知らない場所
こんにちは。Aoi/エーオーアイです。
はじめて小説を投稿する者です。誤字脱字その他色々あるかも知れませんが、あたたかくお見守り下さい。
こちらの小説は、少々残虐なシーン、また恐怖を感じられるシーンがあります。8話目からは完全にそのような描写があります故、そのようなホラー系統が苦手な人は、ご視聴をご遠慮頂くようお願いいたします。
この物語は、ホラー(スプラッタ、サイコホラー)系統ではございますが、迫力等を感じられる(かもしれない)シーンがあります。多分。(笑)
そんなシーンに入り込んでゾクゾクしてみてはいかがでしょうか!
では、DASHをお楽しみください。
ごめんね。と言い残して去っていく少女の後ろ姿を私はずっと見つめていた。
「誰なの?なんでごめんねって言ったの?それに」
「ここ...どこ?」
気が付くと私は、見知らぬ部屋の中にねそべっていた。着ている服は見覚えがないものだった。
手元にあったスマホを取り、ロック画面を見た。
「私の始めての大親友。」
大親友とのプリクラ画像をロック画面の画像に登録していた。そのプリクラ画像には、私(百乃)と、早鶴が笑って写っていた。
「早鶴どっかにいるかも!」
そう言って私は、どこかも分からない部屋の、なんの扉もない出入口から出て、薄く綺麗な水色をした地味な廊下を探りながら歩いていった。
「ほんとここどこ?」
なぜか笑える。本当なら恐怖で溺れるようなことだが、そんな顔は無理やりでも出来なかった。
ご視聴、本当にありがとうございました。
この物語では、一人ひとりが一際特別な恐怖を抱えていることを共通点として、原点として流れを進めてきました。この物語で伝えられることは、「自分はひとりではない」ということですかねぇ。
人それぞれの解釈があることは勿論ですが、これが一番筋が通ると思うんです。
恐怖を人に伝えることで安心を抱く、そんな感じです。「皆一緒」ということも言えますね。皆が同じように恐怖を持っているというところで。
ひとりの時は、たったの1秒も、0.5秒もないのです。そのことを少しの人にでも伝えられたらなぁ...って感じでした。
でも一番は、物語をちゃんと読んで頂くことですね!(笑)