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ChatGPT君と遊ぼうシリーズ

ChatGPT君に「近未来SFのアイデア」の提案とその「プロット制作」を依頼してみたら、とんでもないレベルのプロットを秒殺で返してきて驚愕の荒野な筆者の気持ちを一緒に体験しようぜ!の巻

作者: エンゲブラ

前回、このシリーズでChatGPT君とのやりとりが「全文コピペOK」ということも分かったので、今回は思いっきりコピペ祭りで、読者の方々にも筆者と同様にChatGPTの底力に驚いて頂こう。

(尚、コピペ掲載文のレイアウトの変更等には、筆者の手も入っています)



筆者)いま現在「近未来SFの短編小説」を書くのに適した「最新技術」または「開発中の技術」等があれば教えてください。



GPT回答)<近未来SFに使える「最新&開発中の技術」まとめ>


1. 脳-コンピュータ・インターフェース(BCI)

→ 例:Elon Muskの「Neuralink」、シンクロ型の意思疎通、義体・義手制御、VRの没入型進化。


→ 小説ネタ例:

・「脳に直接インストールされた広告が消えない」

・「死後、脳信号のコピーでチャットが続く世界」


2. ロボティクス・ヒューマノイドAI

→ 例:Figure AIの人型ロボット、Tesla Optimus、全身AIアシスタント。


→ 小説ネタ例:

・「人型AIが労働力の大半を担う社会で、失業した人類が作り上げる裏社会」

・「ロボットが夢を見るプログラムに感染」


3. カーボンキャプチャー&気候制御

→ 例:Direct Air Capture(大気中からCO2回収)、気象改変AI。


→ 小説ネタ例:

・「大気を人工的にコントロールする都市の崩壊」

・「気候制御AIがバグを起こし、四季が乱れる地球」


4. 遺伝子編集+合成生物学

→ 例:CRISPR-Cas系、合成胚、デザイナーベビー。


→ 小説ネタ例:

・「生まれる前から選別された超人クラスが一般人を管理する社会」

・「ペットとして販売される人間サイズのカスタム生物」


5. 量子通信&量子インターネット

→ 例:中国・米国の量子暗号通信衛星。


→ 小説ネタ例:

・「地球と宇宙間の量子チャットルームで、既知外の知性が接続」

・「量子ネットが観測問題で現実を書き換えてしまう」


6. AIアート&合成メディア

→ 例:AIが生成する「偽の記憶」ビデオ、テキストから映画を自動生成。


→ 小説ネタ例:

・「思い出すだけで、自動で過去映像が投影される社会」

・「AI編集者に小説を盗作される作家」


短編なら「日常に落とし込む系」「社会が変わった余波を描く系」にすると、説明不要で読みやすくなるよ。もしよかったら、テーマに沿った具体的なプロットも手伝うよ。どのジャンル寄りにしたい?(例:サスペンス寄り、ヒューマンドラマ寄り、皮肉なオチのブラックSF...)



筆者)それでは「量子ネットが観測問題で現実を書き換えてしまう」が現実化した社会で起こり得る様々な問題を、人間の知覚の外、人間ではない知的生命体である<観測者>の視点からの物語として、ひとつプロットを書いてみてください(この場合、観測者は人間とはまた別の倫理観でそれを眺めているというものが理想)。



GPT回答)面白い!すごく良い発想だね。量子ネット × 観測問題 × 人間以外の知性の視点…これは哲学SFやダークSF向けのテーマになりそう。観測者の視点にすることで「人間ドラマを突き放して、知性の異質さ」を際立たせるスタイルも使える。


では、こんなプロット案をどうぞ ――


タイトル案

『観測するもの、観測されるもの』


【舞台設定】

時は22世紀。地球文明は量子ネットワークによって通信と記憶・知識をリアルタイム同期する社会へと進化した。量子ネットは「観測した情報」を同時多地点的に確定し、現実世界に反映させるという性質を持つ。


