人魔学園 ‐ニューエイジマン‐ 第一話とそれ以降の各話のあらすじ。
西暦2052年、晩春。
沖縄県石垣市の遥か上空の宇宙より、巨大隕石が落下した後、それは尖閣諸島に根付いた。
エメラルド色の葉をつけた、黄金の根幹を有する大樹。
この黄金の大樹は、光合成で酸素を放出する代わりに、銀色の瘴気を放出する。
その銀色の瘴気が、摩訶不思議なエネルギー物質だと判明したのは、日本政府が派遣した調査隊の証言からだった。
「葉の採取の途中、瘴気がパンに変化した」
「そのパンが砂金に変化した」
「砂金は燃えた後に氷になった」
「氷は瞬時に蒸発して、銀色の瘴気に戻った後、空気中に四散した」
など、地球上に類を見ないエネルギー変換能力があった。
このエネルギー物質に目をつけた中国政府は、尖閣諸島の領有権を主張し、日本に対して黄金の大樹の引渡しを要求する。
翌週、日本政府が拒否したこと、さらにエネルギー物質の不法採取を理由に中国政府は、
米軍基地のある沖縄県、長崎県、山口県を除いた西日本への空爆を電撃的に決行。
国連から非難を浴びるも、中国政府は日中の領土問題を掲げ、空爆の正当性を主張した。
日中戦争の開始から一ヶ月後。
中国軍が西日本全土を占拠した頃、米国は日米安保条約に基づき、軍事支援を開始した。
ただ、対価として日米尖閣諸島共同領有宣言の締結と大樹のエネルギー物質を軍事転用した、
自律駆動型軍用兵器、アムノイド(Autonomous Military Metal Mata)の共同開発があった。
このアムノイドが開戦から半年後に実戦投入されると、劣勢を強いられた中国軍はロシア、イギリス、アジア、アフリカ諸国など百カ国以上と大樹のエネルギー物質の共有と引き換えに、中ロ英を主軸とするAEU連合(Asian&EU)を結成。
対する日米はフランス、ドイツと軍事同盟を結び、戦争勝利後の世界、その秩序と管理を目的とするOWG連邦政府(oneworld Global)を設立。
東日本の陸海空を防衛する中部防衛戦線を張り、AEU連合軍と互角以上に渡り合った。
その一方で、市街地の戦火は苛烈さを増していた。
日本の総人口は1000万人にまで減少。
政治、経済は混乱し、警察、医療などの公的機関は崩壊。
OWG連邦軍が暫定統治するほど東日本は荒れ果てた。
そして戦局の進展がないまま、5年後の世界。
沖縄県石垣市の遥か上空の宇宙より、巨大隕石が落下した後、それは尖閣諸島に根付いた。
エメラルド色の葉をつけた、黄金の根幹を有する大樹。
この黄金の大樹は、光合成で酸素を放出する代わりに、銀色の瘴気を放出する。
その銀色の瘴気が、摩訶不思議なエネルギー物質だと判明したのは、日本政府が派遣した調査隊の証言からだった。
「葉の採取の途中、瘴気がパンに変化した」
「そのパンが砂金に変化した」
「砂金は燃えた後に氷になった」
「氷は瞬時に蒸発して、銀色の瘴気に戻った後、空気中に四散した」
など、地球上に類を見ないエネルギー変換能力があった。
このエネルギー物質に目をつけた中国政府は、尖閣諸島の領有権を主張し、日本に対して黄金の大樹の引渡しを要求する。
翌週、日本政府が拒否したこと、さらにエネルギー物質の不法採取を理由に中国政府は、
米軍基地のある沖縄県、長崎県、山口県を除いた西日本への空爆を電撃的に決行。
国連から非難を浴びるも、中国政府は日中の領土問題を掲げ、空爆の正当性を主張した。
日中戦争の開始から一ヶ月後。
中国軍が西日本全土を占拠した頃、米国は日米安保条約に基づき、軍事支援を開始した。
ただ、対価として日米尖閣諸島共同領有宣言の締結と大樹のエネルギー物質を軍事転用した、
自律駆動型軍用兵器、アムノイド(Autonomous Military Metal Mata)の共同開発があった。
このアムノイドが開戦から半年後に実戦投入されると、劣勢を強いられた中国軍はロシア、イギリス、アジア、アフリカ諸国など百カ国以上と大樹のエネルギー物質の共有と引き換えに、中ロ英を主軸とするAEU連合(Asian&EU)を結成。
対する日米はフランス、ドイツと軍事同盟を結び、戦争勝利後の世界、その秩序と管理を目的とするOWG連邦政府(oneworld Global)を設立。
東日本の陸海空を防衛する中部防衛戦線を張り、AEU連合軍と互角以上に渡り合った。
その一方で、市街地の戦火は苛烈さを増していた。
日本の総人口は1000万人にまで減少。
政治、経済は混乱し、警察、医療などの公的機関は崩壊。
OWG連邦軍が暫定統治するほど東日本は荒れ果てた。
そして戦局の進展がないまま、5年後の世界。
俺は軍団を作る
2019/12/29 14:42