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please んっ brake

悪事を働いたものが入れられる、茄茂泣刑務所。果たしてその実態は。

輪追「私は、403の輪追です。あなたは?」

鶴野「私は鶴野といいます。」

輪追「鶴野さんは何で捕まったんですか?」

鶴野「詐欺をやりまして。」

輪追「詐欺の相手に気づかれたんですか?」

鶴野「ええ、今思うと気づかれてたんですね。騙そうとした私がすっかり騙されまして、相手がお金払わないで料亭から帰ったんです。おまけに財布もすられて・・・そこから足がつきまして。あの時財布をすったのが騙そうとした相手だと私は気づいたんですが、道連れにしようと思ったけど、失敗です。私のやったのが詐欺だったのが悪かったですね。まったく、証言が信用されませんでした。」

輪追「ひどいことになりましたね、どんなやつです。相手は」

鶴野「確か科学者をやってるって言ってましたね。輪追さんは何で捕まったんです?」

輪追「賄賂です。7年間ずっと入ってるんです。」

鶴野「賄賂で7年間ってずいぶん長いですね。」

輪追「まあ、他にも色々やりましたしね、しかし、なぜかあの日になぜか完璧にやってのけたはずの悪事を全部ベラベラ話しちゃったんです。一番いけなかったのが、あれを言ったことでしたね。」

鶴野「あれって何です?」

輪追「警視総監と面識があったんですけど、彼がかつらだって言っちゃったんですよ。最初、私が錯乱状態だったことにするつもりだったらしいですけど、そうすると私の賄賂の自白も嘘になっちゃうんで、泣く泣く警視総監がかつらだったということを全国にばらして私を逮捕したんです。おかげで、警視総監がすっかり怒って、私を一生出さないって言ってました。全く、参りました。そうそう、404の部屋のひったくりさんも私と同じ日に逮捕されたんですよね。」

ひったくり「ああ、あの時おかしな機械で腰をやられて今でも痛いんだよ。毎週木曜日になると、痛み出すからカレンダーがなくても、曜日が分かるんだ。」

マック「ちなみに、今日は何曜日ですか?」

鶴野「あなたは?」

スティッド「私たちは双子の空き巣の401号室の、スティッドとマック兄さんです。」

鶴野「あなた達は、空き巣先で見つかったんですか?」

スティッド「いえ、盗んだクレジットカードが偽者でそれでつかまったんです。」

鶴野「盗んだやつ使っちゃったんですか?」

マック「ええ。」

鶴野「あの。」

輪追「どうしました?」

鶴野「なんか、こころくなつかまり方してる人がいないんですけど・・・」

輪追「ええ、なんか落ちこぼれの犯罪者達が集まるとこらしいですよ。」

鶴野「えっ。」

ええ、今回も無事書き終わりました。

実はこの話、後編にも続きます。ここに載ってる犯人は、何話に出てきたか探してみてください。

感想お願いします、相変わらず作者が寂しがるので・・・

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