飛行機にはじめて乗る年齢は、年々下がる。
茄茂泣町にもある、交通機関の飛行機。
果たして茄茂泣空港行きの飛行機で、どんな事件が・・・
野鳥 不雷「今日か、決行の日は・・・」
実はこの男ハイジャック、茄茂泣空港行きの飛行機をハイジャックしようとしていた。
野鳥「さて、そろそろ出発するか・・・あれ?」
10分後
空港警備員A「では、置き引きされたスーツケースは、どんな柄でしたか?」
野鳥「くそっ、何で爆弾が入ったスーツケースを置き引きされるんだよ。もう、しょうがないからリュックに入ってる偽者を使って、パニックになってる隙に乗っ取ろう。(心の声)」
空港警備員A「まあ、見つかる可能性は低いですけど、気を落とさないでください。」
野鳥「そんなこといって、気を落とさないわけないだろ。もういいや、なんか食べよう。(心の声)すいません、これください。」
15分後
野鳥「なんか、高い割に微妙だったな。すいません、お会計お願いします。」
レジB「えーと、お会計は~円です。」
野鳥「えーと、あれ?あっ、しまった。昨日、大家さんに家賃払ってから、おろしてなかった。」
レジB「すいません、お金が足りないのjでしたらこちらへ・・・。」
空港警備員A「また、あなたですか?」
野鳥「ええ。」
空港警備員A「じゃあ、ここに必要事項を書いてください。」
野鳥「はい・・・。」
野鳥「なんか今日は散々な日だな、しかし飛行機をのっとっちまえばこんな事ともおさらばだ。(心の声)」
NMN航空103便茄茂泣空港行きまもなく出発いたします。
野鳥「さて、出発だ。これから、一世一代の大仕事だ。」
キャビンアテンダントC「ええ、これから救命胴衣の取り扱いのご説明をさせていただきます。」
野鳥「よく聞いておいたほうがいいぞ、これから絶対必要になるんだから。(心の声)」
キャビンアテンダントC「新聞、週刊誌等はいかがですか?パズル雑誌もございます。」
野鳥「まだ、仕事をするには早いな、少し時間をつぶすか。パズルでもやろう。」
2時間半後
野鳥「結構、難しいなこれ。ああ、やっと終わった。あっ、しまった。もうこんな時間か。早く仕事に移らないと。」
ガクガク
野鳥「ああ、ずっと座ってたから、かなり足がしびれてる。おい、騒ぐな。この飛行機は俺がのっとった。騒ぐと、この爆弾を爆発させるぞ。」
シーン
野鳥「おや、ハイジャックが出たにしては騒がれない。少し騒いだやつもいたが、すぐ収まった。(心の声)」
キャビンアテンダントC「いやー、すごいですね。」
野鳥「えっ。」
キャビンアテンダントC「皆さん、この方は本日の本年度エイプリルフール大会の、優勝者です。いやー、この爆弾もまたリアルですね。」
野鳥「いやっ、ちょっと。」
キャビンアテンダントC「それでは、この方に大きな拍手を。」
パチパチパチ
野鳥「俺は、今日の計画のために、綿密なプランを立ててきた、新聞もテレビもろくに見なかったし、この飛行機のチケットも、かなり前のとったもので日付なんか覚えていない。だから気づく訳なかったんだ、今日が4月1日だなんて。しかし、今回の大会で優勝したおかげで、いくらか賞金も手に入るようだ。まあ、この賞金があればさっきの食事代も払えるし、当分楽に暮らして行けるから、ハイジャックの必要もなくなりそうだ。この部屋で、賞金などがもらえるらしい。(心の声)」
空港警備員A「また、あなたですか?」
野鳥「ええ。」
ええ、今回も無事書き終わりました。
次回久々に野丸のメンバー登場予定です。
感想お願いします、相変わらず作者が寂しがるので・・・