恋人との死別
「なんで君は自殺してしまったんだ……。
僕には何もできなかったのか? 力になれなくて、ただただ空虚な気分になってる。
恋人になった時、最初に決めたよね。隠し事はできるだけしないって……。
何もかも全て話せとは言わないけれど、そこまで思い詰めてることがあるなら僕にも話してほしかった。きちんと受け止めるから、僕も君の悩みを背負いたかった。
最後に行ったカラオケ。
あの時、君はどんな気持ちで居たんだろう。あの時から死にたかったのだろうか。もう分からないけれど。」
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「僕はここのところ、君が悩んでいたことについて考えていたんだ。もしかして、君は仕事が合わなくて悩んでいたんじゃないか? だって、仕事の愚痴をよく言っていたよね。少し気にかかる男の上司がいるとも言ってたし。
たしか○○とかいう奴だっけ? もしかしてそいつ、君にセクハラでもしていたんじゃないの……?
君がマンションから身を投げるなんて、そんなことする理由なんて、他に思い当たらないよ……。」
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「愛する君へ
全て分かったよ。君はあの上司にストーカーされていたんだね。
今日はもう二度とそんなことができないようにしてきてやったよ。安心して、あの男は地獄に落ちるから。
そういえばあいつ、この僕がストーカーで、自分が恋人だ! なんて主張してきたんだよ? 無理矢理にもほどがあるでしょ。妄想も過ぎると笑えないね。
君もあんなバカに悩まされてるなら、ライブ中……に言うのはさすがに躊躇うか。君は配信者だからそういう手も使えるけど、デリケートな問題だものね。
でも、僕も参加したオフ会で僕には言ってくれてよかったのに。ほら、カラオケの後とかさ。だって恋人じゃないか。
これから僕もそっちに行くよ。天国で会おうね。」
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