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ボブコブリン

アンブレラアタックで敵を倒した後、しばらく進むと三つまたの分岐に出た。


ここもまず右から進む。


ミニマップをみると前方に広い空間があり、敵の赤い光点の反応が多数。

目視では緩やかなカーブになっていて良く見えない。


「この先、広間になっていて多くのコブリンがいるようだ。」


「はい、少し強いコブリンの臭いもします。ボブコブリンかもしれません。」


敵に気付かれないよう息を殺してぎりぎりの所まで近づき、中の様子を伺う。


広間の広さは体育館くらい。中にはコブリンが三十匹くらいいた。その中に一匹だけ背が人間と同じくらいあり、ガッシリしたのがいた。あいつがボブコブリンか?


ミニマップには広間の中心部分があるので、恐らくいけるな。ザコを一掃してくれる。


「ファイヤートルネード!」


叫ぶと同時にミニマップで広間の中心部分をクリック。


ゴォオオオ!


広間の中を炎の嵐が吹き荒れた。


「「「グギャアアア!」」」


コブリンたちの苦悶の悲鳴が聞こえる。


嵐が止んだ後、広間を覗き込むと、ボブコブリンだけがポツンと立っていた。周りには黄色い魔石が散乱している。


「よし、いくぞ、アリエス!」


「はい。」


オレとアリエスは広間に飛び込んだ。


何が起きたかわからずに呆然と立っていたボブコブリンがオレたちを見つけると憤怒の形相となり、駆け寄ってきた。手には短剣が握られている。


オレは姿勢を低くして、傘を構える。


「スラッシュ!」


ザシュ


先にアリエスが仕掛け、ボブコブリンが体制を崩し、前のめりになる。オレの目の前にやつの顔がきた。


「アンブレラアタック!」


ドシュ!


螺旋回転の傘の先端がやつの顔面に命中し、そのまま粉微塵に粉砕した。


ボブコブリンは光の粒子となって消えていった。


後には他のより、少し大きめの黄色い魔石と短剣が落ちていた。





魔石と短剣を回収して広間の奥を見ると宝箱があった。


ミニマップを見ると、宝箱の位置に赤い光点。


・・・・ミミック?


「ファイヤーボール」


ドゴン!


ミミックは動くこともなく、光の粒子となって消えていった。


後には銀貨1枚が残されていた。


===============

コブリンダンジョン(2)を掌握しました。

===============


やっぱり、やつがいたから行き止まりの広間なのに掌握できなかったんだな。





広間を出て、三つまたの分岐のところまで歩いて、そこまでを自分の領域にしておく。これでここを他の人が見ればただの二つに分かれた道にしか見えない。部分開放で通路を残して広間だけを開放して、いろいろできる。




コブリンダンジョン(1)の先端に飛び、そこから歩いて外にでた。そのままイネルバの街の東門まで歩いて中に入り、適当な路地裏から1LDKの自宅に帰った。ふぅ、おつかれおつかれ。

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