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マギ! マギ! マジック!  作者: 嘉和尚武
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No.5




 No.5



 「いただきます」


 俺は手を合わせ。目の前の食事に手を着けようとする。


 「前から不思議に思ってたけど、その『いただきます』ってなに? それにその合わせた手」


 すると同じように食事の席に着いていた。ノイッシュ母さんと同じ流れるように長い緋色の髪(スカーレットヘアー)に、猫科の動物を思わせるややつり上がった深紅の瞳。全身これ赤と、自己主張するかのような赤い色を基調とした服。さらに名前まで『ルージュファリス』と言う『赤』と言う言葉が入った徹底ぶりの赤大好きなこの九歳の少女が、今の俺の姉。ルー姉だ。


 「んー。いただきますは感謝の言葉だよ。食材となってくれたものへの言葉。それらの食材を作ってくれた人たちへの言葉。その食材を料理として美味しく作ってくれた人への言葉。それでこの手は『合掌』って言って、相手に対して敬意を表す仕草だよ。この手の形をすると暴力とか振るえないでしょう」


 と、言うようなことをお坊さんの説法で聞いたことか有る気がする。まあ、間違っていても概ね間違いは無いだろう。


 「祈りの言葉でもいいじゃない。あとその格好からでも攻撃できるわよ。上から打ち落とすとか。蹴り込むとか」


 合掌した手をチョップのように撃ち下ろす。その仕草に後ろで控えていたシェルティが、多少の会談はなら許すが、それは許されない行為だとルー姉に注意する。ルー姉もシェルティの言葉に素直に従いその手を下ろし。食事を続ける。


 「祈りの言葉は長いでしょう。これなら『いただきます』だけで済むし。言葉が言えなければ『合掌』だけでも良いんだよ。簡単で誰でもできるよ」

 「なんたか祈りって感じがしないわね。神様たちももっとちゃんとしたのが良いって言うんじゃないかしら?」

 「その辺は平気だって。この間ザーム牧師が来たときに聞いたら『祈りや形は形式的なもの。その言葉や態度に真摯な想いが籠められているなら、神々もきっとお喜びになるでしょう』、だってさ」


 この世界には『聖神教』と言う宗教が存在する。内容的には神々に感謝しましょうと言ったものだ。

 そして聖神教には牧師と言う役職の人が各村や町には必ず一人は居て、冠婚葬祭や子供たちの勉強や教養を教えたりする人でもある。


 「ザーム牧師が言うんじゃ良いのかしら? それにしてもデュオよくそんなことを知ってるわね」

 「書庫に有る本に載ってたよ。ルー姉も剣を振り回すばかりじゃなくて、本を読んだら? 魔法騎士(マギナイト)になるんなら武力だけでなく。知識も必要だと思うよ」

 「…………考えとくわ」


 ルー姉は活動的で快活的と言えば聞こえは良いが、がさつで大雑把な性格と言う方の方がいい気がする。

 基本的に力押し。細かな事は苦手。口より先に手が出る。と言う性格だ。

 前の俺の時には姉はいなかったから、世の姉全てがこうではないと思いたい。

 しかしながらこのルー姉と言う存在は、俺達兄弟の中では『君臨者』と言う位置付けが立ってしまっている。まあ、時々逆らうがな。

 そんなルー姉だが、こと魔法騎士(マギナイト)の事に関しては素直に忠告を聞く。それほどまでに憧れの存在と言うことなのだろう。

 最も聞くことはしても実践することは希だが……。


 「へぇー面白い作法だね。何の本に載ったいたの、デュオ?」


 勉強をすると言うことに苦虫を潰したような表情をするルー姉。

 そんなルー姉の代わりに会話に参加してきたのは、夜明けの光のように輝く山吹色の髪(サンライトイエロー)。小顔で線の細い体。碧眼の瞳はややタレ目。それは眠そうとかではなく。常に絶やすことのない優しげな微笑みのようである。

 この両親の良いところを総取りしたかのような、この六歳の美少年。それが『アルブレヒト』。アル兄だ。


 「『カンパネルの東方旅行記。~いくぜ未知の食材探し。食い倒れ旅情編~』って言う道中文だよ。東の海を渡った先にある島国に『和国』って国があって。その国の話の中にあった作法だよ」


