武神戦隊ランセイバー(6)
ランセイバーが大江戸城でアバドーン獣と戦っている頃、虎太郎は一人アバドーン兵から大江戸ランドの観光客を守るべく奮闘していた。
大江戸ランドの地面に落ちていた竿竹でアバドーン兵を牽制してアバドーン兵の注意を虎太郎に向けていた!
「アヒャーッ!」
いつもの叫び声を上げるアバドーン兵も焦りを隠せなかった!
しかし、多勢に無勢で虎太郎は行き止まりに追い詰められてしまった!
「どうしよう囲まれちゃったよ!」
虎太郎はもはやこれまでかと思った!
その時、煙玉がどこからともなく転がってきた!
「!」
瞬く間に煙が広がり、周囲が見えなくなった!
煙が晴れるとアバドーン兵の目の前には六郎と千尋が立っていた!
「虎太郎くん、大丈夫ですか?」
六郎は虎太郎に無事かどうかを尋ねた!
「よく頑張ったね」
千尋は虎太郎を労った!
「みんな! 助けに来てくれたの!?」
「ランセイバーをサポートするのが私達の役目ですから」
「アヒャーッ!」
アバドーン兵は自分を置いてきぼりにして会話を進める六郎たちに怒った!
アバドーン兵はサーベルを持って六郎たちに襲いかかった!
六郎と千尋は身軽な身のこなしでアバドーン兵を倒していった!
「所詮は有象無象の雑兵!四神城で鍛え上げた武芸には勝てない!」
「……アヒャーッ!」
敗走していくアバドーン兵!
「虎太郎くん……ランセイバーはどこにいますか!」
「陽樹お兄ちゃんたちは大江戸城に向かったよ」
「私達も急ぎましょう!」
六郎たちも大江戸城に向かうことになった!
◆◆◆◆◆
大江戸城天守閣。
真田陽樹とイノシシドーンは対峙していた。
「カブトムシドーンとクラゲドーンは倒したようだな」
「イノシシドーンよ……覚悟しろ!」
「ククク……アバドーン獣の恐ろしさを体験させてやろう!」
イノシシドーンは陽樹に向けて火炎弾を放った!
「くっ! 武神武装!」
陽樹はランセレッドに変身した!
イノシシドーンはその姿を見て不気味に笑った!
「変身したか……ランセレッド!」
「大江戸ランドに安寧を取り戻すため、お前を倒す!」
ランセレッドの手に持つ日本刀が輝いた!
ぶつかり合うランセレッドとイノシシドーン!
数分後!
「グワーッ!」
ランセレッドはイノシシドーンの攻撃に倒れ伏せていた!
「この程度で終わりか……いたぶり殺してやる!」
イノシシドーンは嗜虐的や笑みを浮かべた!
どうなるランセレッド!