仲間がいる幸せ
『…ねぇ、私も隠れんぼに混ぜて。』
『……ごめん。もう終わっちゃたから。』
私が離れると、また隠れんぼを再開した。
『終わった』と言うのは嘘。
理由は1つだけ。
私を、混ぜたくなかったから。
その後も何人かに声をかけた、でもみんな無視したり、私を避けたりした。
私には友達なんて1人もいない。
やっと友達ができたと思ったら、その友達を傷付けてしまっう。
調子に乗ると絶対に誰かを傷つける。それが私の悪い癖だ。
だから私は、『友達が居ない方がいい』なんて事を自分に言い聞かせた。
でも、やっぱり辛い。
流石に、心が一杯一杯になった時は家でずっと泣た。
そして月日が流れ、私は中学生になった。
中学校生活では、私の人生が急変してしまった。
私の周りにはいつも3人の友達がいる。
とっても物知りな子。ゲーム好きな子。小説を書くのが好きな子。
みんなそれぞれ違うのに、何処と無く似ている。
不思議なこともあるんだね。
でもそのおかげで私は3人の大切な友達ができた。
今はとっても楽しい。
…………ずっとずっと、中学校生活がつずいたらいいのにね。
もし昔の私に会えるのなら、笑顔で伝えたい。
『……辛いかもしれないけど、今は頑張ってたえて。……そしたらきっと、いい友達ができるよ。』