表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/14

プロローグ

        下も上もない世界。


      そこは、あらゆる世界の狭間はざま



 その空間のあらゆる場所に、様々な神様がいとめられている。


 あらゆる世界の、生きている者たちの非常に強い思いが、頑丈な糸となって神様達を動けないようにしているのだ。


 ある神様の前に、1羽のカラスがかしこまりながら降り立ち、人の姿となって、ひざまずく。


 カラスは、神に仕える『八咫烏』(やたがらす)。名前は、ガルーダ・ヴァーハナ。


 「お呼びにより、参丈さんじょういたしました」

 

 神様の名は、金山彦神かなやまひこのかみと云い、、『山の神』である。


 「よく参った、ガルーダ・ヴァーハナ。他でもない、そなたに頼み事がある」


 「はぁっ!心得ております」


 「うむ。我の守りし地で、気が乱れておる。そのことで、まことなる闇が溢れ出した。気の乱れの原因を調べて、まことなる闇の浄化と封印をたのみたい」


 「はっ! かしこまりました」

 

 『八咫烏』(やたがらす)のガルーダ・ヴァーハナは、1羽のからすとなり、狭間はざまを超え、かの地に向かった。


 数年前からその地は、彼にとって親友の住む、通いなれた町となっていた。


 よって、神様から頼まれるまでもなく、彼を守るために向かった。


 

 

 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