第3話&第4話
第3話
プルプルプル…
「もしもし母さん。今どこに…」
「太一、理香が深刻な病気にかかったの…」
「なんだよソレ…嘘だろ?昨日まであんなに元気だったのに…」
「ううん。それがね、白血病なの…幸いドナーがいたから助かったけど…今総合病院にいるからとりあえず来て」
「…わかった。」
自転車で夜道を走る僕は馬鹿みたいに必死だった。格好悪くって病院についたトキはよれよれだった。
「すいません。沢田理香って何号室ですか?」
「えっと、209号室です」
バッ。
「あれ?」
病院内は走らないでください。という表示を無視して走りだす。何故そこまで必死になるのか、と聞かれたら、愛してる人がいるから。と答える。エレベーターがなかなかこない。階段で行った方が早い。…ついた ガラッ
「太一。」
「理香は?」
「疲れて寝てるわ」
「そっか」
僕はまだ理香があんなになってるとは知らなかった。第4話
そうして1ヶ月過ぎた。手術は明日。僕は欠かさず見舞いへ行っている。ガラッ。
「理香。…何してんだ!」ハッ。
理香はリストカットしようとしてあいた。
カラン。
「太一、あたし…」
バッ。
「太一?」
「お願いだからやめてくれ…」
「ありがとう太一。アタシどうかしてた。」
「理香…俺…理香が好きだ…例え兄弟でも…」
「…太一ほんと?」
「ああ大好きだよ。」
「嬉しい…」
「じゃあ俺帰るよ。」
「うん、バイバイ」
次の日…
ガラッ。
「理香!…あれ?」
おかしいなあ…どこ行ったんだろう…まさか、
屋上へ向かう。
バンッ。
屋上の下を覗く…
「理香ぁ!」
下にあったのは理香。
俺が告白なんてしなきゃよかった…バタッ。




