第2話
この作品は2話です。
第2話
僕は下校中理香と1人の男が見えたので、後を付けてみたら無理やりラブホに入らされていた。大変だと思い僕は駆け出した。
「理香!早く!」
「太一!」
僕は理香を連れて近くの喫茶店へ入った。
「あれどう言うコトだよなあ理香」
「…彼がいきなりラブホの前で立ち止まってここ入ろうぜ。なんて言って来て、ゴメン…」
「あんな奴別れろ!」
「うん…でもありがとう太一。」
「とりあえず帰れ」
「うん」
このトキ理香が壊れたコトを僕は知らなかった。ある日理香は高熱を出して休んだ。母は大丈夫だと言うケドとても大丈夫そうには見えない。
「風邪移ったらいけないからどっか行ってて」
「早く治せよ!」
僕は言葉を吐き捨てでていった。放課後はヒマだった。なので友達の浅賀流真に電話をした。
プルプルプルプル…
「もしもし。流真今からどっか行こうぜ」
『おっ、いいねえ!ボウリング行こうぜ』
「じゃあこれから駅前で!」
『じゃあな』
財布をポケットにいれ、玄関をでた。
僕はルックスが悪いわけではない。ある程度モテる。でもその気ならかっただけだった。
「太一!」
流真が手を振る。
「おまえ早いよ」
「じゃあ行こうぜ」
僕らは歩き出した。ボウリング場へ、なんだそりゃ!あえて読者の代わりです。
まずフロントへ、次にシューズ選び、そしてGO!
一投目スペア。
「まあまあだな」「調子イイじゃん」
流真が投げる。ストライク!
「おまえこそ調子いいじゃん」
2ゲームして帰った。
「じゃあな」
「おう!」
ガチャ。
「ただいま…」
家に帰ると誰もいなかった。母に電話すると、衝撃的な一言をたたき付けられた。