った感触は伝わって来た。

 なのにフロウは倒れず、平然と、何もなかったように立っていた。

 いや、よく見ると服は斬られている。

 恐らく『身体強化』の影響で皮膚も強化されているのだろう。

 真剣の刃すらも通さない皮膚ってどんだけ硬いんだよ。


「ぐっ……。てめぇぶっ殺してやるからな!」


 成る程。皮膚は斬れなくともダメージはあると。

 フロウの魔力残量が0になれば俺の勝ち。

 それ以前に俺のスタミナが切れればフロウの勝ちか。

 長期戦覚悟だな。


「吹っ飛べ!」


 フロウが何もない所を殴った直後、俺の小さな体は吹き飛んでいた。

 そのまま建物の壁に背を打ち付けた。


「うげっ……!」


 くそっ、衝撃を飛ばすとか何なんだよ。


 顔をあげると、1メートル程先に拳を振りかぶった姿勢のフロウがいた。


「ガキにしてはよくやる方だったが…………死ね」


 横に跳ぼうとしても空いている手で衝撃を飛ばしてきて動けない。


 フロウが拳を振り下ろし俺の腹に届かんとしたとき、視界が白く光った。


「何を1発貰っただけで諦めてんだよ、グレイブ」


 白い光の正体はハイスの電撃だったようだ。


「くっ! 誰だてめぇ!!」


「こいつの保護者さ。『放電(スパーク)』!」


 そう言うと、ハイスはフロウの腕を掴んだまま魔術を発動させた。


 バチッ


 と、一瞬ハイスの手が光ったかと思ったら次の瞬間にはフロウが倒れていた。


 雷系統中級魔術『放電』


 俺は驚いていた。

 ハイスが言った名前からするに恐らくこの魔術だろう。

 だが、本で見た感じだと一瞬で意識を奪えるような魔術じゃなかったはずだ。

 しかし、一瞬の発動だけでハイスはフロウの意識を奪った。


 と、そこまで考えたがダメージと疲労でそこで意識が途切れた。



★★★



 目が覚めた。

 俺はこの1ヶ月ずっと住んでいる家のベットで起きた。

 確か、俺は町中で意識を失ったのでハイスがまた運んでくれたのだろう。

 ハイスには迷惑をかけっぱなしだな。


 1階に降りていつもの部屋に行く。

 ハイスは椅子に座って本を読んでいた。

 今日は休みなのか仕事着ではない。


「よぉ、起きたのか。一応『回復魔術』はかけといたが、体の方は大丈夫か?」


「えぇ、何とか。ありがとうございます。あ、そうだ。これ、ありがとうございました」


 俺はポケットから昨日借りたお金を取り出した。


「あー、それお前にやるよ。昨日はA級得意魔術持ち相手によく頑張ってたからな」


「いや、結局負けも同然でしたし」


「いいから、貰っとけ。この世界じゃ、貰える物は貰っとかないと大変だぞ」


「じゃぁ、ありがたく貰っときます」


 と言い、再びお金をポケットにしまった。


「そう言えばハイスさん、昨日フロウを気絶させた技って雷系統中級魔術の『放電』ですよね。あれは一瞬で相手を気絶させられるほどの威力はありません。でもハイスさんは一瞬で気絶させました。どうやってあんなに威力を上げたんですか?」


「その内お前にも分かる時が来ると思うぞ」


「そうですか……」


 魔術の威力を上げる方法があれば教えて欲しかったがだめだった。


 でもあの人、何か隠してる気がするんだよなー。

こんにちは! 大海の猫です!


前回、早めに投稿すると言ったのに1週間以上経ってしまいました。すいません。


あと、今回はたくさん魔術が出てきたので説明です



○系統○級魔術

 どの系統(属性)のどの級の魔術かを表します


火系統初級魔術『火弾』

 握りこぶし程度の大きさの火の弾が相手に飛んでいく


水系統初級魔術『水爆弾』

 水のボールがゆっくり相手に飛んでいき、相手にぶつかると爆発する。攻撃力はほぼ無い。


水系統中級魔術『氷槍』

 氷でできた槍を飛ばして相手を貫く。


雷系統初級魔術『電気ショック』

 手から電流を出して相手を痺れさせる。密着していないと使えない。


雷系統中級魔術『放電』

 原理は『電気ショック』と同じだが、こちらは密着しなくても使える。


土系統初級魔術『岩石砲』

 単純に岩を飛ばすだけ。


無系統得意魔術『身体強化』

 魔力で筋力や視力、皮膚の硬度などを上昇させる。常時魔力を消費するため、長時間の連続使用はできない。



今回出てきたのはこれくらいですかね。

ちなみに、フロウが使った『衝撃』は魔術じゃ無いです。




20150406

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