1/4
Cold, Before the Crown
作者の体調は完全には回復していませんが、再挑戦します。暖かく見守ってください。更新未定、連載未定の見切り発車連載です。
ずっと、火のない暖炉の傍で、それらを見ていた。
独りぼっちで窓際に座り、光り輝く街を見るのが日課だった。この力を”使うな”と言われて、それを守って来た。それが正しいことだと信じて、
でも、あの日、気づいてしまった。
あの光は私を助けることも、導くこともしない。私を蚊帳の外に置いて、私をいらないものと放り出して、必要なものだけを包み込んでいる。
そんな彼らの言葉を、どうして私は守っていたんだろう。
一生、此処にいるだけなら、独りぼっちで朽ちてゆくだけなら――――――――最期に、盛大に巻き込んで死んでやろう。そうしたら、きっと最期の私は、私らしく死ねる。
”魔女”として死ねるのだ。
私は初めて、その瞬間を心待ちにした。