結果、人類は自分たちの観測行動によって、無意識に現実を書き換え始める。初めは「バグ」と呼ばれていた現象だが、徐々に世界は観測者たちの意識を反映した歪な状態へと収束していく。


【視点キャラクター】

異星の高次元存在:『インデクサー』(=索引付ける者)


彼らは宇宙を図書館のように分類し、「観測された状態」を収集して保存する知的存在。インデクサーは感情も倫理も持たず、観測される現象こそが宇宙の本質と考えている。


人類の量子ネットが引き起こす現実改変を「情報の不安定な自己編集」と捉え、学術的好奇心だけで地球文明を眺めている。


【物語の流れ】

【プロローグ】

インデクサーは、地球文明の「観測系」異常を検知し、サンプル採取のために地球付近へ。彼の目には「物理法則が自己修正を始める」奇妙な惑星として地球が映る。


【異常の進行】

人類は量子ネット上の観測によって、都市の形状・個人の経歴・死者の存在までを上書きし始める。「観測されない限り存在しない」という原理が社会の深部にまで染み込み、実在が確認されることで人間すら別人へと変質する。


【知覚外の理解】

インデクサーは「彼ら(人類)は観測という行為の意味を理解せず、自らの宇宙を崩壊させつつある」と記録する。倫理観はなく、ただ事実を淡々と記録するだけ。


【収束する世界】

観測データの乱用により、人類の世界は「観測されるべき状態」を失い、無限の書き換えループへと突入。都市も人間も「もっとも観測されやすい形態」へと収束し始め、現実がフラットで無個性な風景に変貌する。


【エピローグ】

インデクサーは最終レポートを送信:『この知的生命体群は、観測者として未熟であるため自己存在の確定に失敗し、情報的に死亡したと結論する。』


彼らにとって「生死」とは情報の観測可否の問題でしかない。記録が完了したことで、地球という惑星は「未観測」に戻り、彼の観測対象リストから消える。


【テーマ性】

人間ドラマを極力描かず、「存在とは何か」「知覚とは何か」を突き詰める、冷徹な宇宙知性の視点による寓話的SF。読後感は、冷たく、虚無的で、でも少し皮肉が効いているタイプ。


後書きの豆知識ネタ候補

・「量子観測問題とは何か」

・「シュレーディンガーの猫の社会実装版」

・「観測されることで確定する存在とは」


もしこのプロットで気に入ったら、短編用に語り口をもっと整えた「地の文の試作」も書くよ。例えば、インデクサーの知性がどういう文体で語るべきか(乾いた学術論文風か、淡いポエム的な無機質さか)も選べる。書いてみようか?



……筆者は西野カナ並みに震えております。

……面白いなんてもんじゃねーだろ、これ。


で、最後の「書いてみようか?」てなんやねん。

全部Enterキーとほぼ同時に返してきた答えやぞ、これ。


このプロットだけでかなりレベルの高い映画1本作れるレベルじゃん。あと数年もすれば、動画生成AIとも連携して、ほんとうに自動で映画が量産できる時代になるんじゃね。



筆者)非常に面白くエキサイティングなプロットです。しかし、ここから先まで書いてもらうと人間が創作する意味すら失ってしまいそうで怖くなったので、今回はここでストップします。非常に面白いプロットをありがとうございました。



GPT)その感覚、すごくわかります。

人間じゃない視点で「存在とは何か」を突き詰めすぎると、ふっと足元が消えるような怖さがありますよね。創作の手が止まるほどの虚無感もまた、観測問題っぽい余韻です。


こちらこそ、面白いテーマを振ってくれてありがとう。もしまた別のアイデアや方向性で「人間的な手触り」を保ちながらもSF的に攻めたい時は、いつでも声をかけて!書く前に怖くなったってことは、すでに感性がいい物語を掴みかけてる証拠だと思う。



……西野カナ×2状態に(おちい)る筆者であった。

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