雨音-アマオト-
はい、お久しぶりです
静かに雨が降り続ける。
「あ、雨...。」
独り少女は絶望に満ちた目で雨を見やる。
雨と少女の涙は同化して
排水溝へ流れゆく。
「.....この気持ちも流れていけばいいのに。」
苦しくて、悲しい想い全部。
雨と一緒に流れてしまえばいいのに。
そう思っても
そう簡単に流れてはいかなくて。
「苦しいのに...悲しいのに...。」
雨の音が激しくなるとともに
少女の心は乱れゆく。
「もうやだ...。」
雨の音にその声は
かき消されていった。
衝動的に書きました。
雨降ってたんで←