表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
DASH  作者: Aoi/エーオーアイ
第1章
3/10

うるさい人

「はぁ。」

なんでこんな事に...。

もう泣きそうだわ。助けてぇ百乃ぉ~(泣)

「だいたいなんでこんなとこにあんたと...赤の他人なんかと一緒にいんのよ!!!

あんたでしょ!私をここに連れてきたの!!!」

「はぁ!??」

「ま、まぁ?私が可愛いから誘拐したっていうなら許してあげても...いいけど?」

「はぁぁぁ!!?」

「マジでなにいってんの!?バッカじゃない!?

そもそもなんであんたみたいなぶりっ子女を誘拐すんのよ!私なんもしてねぇし!!!」

爆発した。怒りがこみ上げてきて、堪忍袋の緒が切れた。ここまでイライラしたの始めてなんじゃないかってくらい。ま、確かに可愛いけどさぁ...

 

「あ、あっそ!可愛くない事くらい分かるし!それよりここどこ!?」

「知るかぁコンノヤロォォォー!!!」

私はこんなに口が悪かったのか。

「ひっ、酷くない!?そこまで言わんでも良くない!?」

「そぎゃ言うわ!いきなり私が誘拐したとか言い出して、知りもしない場所をどこかって聞かれて!!!当たり前だわ!」

「ごめんよ君」

「絶対反省してないよね?」

「してるよ」

「ならなによその顔は」

ニヤニヤしていた。顔が可愛いから余計に腹の立つ人間だ。

「真顔~」

「どこが真顔じゃぁぁぁ!!!それで真顔とかまともじゃねぇぇぇ!!!」

「はぁぁぁ!??」

仲は最悪。誰か助けてくれ。というか、どこのどいつだこんなやつと一緒の部屋に入れたやつは。 

こんなんじゃ元の自分に当分戻れそうにないな。

百乃に逢いたいなぁ...


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ご視聴ありがとうございます。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