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「プロローグ
世界は不意に終末を迎えてしまった。
それは、いつもと変わらない、いや、少し変わったことがあるとしたら今まで研究していたある発明品の試運転だった。
俺たちはこの日本を囲む謎の壁、それを破壊して外の世界を見に行く。それが目標だった、それがパンドラの箱となるのかもしれないがかつての熱意に従って動いていた。
難しいことはよく分からないから、とりあえずものすごく強力な兵器で壁を破壊をすると風にいつのまにかなっていた。
まぁ、今となっては本当にどうでもいいことだった。あくまで俺はあの日から止まったままなんだから。それだったらかつての熱意を抱き続けた方がいいのではないかと機械的に思い俺は研究に身を費やした。