 これは事実だ。さすがに俺も後々矛盾しそうなものは、人前では控えるようにしている。


 「旅行記かぁ…。さすがに僕はそっち方面は読まないかな」

 「結構面白いよ。アル兄が好きな冒険記じゃないけど。自分達の知らない知識や常識にわくわくしたり。感心したりも出来たね」

 「そうなんだ。うーんどうしようかな。一度読んでみようかな……」

 「さわりの文くらいまで読んでみれば? そこで興味が出なければ止めれば良いんだし」

 「そうだね。そうしてみるよ。デュオ他にもおすすめある?」

 「うーんそうだな。アル兄が好きそうなものだとーーー」


 アル兄はルー姉と真逆と言った性格だな。内向的でインドア派な趣味。

 しかし読んでいる本の系統が『冒険活劇』であることから、真逆とまではいかなくとも。その内に秘めているものは『男のロマン(熱き想い)』を持っているのだろう。

 だが自分の気持ちをいささか押さえる傾向があるようだから、きっと将来はこの『ロッソストラーダ』家を継がなくてはと言う思いをすでに持っているのだろうと思う。

 俺としてはのんびりと暮らせるのなら、二人とも外に出ていっても意向に構わない。それを押し付けられたとは思わないし。寧ろなに不自由のない生活が手に入ると言うなら手放しに喜ぶ事だろう。


 ……今度それとなく言ってみるかな?


