この一枚に描く恋
真っ白な紙一枚
描く空の色は
澄みきった青色なのかな
気持ちのいいくらいの青い色なのかな
今まで見たことのある色を使うのは
あたりまえのことだけど・・
それとも、偶然に見つけた
もっと素敵な色の存在を知れば
それを使うべきか
もしも、
もう一枚、紙が存在していて
何を描いてもいいということなら
同じように空の色を描くのだろうか
それとも
別の何かを
思いっきり描くのだろうか
すれ違い・・
恋のすれ違いの午後
このまま待っていても
時間だけが通りすぎてゆく
こんなときは歌詞に頼らず
励ましてくれる直球的な歌が聞けたらいいのにね
楽しませてくれる、
そんな都合のいいモノは見つからないだろうし
どこの店を探しても出会うことはないんだろう
仮に
キミがいいと言ってくれた色を使って描いたモノに
キミは喜んでくれるのだろうか
喜んでくれるだけのために
ただ描く僕でいいのだろうか
何か足りないものがあれば
すぐに見つけに行く勇気は
この僕にあるのだろうか
明日の僕なら、それがあるのだろうか