海水浴
砂浜の熱が素足に心地よかった。
この辺かな?、
「よっと」
ザク!
ビーチパラソルを砂に刺してブルーシートを敷いた。
「アキラさあん!」
ステラさんが黒いビキニを着て駆け寄ってくる。形の良いおっぱいがプルンプルン揺れている。素晴らしい。ステラさんは小さいと思ってるようだが、そんなことはない。ちょうど良い大きさだ。
「どうですか?」
ポーズをとって見せてくる。
「はい、素晴らしいです。襲いたくなりました。」
「んふ、ありがと。でも、襲うのは、あ・と・で・ね。」
赤くなって、可愛い。本当に今すぐ襲いてぇ。
「ご主人さま、私はどうですか?」
少し視線を下に向けると白いスクール水着を着たアリエスがいた。胸に「ありえす」とひらがなで書いてある。なぜに?、でもまあ、これもありだな。
「アリエスも可愛いぞ。」
頭に手を置いて撫でた。
「はい、ありがとうございます。」
水着に開けられた穴から出た尻尾がブンブン振られている。
「ご主人さまぁ、すみませーん。遅くなりました。」
シルフィが全力ダッシュで駆けてくる。スポーツタイプのセパレート水着にもかかわらず、おっぱいがバルンバルン揺れている。あ、こけた。まぁ、砂浜だから大丈夫かな。
オレは歩みより、手をかしてやる。
「大丈夫か?、シルフィ。よっと。」
「ありがとうございます。ご主人さま。」
「シルフィもかわいいぞ。」
「はい、ありがとう。ございます。あ、耳は弱いので、あん。」
「ああ、わるいわるい。」
頭を撫でてて、つい耳もさわさわしてしまった。
オレたちは、今コーカス王国の南にある海岸の砂浜に来ている。乗合馬車で二時間ほどだった。まぁ、帰りは一瞬だろうけど。
この国には半月に一回公休日があって、ステラさんがどこか行こうって誘ってくれたので皆で海水浴に来たのだ。女性陣の水着もステラさんが用意してくれた。あ、オレは1LDKの部屋にあったトランクスをもってきたぞ。
「アキラさん、サンオイル塗ってください。」
ステラさんがブルーシートにうつ伏せになり、ブラの紐をといた。
おぉ、普通に裸を何度も見てるのに、なんかこのシチュエーションはこう、くるものがある。
じっくり時間をかけて塗った。塗ってるこっちが気持ちよくなったのは何故だろう。
その後、アリエスとシルフィがオレにオイルを塗ってくれたのも気持ちよかった。
「アリエス、その調子。うまいぞ。」
「はい。」
浅瀬でアリエスの手をとって泳ぎを教えていた。アリエスは泳ぎに来たのは初めてだったそうだ。
「アキラさん、あたしにも教えてください。」
ステラさんが後ろから抱きついてきた。おっぱい当たってるよぉ。
「ステラさん。泳げるでしょう?」
「うぉおおおお!」
シルフィがクロールで全力で泳いでいた。なんかたまってるのか?
昼ご飯は海の家でヤキソバを食べた。
こういった所でたべると雰囲気だけで美味しく感じるから不思議だ。
岩場があったので、皆で行ってみた。
「なんか、洞くつとかありそうですね。」
「そうですね。あ、本当にありましたよ。入ってみましょう。」
半分水没していたが、ぽっかり開いた岩場の洞くつに入ってみた。
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コーカス南岸洞窟を掌握しました。
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「掌握できました。」
「!?、やりましたね、これからスグこれますね。」
夕日が水平線に接していた。世界の全てが赤く染まっている。
オレはブルーシートの上でステラさんの両足に頭をのせている。柔らかな手つきで髪を梳いてくれるのが心地よい。両側にはアリエスとシルフィか寝ており、静かな寝息が聞こえてくる。
「楽しかったですね。また皆でどこかに遊びに行きましょうね。ステラさん。」
「はい。」