 そうした朝の朝食を取りながらの歓談が続く中、我らが暴君ルー姉がその力の一分を振るってきた。


 「なによアル。食べ残しがあるじゃない。もうしょうがないわね。私が食べてあげるわ」


 ルー姉はアル兄になんの確認もしないまま、アル兄の食器に載っていた料理をヒョッイと匙で掬い。そのまま口に運んでいった。


 「……あ」


 それを呆然と見送るアル兄。

 その常に絶えることの無い微笑みに陰りが差す。

 加えて言うなら、最後の楽しみに取っておいたおかずを横からかっさらわれたかのような表情であった。


 「ーーーんぐっ。なに?」

 「……んん。なんにも……」

 「なによ。はっきりしないわね」


 そりゃあ言いたくても言えんだろう。アル兄の性格じゃ。

 楽しみに取っておいたおかずを無断で取るんじゃねよ、とか。アル兄がそんな言葉を言えるわけがない。


 口ごもりながらもチラチラとルー姉を見るアル兄の態度に少しイラつくルー姉。


 シェルティが注意せずに黙っている以上は、自分達で解決しろと言うことだ。ノッシュ母さんはのほほんとして当てにならない。


 ハァ、しょうがない。俺がルー姉に注意をするか。


 「ルー姉。いくらなんでも人の皿の上にあるものを無断で持ってくのはどうかと思うよ」

 「ちゃんと断りなら入れたじゃない」

 「アル兄は一言も食べて言いなんて言ってないでしょう」

 「最後まで食べてないんだから残すと思ったのよ。残すくらいなら食べた方がいいに決まってるでしょう」

 「ルー姉みたいに好きなものを最初に食べる人もいれば、最後に食べる人もいるんだよ」

 「だったら食べるって言えばいいじゃない!」


 俺の言葉に少しヒートアップするルー姉。


 人は誰しも自分と同じ考え事をしてるんじゃないんだよ、ルー姉。


 それを子供の彼女に言っても理解できるかは分からないが、言葉を噛み砕いて伝える。


 「ルー姉もおかずが残ってるからって勝手に持ってかれたらどう思う?」

 「私のお皿から? 物によるけど」

 「じゃあ好きなもの」

 「ブッ飛ばすわ! 何でわざわざ好きなおかずを取られなきゃいけないのよ!」


 暴力に訴えなさんなや。対話しろ対話を。そのうち脳筋女と呼ばれるようになるぞ。


 「つまりルー姉は、今アル兄にそう言うことをしたんだよ」

 「だったら言えばいいじゃない。最後に食べるって」

 「それを言う前に持っていったのはルー姉。アル兄もルー姉に食べないでと言わなきゃいけない部分はあったけど。アル兄の言葉を聞かずに持っていったルー姉も悪いと思うよ」

 「……なによ。もう食べちゃったわよ……」


 俺の言葉でさすがに自分か悪いことをしたと自覚したようだ。

 自分の中の皿は既に空。返したくても返せない。


 「いいんだよ、ルージュ姉さん。僕がきちんと言えなかったのが悪いんだから。デュオもありがとう。僕のために言葉を言ってくれて」


 まだいつもの微笑みとは違うが、アル兄は気にするなと言う。


 まったく。気が弱いと言うか。押しが弱いタイプは変なところで我慢をする。そこは夕飯の時にはおかずを一品くれと言うぐらいの言葉があってもいいだろうに。


 俺は食事はゆっくりと噛みながら食べるタイプであるから、まだアル兄が食べたかったおかずは残っている。

 俺はそれを匙で掬い。アル兄の皿の上に置く。


 「デュオ?」

 「ボクの方にまだ残っていたからね。それはアル兄が食べてもいいよ」

 「え? でも……」

 「その代わりに夕飯の時にでもルー姉からおかずをもらうから」

 「ちょっ、なんでデュオにあげなきゃいけないのよ!?」

 「じゃあアル兄にあけて。それでボクはアル兄から今の分をもらうから。そうすれば今の無断で取ったおかずは帳消しになるでしょう?」

 「私のおかずが少なくなるじゃない!」


 ルー姉が理不尽だと言うように俺に食って掛かる。


 自業自得と言う言葉を知ろう、ルー姉……。


 俺はため息一つ吐き。事の成り行きを見守っている人達に意見を聞くことにした。


 「ボクはこれが妥当だと思うけど。ノイッシュ母さんやシェルティはどう思う?」


 俺の言葉にシェルティが一歩前に出てきて。


 「デュオさまが仰られたように、ルージュさまの行いは家族内であるならば、まだ許される行為でありますが。流石にアルさまからご許可を頂かず。副食を持っていくのは、はしたない行為であると思われます」

 「うぐっ…」

 「アルさまもまた、ルージュさまに副食を持っていかれたのであれば、デュオさまのように交渉事を行って頂き。不足された分を取り返して頂きたいところでありました」

 「……はい」


 シェルティの言葉に反省するように項垂れる二人。


 「そしてデュオさま。お二人に対しての采配は見事だと思われます。ご姉兄弟(きょうだい)内で見事解決されたこと。感服の至りでございます」


 あ、いや、そんなかしこまんないで欲しいな……。俺は目上として、ああいや、今は一番下か。ん? そう思うと今のやり取りは不味かったか?


 「すごいわぁ。デュオが牧師さんの様にまとめ上げたわよシェルティ!」

 「そうでございますね奥さま。このところのデュオさまのご成長は目覚ましく。お喜びの限りでございますね」


 不味かったようだ。

 確かに考えれば三歳児があんな采配をとる方がおかしい。


 子供らしく振る舞うって言うのは以外と難しいな。いっそのこと吹っ切れて、()らしく振る舞った方が楽なんだろうか?


 「そうね。ルージュは私に似てくれたけど。一族の方の血は引いてくれなかったし。アルも私たちに似てくれたけど、ユーリの方に血が濃かったようなのよね」

 「あの主人(クソ虫)は生命力と繁殖能力が高いあの虫と同じです。奥さまの一族は出産率が低いので、その辺りはある意味賞賛いたしますが……」


 なんか二人の会話はいつの間にか別の話しに移っていた。いや微妙に俺達の事か。

 そしてユーリ父さんはゴ〇ブリ扱いされていた。


 一人見かけたら三十人もいるか、うちの父親は? もしそうなら、なんか嫌だな。


 「デュオは面白い子よね。私たちには似なかったけど。一族の血を受け継いでくれたのよね」


 おい!? ちょっと待てノイッシュ母さん! 人が敢えて自分の容姿について語らないでいたのに、なにを言おうとしてるんだ!?


 「ちょ~っと私たちとは似てない顔だから。生まれた時は、ああこの子も受け継いでくれなかったのかなぁ、なんて思っちゃっけど」

 「私としてはなんと言うか……そこはかとなく、味のある顔だと思います」


 おい! シェルティ! その表現は誉められている感じがしないぞ!


