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まあ、前回の続きですよ。はい。

この頃、この小説へのアクセスが減り落ち込む作者であった。


苑自「じゃあ、外に出てアイテムを買ってください。」

培句「じゃあ、この店に入るぞ。」


ゲーム(武器屋)「お若い方、何かお求めかな。カーッぺッ。」


宇多「武器屋なんかヨボヨボだし、室内でタンはいたぞ。」

培句「今のお金で買えるのは・・・『普通の剣』か。じゃあ、これにしよう。」


武器屋「『そこらへんの藻』でよろしいかな?」


宇多「武器屋の爺さん、耳遠すぎるだろ。」

佐藤「『そこらへんの藻』ってどんなアイテムですか?」

苑自「3つ集めると、一番回復能力が低い薬になるってアイテムですけど、実は薬を直接買った方が安いっていうアイテムです。」

培句「いらねえよ、そんなの。キャンセル。」


ゲーム「ノマルは『そこらへんの藻』に全財産をつぎ込んだ!」


培句「だからキャンセルにしたじゃん。バグが多すぎるよ。」

宇多「どうすんだよ、全財産なくなった上にアイテムが『そこらへんの藻』だらけになったぞ。」

苑自「じゃあ、仕方がないので外で宝箱を探してください。あっ、あそこにありましたよ。」


ゲーム「ノマルは宝箱から『最強の剣』を手に入れた!」


佐藤「『最強の剣』ってどんなアイテムですか?」

苑自「ザコキャラからラスボス含め、すべて一発で倒せて無限に使えるっていうアイテムです。」

培句「いや、おかしいだろ。何で序盤から・・・」

苑自「でも、まだ防御力がありませんから。」

培句「まあ、そうだけど。」


ゲーム「ノマルは宝箱から『最強の鎧』を手に入れた。」


佐藤「『最強の鎧』って、どんなアイテムですか?」

苑自「ザコキャラからラスボスを含め、すべての攻撃を無効化してしかも絶対壊れないっていうアイテムです。」

培句「だから、おかしいだろううって。何で序盤からこんなの手に入るんだよ。もうちょっとシナリオちゃんと考えろよ。」

苑自「考えたの私じゃないですよ、近所に住んでる元作家の、この頃少しポーっとしている爺さんが考えたんですよ。」

培句「仕事をポーっとしている爺さんに任せるなよ。おかしすぎるだろ。」

苑自「社長、いろいろ言いますけどゲームしないって言ってたのに、何が分かるっていうんですか?」

培句「ゲームの知識がなくても、お前にない『常識』っていうものがあればおかしいのは分かるよ。」

苑自「とりあえず、先に進みましょう。」

20分後

培句「とうとうきたな、最後の城。」

宇多「『とうとう』って程のこともないでしょう。すごい短かったですよ。最強アイテムのせいで。」

培句「じゃあ、扉を開けるぞ。」


ゲーム(国王)「よく来たな、貴様などひねりつぶしてくれるわ。」


培句「じゃあ、また『最強の剣』で・・・」


ゲーム「最強の剣に、藻が生えてしまった!」


培句「苑自君、何これ?」

苑自「『そこらへんの藻』はほっとくと、ほかのアイテムも『そこらへんの藻』になるんですよ。」

培句「なに、その迷惑さ。じゃあ、もう使えないの?」

苑自「とりあえず、素手でも攻撃できますよ。」

培句「なんだよそれ、しょうがない。」


ゲーム「ノマルは素手で国王を攻撃した、国王は倒れた!」


培句「えっ、なんで?」

苑自「国王は普通の人間だから、素手でやられるんです。」

培句「素手でやられる人間が、剣持った人間にひねりつぶすって言ったの?その強気があって、何で政治ができないの?」

苑自「意外性を狙いたくて。」

宇多「これ、売れますかね。」

培句「無理だろうな。」

かくして、向井ビルからテレビを借りたことは忘れ去られ、いつの間にか給湯室で使われていたそうな。

ええ、今回も無事書き終わりました。

この頃、アクセスの減りに落ち込んでいます。

感想お願いします、相変わらず作者が寂しがるので・・・

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