うたたね
うたた寝かも
うた寝かも
うたたた寝かも
しれないくらい
曖昧で
曖昧されて
曖昧になる
カケラの時間
微睡んで
記憶をなくして
目を開けて
再起動して
一秒前の自分のことが
起きていたのか
眠っていたのか
確認できないくらいなのに
でもいいか
そんな言葉でごまかして
もう一度
目を瞑る
暖かい窓辺の向こうは
白く冷たい夢の世界
ほんの少しの気持ちだけ
そちら側に寄り添って
ほんの少しの気持ちだけで
暖かさを共有したつもり
ストーブに向けた体の音が
やけにチリチリ気になった
眠いよね。
ありがとうございました。