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黒銀の魔眼剣士  作者: 神名一葉
第2章:学院三年生
41/124

なんか、色々変わったんだけど・・・

sideレイア


俺の視界に色が戻った。

戻ったんだが・・・・


「ぎゃあああああ‼︎⁉︎」


あの白い空間は、明るかったが光が無いと言うわけのわから無い空間だった。

そのため僅かとはいえ急に光を浴びた俺は目を潰された


「・・・・おい、大丈夫か?」


「ぐおおおお・・・・

まさか、普段魔法妨害に使ってる技を、俺が受けるとは・・・・・」


いや、実際はただの自爆だが・・・


「・・・・落ち着いたかレイア」


「あぁ、すまない。随分と煩くしてしまった」


「構わぬ。それで、戦女神様は何と申されたのだ?

言えぬ事であれば言う必要は無いのだが」


「いや、もしかしたら協力してもらわないといけないかもしれないからな。

話しておく」


俺は戦女神様に頼まれた『雷魔』討伐について話した。


「そうか、確かに彼奴は強い。

彼奴と戦った時、負けたとまでは言わぬが、私と引き分けたほどだからな。

あれから数百年経っている。彼奴も力を増しているだろう。

確かにお前達だけでは難しい戦いだ。私も力を貸そう」


「え、本当か?そうだと随分助かるんだが・・・・どうやって呼べば良いんだ?」


「なに、簡単だ。今は廃れたようだが、数千年前には魔物と人が同意の元行う契約があってな。

それを行う。加護とステータス、もしかしたらスキルにも影響が出るかもしれんが、

悪くはならない筈だ。それに契約すれば私と連絡が取れる。

その契約を行うぞ」


確かに凄いし便利だけど


「俺はそんなスキル持ってないぞ」


「構わぬ。【龍魔法】で契約可能だ。では、始めるぞ。

『我・・・・・・」


「・・・どうしたんだ?」


「いや、この後に名を言わねばならんのだが、名を持ってないのでな。

詠唱が続けられんのだ」


致命的じゃねぇか‼︎


「ふむ・・・・レイア、名を付けろ」


「え、俺が⁉︎」


「うむ、変なのをつけたら八つ裂きにするからな」


責任重大だな、名前がダサかったら俺死ぬのかよ⁉︎


「・・・・・いや参考になるものが無くてどうにもならないぞ」


「人の名で構わぬ」


そう言われてもなぁ・・・・


「じゃあ単純だけど、『ナイト』でどうだ?」


「うむ、変じゃないから構わぬ。では続けるぞ。

『我、古代龍『ナイト』の名において、人間、『レイア・ドライア・ナイトヴァンス』に契約を求む』

レイア、適当に同意の言葉を言え」


「わかった。『俺、『レイア・ドライア・ナイトヴァンス』は、古代龍『ナイト』との契約に同意する』」


次の瞬間、勝手に俺のステータスが開かれた





名前:レイア・ドライア・ナイトヴァンス

種族:人間

年齢:14

性別:男

称号:封印の番人

レベル:32

HP:2150/2150

魔力:720/720

攻撃:1280

魔攻:330

防御:720

魔防:210

俊敏:630


スキル:【両手剣LV6】【分析】【火魔法LV4】【光魔法LV4】【念話】【恐怖耐性LV2】


固有スキル:【魔眼王】【救済者】【龍魔法】


カーススキル:【色欲】


加護:【剣神の加護】【聖神の加護】【戦女神の溺愛】【魔法神の呪縛】【古代龍との絆】





・・・・これは、相当上がったな。主に魔法関連が

けど・・・


「ナイト、魔法関連のステータスが上がって、【龍魔法】増えたんだけど・・・」


「そうか、珍しい例だな。まぁ、悪いものではない筈だ」


「いや、それは分かるんだが、取り敢えずこれ見てくれ」


俺は自分のステータスを見せる。

これで俺の魔法関連のステータスが、上がって尚悲惨だということが分かるだろう


「なに⁉︎おいレイア、どういう事だこれは⁉︎」


「いや、俺に聞かれても・・・・」


どうせ【魔法神の呪縛】のせいだろ


「なぜ私が『使者』でお前が『溺愛』なのだ⁉︎

一体戦女神様に何をしたのだ⁉︎」


「そこかよ⁉︎」


全然着眼点違ったし‼︎


「・・・なんか、急に疲れたし、帰ろう」


「うむ、送って行くぞ。【人化】解除!」


ナイトは【人化】を解き、龍に戻ると俺を乗せて再び空へ発った。


「ぎゃああああああああ‼︎‼︎助けてぇぇぇぇぇ‼︎‼︎」


・・・・空は苦手だ。もう飛びたくない。

俺はこの悲鳴と共にその気持ちを吐き出したのだった。

ついでにゲロも











「うっ、おえええええ」


「うわっ、汚いぞレイア!吐くな!臭い!」


「し、しょうがないだろ、ただでさえ空飛んでて吐いたのに、

それに加えて馬車とか、死ぬわ‼︎」


本当に厳しい。


「・・・レイア、だいじょう、ぶ?・・・治そう、か?」


戻ってから変化があった事といえば、妙にアヴァールがベタベタしてくる事だな。


「いや、大丈夫だ・・・・ごめん、やっぱり無理だ。ちょっと横になる」


「ん・・・・どうぞ」


アヴァールが正座して膝を指差す。


「・・・・なんだ?」


「ん・・・ひざ枕、どうぞ」


アヴァールがやや短いスカートから僅かに覗く太腿を見せて言う。

・・・・後ろから突き刺さる氷点下の視線が痛い。

そして俺を見上げてくるアヴァールの視線に熱がこもってる気がする。


俺はアヴァールの熱い視線に、そして眠気と吐き気に耐えきれず、

そのままアヴァールのひざ枕で眠ってしまった。


それから馬車に揺られて暫くして、俺たちはエッジの故郷、『エルガーの里』に着いた・・・らしい。

寝てたから知らないけど


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