 「のっぺりとした顔立ちに黒髪黒目。目筋鼻筋は、まあ、整ってるほう? ああ! そう言えばお祖父様がそんな感じだったって聞いたことがあるわ」

 「隔世遺伝と言うやつでしょうか?」


 もうこの二人好き勝手に言っててくれ……。人がどうにか回避しようとしていた話を暴露しおってからに……。

 ハァ、まあ、と言うわけだ。デュヴェルオブリスはこの顔面偏差値がやたらと高い家族の中で、日本人顔を持って生まれてきた。

 童話でアヒルの家族の中に白鳥の子が混ざっていた話があるが、俺の場合は白鳥の家族の中にアヒルの子が混ざっていたと言うような感じだ。

 そしてノイッシュ母さんが『一族の血』と言っているのもついでに説明しておこう。

 この世界には四つに分類された種族の話をしたのを覚えているだろうか。

 人族。精霊族。獣人族。魔人族。この四つの種族だ。

 この世界に生きる人達はこの四つの種族の内、どの種族かの特徴が現れる。

 人族は地球の人間と変わらない容姿をしている。

 精霊族はファンタジー世界で言うところのエルフやドワーフ。人とほぼ同じ容姿をしているが、特に違うのは感覚が鋭敏だったり。肉体が頑強だったりとしているところだ。

 獣人族は体のどこかに獣の特色を表している。主にケモノ耳やしっぽが特徴的だろう。

 また獣人と言うだけあって身体能力は物凄く高い。

 最後に魔人族は頭に『王角(ホーン)』と呼ばれる角を生やしている。

 男性は背が高く。ムキムキマッチョの人が多く。女性は逆に背が低く。ナイスバディが多いらしい。

 そんな四種族がいる世界で(うち)では、ユーリ父さん。バルガス。ルー姉。アル兄が人族に入る。

 シェルティは以前言ったように獣人族だ。

 そしてノイッシュ母さんが精霊族。その中の『妖精族』と呼ばれる一族の出の人だ。

 妖精族はその見た目が幼い。

 それは種族特性のせいで、生まれてから幼年期から青年期の間に見た目が固定される。ノイッシュ母さんの場合は、十六~七才ぐらいの見た目だ。

 更に妖精族はその背に昆虫のような翅を持つ。

 ん? ノイッシュ母さんにそんな翅は見当たらない? 

 それはその通りだ。どう言う人体の神秘なのかは知らないが、妖精族の翅は体の内に仕舞え、出し入れ自由。

 以前ノイッシュ母さんの翅を見せてもらったことがあるが、揚羽蝶のような赤を基調とした大きな綺麗な翅だった。

 そしてここまで語ればわかるとは思うが、俺はそんなノイッシュ母さんの妖精族の血を、ただ一人受け継いでいる。

 自分では見たことがないからなんとも言えないが、みんなから聞いた話では、俺の背にはカブトムシやセミのような透明な小さな翅を持っているそうだ。

 妖精族の翅は退化してい羽ばたいて飛ぶことは出来ない。まあ広げてハンググライダーの様に滑空することぐらいは出来ると言うこと。

 しかしだからと言って今の俺の翅の大きさではやろうとも思わない。

 と、言った説明で、俺の容姿に関しての事柄は忘れてくれているとありがたい。


 ……もう少し両親の要素をこの顔に受け継いで貰いたかったな。


 自分の顔が良くならないかと少し玩んでいると。


 「デュオごはん食べ終わったの?」

 「終わったよ」


 俺が手を合わせ「ごちそうさまでした」と言い終わると、ルー姉は俺の手を掴み。


 「じゃあ行くわよ!」

 「え!? ちょ、ちょっと待って!? 行ってどこへ!?」

 「こんな天気が良いんだもの。外に出掛けないでどうするの?」


 それだけ言うと、あとは着いてきなさいと言うようにルー姉が俺を引っ張っていく。


 「ルージュさま。午後より勉強のお時間がございます。お昼のお食事までにはお戻り下さい」

 「…わかってるわ」


 シェルティからの言葉に遅れぎみに答えるルー姉。

 俺はこれに、ああすっぽかす気だな、と思った。

 そして俺を連れていく理由が俺をダシにして、午後の勉強を無しにしようとしてるんだとも思った。

 俺は直ぐ様アル兄にも協力して回避をしようと目論むも。


 「あは…」


 アル兄は爽やかスマイルでかかわり合いたくないと言うように手を振って、別の出口から部屋を出ていこうとしていた。


 ああッ!? さっきおかずやったのに逃げたぁあああああ!?


 「ほら何してるの! 時間がもったいないわさっさと行くわよ!」

 「やめ!? ボク行くなって一言もーーーうわぁああああああ!!」


 俺は引きずられるようにしてルー姉に連れ去られていった。


 「……生まれてからは大人しい子だったけど、ここ一年でずいぶんと変わったわね」

 「……はい。まるで別人のようなお変わりようになりました」

 「あの子の中で何があったのは分からないけど。あの子が私の子供で有ることに変わりはないわ」


 騒がしかった食卓が一気に静まり返った場所で、ノイッシュは先程まで居た自分の子供に対する思いの変わらなさを口にする。

 それに対してシェルティも同意するように頷くのであった。


 「やあ、みんなおはよう。あれ? 子供達は?」


 シェルティのいつもの仕置き(制裁)から復活したユーリが食堂へと来ると、そこには妻とメイドしかいないことに気がついた。


 「お子さま達は皆食事を終えられ、各々の行動をされている。主人(貴様)もとっとと食事を済ませ。自分の仕事に取りかかれ!」

 「は、はい!」


 シェルティが鋭い目付きと口調で言うと、ユーリは条件反射のように敬礼をして食卓に着き。食事を始める。その様子をにこやかに眺める妻、ノイッシュ。会話がないが二人だけの会食が始まる。

 シェルティはそんな二人のほのぼのとした空間(雰囲気)に苦虫を噛み潰したような表情となり。


 「ーーーッチ!」


 思いっきり舌打ちをして、二人のなかを邪魔していたのであった。














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