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ブリザード

コブリンダンジョンに行くまえにスライムダンジョンの広間に寄ってポーション、マジックポーション、魔石を回収した。今朝ステラさんに全部売っちゃったからね。宝箱は出なかった。




コブリンダンジョンの広間に飛んで攻略開始。目標の広間につくまでに何回かザココブリンと遭遇したが瞬殺した。・・・アリエスが、


そして広間前、


「ザココブリンが10、ボブコブリンが2だな。じゃあ、いくぞ。」


「はい。」


「ファイヤートルネード!」


ゴォオオオオ!


「「「グギャアアア!!」」」


炎の嵐が広間を席巻し、ザココブリンが焼き尽くされていく。


そしてボブコブリンが2匹残った。


「いきます。」


アリエスが勢い良く飛び出していった。


オレはその間にウィンドウからアイスボールの起動準備。


落ち着いて後ろから連続して撃つなら、ウィンドウをクリックした方が早いことに気がついた。


一匹目のボブコブリンをクリックしてロック。そして三連打で三つのアイスボールを続けざまに放つ。


ボブコブリンは一発めこそ辛うじて体をよじって直撃をさけたが、足が凍りつき、そこに二撃目、三撃目が直撃し、完全凍結。


二匹目のボブコブリンはアリエスが足を切り裂いていて、一発直撃で凍結。そのままアリエスがスラッシュで倒した。最初に凍結させたボブコブリンはオレがゆっくり歩いていって、アンブレラアタックを頭に当てて粉砕した。


===============

コブリンダンジョン(2)を掌握しました。

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宝箱はでなかった。




次の広間もほぼ同じ構成で危なげなく、敵を撃破した。


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コブリンダンジョン(3)を掌握しました。

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ここでも残念ながら宝箱はでず。




本日、最後の目的地はちょっと敵が多かった。


「ザココブリンが5、ボブコブリンが3か、ちょっと厳しいな。」


「いけます。」


「試したいことがあるから、ちょっと待ってくれ。」


オレはスキル追加のメニューを開いた。


===============

追加するスキルを選択してください。

現在残りスキルポイント37P


アイスアロー 10P

ブリザード 20P


アンブレラガード 7P

===============


よし、アイスボールをかなり使ったことで上位スキルのアイスアローとブリザートが取得可能になっていた。そしてアンブレラアタックの上位スキル?もある。


ええい、ちょうどポイントがあるから全部とってしまえ。


「アリエス、ファイヤートルネードの後にブリザートを放つから、その後に広間に入ってくれ。」


「わかりました。」


「いくぞ、ファイアートルネード!」


ゴォオオオオ!


「「「グギャアアア!!」」」


炎の嵐が広間を席巻し、ザココブリンが焼き尽くされていく。


炎が収まったところにオレは続けざまに魔法を放つ。


「ブリザード!」


ビュウウウウ!!


広間に吹雪が吹き荒れた。


風が収まったところで広間に入ってみると。ボブコブリンは三匹とも氷の彫像と化していた。


「アリエス、とどめを刺してくれ。」


「はい、スラッシュ乱舞!」


ドシュシュシュシュ!


アリエスもスラッシュを撃ちつづけることによって上位スキルを獲得していたようだ。幾重にも放たれるスラシュによって、ボブコブリンの氷の彫像は粉微塵に砕け散っていった。後には魔石と短剣が残る。


・・・・あれ?、掌握ウィンドウがでない?


広間の奥を見ると宝箱があった。ミニウィンドウにはそこに赤い光点。


またミミックか・・・・


「ファイヤーボール!」


ドコン!


宝箱は光となって消えていき、銀貨が残った。


===============

コブリンダンジョン(4)を掌握しました。

===============


さぁ、このダンジョン、あとはボス部屋だ。

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